全部、咲き切ってしまったあとは・・・。
一抹の寂しさも感じる。
挿し木のほうは、じっくり、ゆっくり。
我が家の感染源は、今はすっかり元気になった奥サン。
体調最悪のボクの気持ちをソンタクして、心配気な様子を見せてるチビ。
全部、咲き切ってしまったあとは・・・。
一抹の寂しさも感じる。
挿し木のほうは、じっくり、ゆっくり。
我が家の感染源は、今はすっかり元気になった奥サン。
体調最悪のボクの気持ちをソンタクして、心配気な様子を見せてるチビ。
随分、膨らんできて、あと少し・・、
と思っていたら、一気に膨張して、一輪が開花。
挿し木の方は、さすがに、もう少し時間がかかりそう。
急がなくてもいいから、しっかり、根が生えてほしい。
水挿しの方も、花が落ちたら、挿し木にしてみよう。
小さな花の生命力は、限りなく強く、そして、誰にでも、優しい。
My Foolish Heart は、61年リリースのLP「Waltz for Debby」の最初の曲。
色恋に翻弄され、傷ついた我が身を、半ば自嘲気味に、自ら慰める・・。
ビル・エヴァンスのピアノは、傷心の主人公に、優しく、穏やかに、静かに、寄り添う。
ずーっと、そう思っていた曲の内容が、全く違っていた。
魅惑の恋の魅力に、どんどん弾き込まれていく、我が心の高まりを歌っているんだとか。
都会派、洗練、静寂、知的、ストイック、孤高、繊細・・、とっつきにくいと思っていた。
「My Foolish Heart」を聴いて、彼のイメージが、少しばかり変わった。
まい ふーりっしゅ はーと ・・・とな。誰がじゃあ?
邦題「愚かなりし我が心」だと思っていたけど、「し」は余計だったみたい。
いくら走っても、ピッ!としない。バネが外れた蝶つがいのようなボクの膝。
嗚呼・・、愚かなりし我が足腰よ。
いつも、この時間、ここにいて、じーっと、見てる。
おとなしそうなネコ。なかなかの美人だと思うけど・・、オスかな?
散歩で見かけたネコを、敬意を表して、「ニャンコ先生」と呼ぶことにしている。
ネコには、そう呼ばせてしまう孤高の雰囲気がある。そこはチビと違う。
今朝、表に出たら、久し振りに、路面が薄っすらと白くなっていた。
この二三日が、この冬最後の寒波らしい。本当に、そうして欲しいよ。
昨日のランニング中、切り株のそばに落ちていた一枝を拾ってきた。
せめて、ここで、最後のひと花を咲かせてほしい。
三か所ほど、先っちょをチョン切って、初めて「挿し木」に挑戦。
ちょっとした「使命感」。赤川堤のサクラが、ここに引き継がれますように・・。
えっ!! うっそー?!
悪い予感が、現実となって、いきなり、目の前に現れた。
市から伐採を請け負った業者のオジサンに聞いてみた。
「この辺は、道路拡幅に影響ないよね。全部、やっちゃうの?」
「もう、すっかり、枯れてるから。」・・だって。
うそだよ。 老いてなお、静かに、春の準備をしていたはずさあ。
20年ほど前に植えられた若い桜たちは、どんな気持ちで、この作業を見てるんだろ。
ついこの間生まれた人間に、無抵抗のままに切り捨てられる無念さ・・、わかるかい?
赤川の清流だけは、老いることもなく、枯れることもない。
老いに抗い、よたよた走る耳元に、チェーン・ソーの音が、いつまでも、まとわりつく。