単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

三千キロ

2024-04-01 | オートバイ・メンテ

 

旧車ブームの中、ボクの HONDA CB400SS は新車購入から四月で二十一年目に入る。

古さではギリ旧車と言えなくもないけど、価値の高いモデルかと問われれば・・・・無言

SRの何とかだと言われることもあるしね。

 


 

10回目の車検を前に、二日かけて越冬中に付いた埃や錆を落とした。

バイク屋さんに預けるのに恥ずかしくない程度には磨き上げ、これから持っていきます。

 


 

「前回の車検から三千キロほどですね」

ボクより三十以上は若いかな、夫婦で営むN輪業さんの奥様が教えてくれた。

二年間で盛岡6往復分の距離かあ・・・今季はもっと走ろう。(毎年言っていますが)

 


 

バイクを預けた後、帰りの道はことさら内川(新内川)端を選んで、ぶらぶら歩いてきた。

ボクの日常の内川から1.5キロほど遡る、上流に月山を仰ぐあたりは雰囲気の違う風景だね。

 


 

 

途中、百戦錬磨の経歴をうかがわせるような貫禄のあるネコとも遭遇したし。

今にも、しゃーーー!!!と向かってきそうだぜ・・・キミは家ネコかい?

 


 

暖冬と言われた冬がだらだら続き、忽然と現れた「春」って感じ。

のんびり春の陽気に浸っていると、何もしないうちにさあーーっと過ぎてしまうんだよね。

かといって何をするでもなく時の流れに、ゆらゆらゆらゆら・・・それでもいいね。


移動

2023-11-15 | オートバイ・メンテ

 

さあ、行きますかあ・・・

ほんの数百メートルほど先だけどね。

 


 

今日はイケそうな日和だけど、ここはスパッと・・・だね。

なんか最後は尻すぼみのような感じで終わっちゃったなあ。

この冬もまたここで一緒に春を待とうぜ。


乙女チック

2023-06-08 | オートバイ・メンテ

 

昨日オイルフィルターが届いたので、今日午前中、オイル交換に取り掛かった。

 


 

オイルの流動性が少しでも上がればと、事前に数分ほどですがアイドリングもした。

 


 

前回の交換から二年半を経過、その間の走行距離3000キロ。走ってねえーなあ。

 


 

これがどの程度の汚れ具合かは分からないけど、まあまあ汚れているね。

取説には交換目途は6000キロとある・・・どうなんだよ?と思うのは毎度の事。

 


 

新しいオイルフィルターをきちんと格納し、カバーのボルトを締め付ける。

ボルトの締め付けには細心の注意をそそぐ。九年前の悪夢を思い出しながら。

 


 

取説通り、フィルター交換時の1.8リットルを注入したけど・・・、足りねくねえ?

交換後、これも取説通りに量の確認をするのですが、ゲージには1ミリの痕跡もない。

更に100cc追加しても、それでも付かない。これにはいつも首をかしげるんだよね。

 


 

交換した後のエンジン音は、メカ音痴にも分かるほど、とても軽快に聞こえた。

ピンボケかな・・・、画像に映るバイクが夢見る少女の瞳ようで、妙に乙女チック。

レンズに油膜が付いちゃったんだね・・・、でも、いいじゃん、かっこいいよ。


バイク乗りの覚悟

2022-03-25 | オートバイ・メンテ

 

空模様を伺いながら、車検に出すバイクの錆と汚れを落とした。

越冬場所を替えたおかげで、作業は軽く済みそう。

特に、スポークの一本一本にこびりついているはずの赤錆がほとんど見られなかった。

 


 

それでも、一本一本錆を落とし汚れを落とし、仕上げにまた一本一本グリースを塗る。

そもそも、ボクはこんな作業が出来るような性分じゃなかった。

このバイクだからやっているようなもので、そばにある四輪は洗車すらしたことがない。

 


 

ひたすらスポークを磨くボクの耳に、心和む鳥の鳴き声が聞こえてきた。

作業の手を止め、声のするほうに首を上げると、一羽のヒヨドリがモミの木から飛び去った。

のどかでいいなあ~~~、春って。

 


 

キミは誰だい? スズメじゃなさそうだし、シジュウカラでもない・・・

双眼鏡を使ってもっと間近に鑑賞したいけれど、今年も多分出来そうにないなあ。

今年も一羽でも多く初めての野鳥と出会えるよう、老いた目を凝らし探してみよう。

 


 

作業開始から二時間、なんとなく日が陰ってきて寒さを感じるようになった。

もう手間のかかるところは終えたし、今日のところは作業終了。

これが二十年目のお肌の色つや。

 


 

今回、車検をお願いするの市内の長浜輪業さん。

昨年スペアキーを作る際、ホンダ二輪の正規取扱店としてメーカーに紹介されたお店。

その時、今までお世話になっていたバイク屋さんの閉店の話を、ここの奥様から聞いた。

 


 

二十年も経ちゃあー、そりゃあ、色々あるよ。

意味もなく、限定解除して大型バイクに乗りたいなんて思ったこともあったしなあ・・・

それは愚かな見栄でしかなかったし、一人旅の足として身の丈に合っていたのがコイツよ。

 


 

昨シーズンあたりから、物凄~~く、気を引き締めてハンドルを持つようになった。

生死を賭ける覚悟と言っても、過言じゃないよ。

バイクってそのぐらいリスクがあるし、その覚悟あっての安全な乗り物なんですよねえ。


行くところまで行こうや

2022-03-23 | オートバイ・メンテ

 

この冬、三代目ん家の玄関で越冬していたCB400SSを迎えに来た。

ここでの越冬は初めてでしたが、目論見通り、気象の影響は最小限。

もっと早くからこうしておけば・・・、後悔してもしょうがないけど。

 


 

ずうーーと、こんな狭い場所には納まるはずがないと思っていたしね。

実際、入れる時だって何度も切り返し、やっとのことで納めた。

出す時も、入れたんだから出せるはずとは簡単にいかず、力ずくで何とか引きずり出した。

 


 

バイクは、去年の10月に一関のコン先輩んちまで走った時のまま放置していた。

往く道の鳴子まで雨に降られ、その時の汚れが乾いたまま足回りにへばりついている。

 


 

錆と汚れを落とさなきゃと思い、持っては来たけど・・・、今日はやーーーめた。

来週早々にバイク屋さんに預け、月が改まったころに納車かな。

あれーー!? もしかすると、二十年目かあ!!

お互い、知らぬ間に、歳食ったよなあ。

あと何年・・・、いや、もう行くところまで行こうや。


ポケポケ

2020-10-28 | オートバイ・メンテ

 

突然、目の前に現れた朝焼け。

今季一番の冷え込みは5度ほど。まだまだこれから。

 


 

TVのニュースで、快晴の盛岡の街と岩手山の中継映像が流れた。

「ラス・ツーかな」と、ちょっと頭をかすめたけど・・・

 


 

 

もうこの時季の晴れ間は、越冬前のさび落としを優先しなきゃあねえ。

専用ガレージがあれば、暖を取りながら、いつでもやれるんだろうけど。

 


 

スポークの錆はミシン油を使いながらこすり落とし、チェーンの汚れは灯油で磨き落とした。

自力で細部の部品まで、分解、オーバーホール出来るライダーさんが羨ましい。

そんなライダーさんのブログを拝見すると、全ての金属部品は細部にわたりピッカピカ!

オーナーを選べないからね・・・、CB-SSに申し訳けない。

 


 


 

次回の車検を考える・・・、更新する、しない、どうする。

今年乗れなかったのは、コロナのせいだけじゃないしなあ。

この調子が続くんじゃあ、あまりにコストに見合わないし・・・

 


 

スーパーカブが念頭にあるから、気持ちがそっちへ誘導されるのかな。

カブといえば、ラグビー部のシュンロー先輩を思い出して、少しニヤッとした。

コン先輩は、シュンロー先輩が乗るカブを「ポケポケ」と呼んでいたっけ。

今はこんなにお洒落に変身。もうポケポケとは呼ばせない。そうでしょう、シュンロー先輩。


出鼻をくじかれる

2020-09-29 | オートバイ・メンテ

 

満を持して、前日にエンジンオイルを交換した。

手元の記録では二年半ぶりの交換、その間の走行距離は5千キロを超えていた。

 


 

しばらく純正オイルを使用していなかったけど、今回はケチらず、G1を投入。

オドメータは7万2千キロ。今シーズンはまだ180キロほどしか走っていない。

 


 

行き先を思案した結果、流れてしまった栗駒山周辺を散策することにした。

以前、偶然見つけた骨寺村荘園遺跡あたりの里山で秋の空気をたっぷり吸って・・・

こっそりコン先輩ん家の庭先に、ボクの爪痕でも残してこようかなあ。

 


 

出発の朝、アイドリング中に身支度整え、メットシールドの汚れを拭き取る・・・

嘘だろ! 取り付け部の片方が、折れてるじゃねえか!!

ボクの心も完全に折れた。エンジン止めて、キーを抜いた。

 


 

ネットで物色したけど、適合するシールドが見つからない。メットごと更新しよう。

SHOEI、Araiは手が出ない・・・、丁度いいのを見つけた。ネットだとほぼ半値。

品質は、「下町ロケット」じゃないけど、東京の町工場の技術を信用しましょう。

シンプルなデザインがいい。ボクにはちょっとポップな気もするけど、まあ、いいか。


17年目の春

2020-03-19 | オートバイ・メンテ

 

16年間の走行距離は、71,899km。

実感覚に換算すれば、鶴岡~盛岡を年10往復、16年で163往復。

毎年記録しているわけじゃないが、年々、走行距離は落ちているはず。

 


 

4月14日が車検切れ。

週間天気予報からして、今日の上天気を逃すと目途が立たないし・・・今日、出そう。

ちょっと、小奇麗にしてね。

 


 

17年目かあ・・・、リッターバイクが気になった時期もあったけど、今は、ゼンゼンだよ。

ただ、いつの日にかは、カブに乗り換えているだろうな。

運転免許証返納と同じぐらい迷うだろうけど、それが一番似合う歳になる日は来るよ。


化学の力

2019-11-23 | オートバイ・メンテ

 

今季も潮時。週間天気予報どおりの穏やかな陽気の本日、冬眠の準備をした。

もっと走れたなあ・・とか、今年こそあそこへ行きたかたなあ・・・とか。

毎度同じこと言ってるよなあ。

 


 

ホームセンターと百均をまわって、サビ取り剤を二三購入した。

潤滑剤の印象しかなかったKURE556も初めて買った。本当にサビも取れるのか。

試したのは、ホームセンターで見つけた結構安価な「サビアウト」

 


 

化学の力で分解除去します・・とある。期待しましょう。

水彩画用の絵筆でスポーク一本一本に塗布。結構、めんどくせえ。

pH1.5のリン酸溶液にすぐ化学反応を起こした・・・ような、そうでもないような。

 


 

二十分ほど放置後、スチールウールタワシで擦ってみえば・・、おおっ、取れるジャン。

溶剤の塗りムラをなくすことが良い出来栄えにつながるようだ。塗装用の刷毛がいい。

ボク流の物理の力より、化学の力のほうが楽は楽。これだけは間違いない。

 


 

ほころびにミシンをかけてるのは、16年間使い続けているバイクカバー。

ミシン男子復活。なんでもっと早くコレやんなかったんだろうと思ってる自分に苦笑い。

 


 

穏やかな一日だった。

今日が最後と走る連中の爆音を聞きながらのバイク仕舞いだった。

バイクが一段落すれば、もうチビの散歩の時間。晩秋の一日は本当に短いよ。

 


 

炎鵬の取り組みが気になり、急いで堤を下りようとしたら、座り込んで動かなくなった。

ライダーだけじゃない。小春日和を謳歌したいのはチビも一緒かあ。

オレはもう少し散歩したいんだよ・・・と、無言で言ってます。


賞味期限

2019-04-29 | オートバイ・メンテ

 

12年前には切れている。でも、そんなの関係ネエー。

紅茶だってウーロン茶だって、船底に眠っていた緑茶から生まれたって言うじゃないか。

実家の片付けをしていたら、これとほぼ同じ時期のものが、もう片手ほどはあった。

 


 

石持ちで、多少、腎機能も老化。日中、1000cc以上の水分は摂ろうとしている。

真水じゃあ無理、麦茶、ウーロン茶も腹に重いけど、緑茶はイケる。

朝一のコーヒー300と、朝食後に600ccのボトルに緑茶を入れて、持ち歩く。

入れた後のお茶ッ葉も、包丁入れて、納豆などに混ぜて食う。特に、旨くはないけど。

 


 

今年の始動は、例年になく苦労した。

5日を前に、まだ不安が残るので、このあたりで気合を・・・。クスッともしない。

オジサンに電話したら、プラグを持ってきてくれた。交換したら一発で火が付いた。

  


 

この後、天気もいいし、試乗がてら・・・、今年の気分は、そうならない。

でも、少しずつ準備はしているんだから、その気になるのを待つべし。

モヤモヤ気分じゃあ、おっかなくて乗れないもんなあ。