単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

リハビリ走

2022-03-29 | 暮らし・ジョギング

 

柔らかい春霞に包まれた月山。

これからは、日に日に春めいていきますねえ。

 


 

赤川には、以東岳や月山のエキスを溶かし出したような雪解け水が流れ落ちています。

これが春の河川の色なんですよねえ。

 


 

ふくらはぎの痛みが再発してから一週間は、完全休養していました。

五日目から痛みがほとんどなくなり、八日目の今日にして恐る恐る踏み出してみました。

 


 

今度再発したら、ずーーっと引きずりそうな怪我になりそうですからね。

ゆっくりゆっくり路面を踏みしめていたら、走ることの出来る喜びがふと湧いてきました。


バイク乗りの覚悟

2022-03-25 | オートバイ・メンテ

 

空模様を伺いながら、車検に出すバイクの錆と汚れを落とした。

越冬場所を替えたおかげで、作業は軽く済みそう。

特に、スポークの一本一本にこびりついているはずの赤錆がほとんど見られなかった。

 


 

それでも、一本一本錆を落とし汚れを落とし、仕上げにまた一本一本グリースを塗る。

そもそも、ボクはこんな作業が出来るような性分じゃなかった。

このバイクだからやっているようなもので、そばにある四輪は洗車すらしたことがない。

 


 

ひたすらスポークを磨くボクの耳に、心和む鳥の鳴き声が聞こえてきた。

作業の手を止め、声のするほうに首を上げると、一羽のヒヨドリがモミの木から飛び去った。

のどかでいいなあ~~~、春って。

 


 

キミは誰だい? スズメじゃなさそうだし、シジュウカラでもない・・・

双眼鏡を使ってもっと間近に鑑賞したいけれど、今年も多分出来そうにないなあ。

今年も一羽でも多く初めての野鳥と出会えるよう、老いた目を凝らし探してみよう。

 


 

作業開始から二時間、なんとなく日が陰ってきて寒さを感じるようになった。

もう手間のかかるところは終えたし、今日のところは作業終了。

これが二十年目のお肌の色つや。

 


 

今回、車検をお願いするの市内の長浜輪業さん。

昨年スペアキーを作る際、ホンダ二輪の正規取扱店としてメーカーに紹介されたお店。

その時、今までお世話になっていたバイク屋さんの閉店の話を、ここの奥様から聞いた。

 


 

二十年も経ちゃあー、そりゃあ、色々あるよ。

意味もなく、限定解除して大型バイクに乗りたいなんて思ったこともあったしなあ・・・

それは愚かな見栄でしかなかったし、一人旅の足として身の丈に合っていたのがコイツよ。

 


 

昨シーズンあたりから、物凄~~く、気を引き締めてハンドルを持つようになった。

生死を賭ける覚悟と言っても、過言じゃないよ。

バイクってそのぐらいリスクがあるし、その覚悟あっての安全な乗り物なんですよねえ。


行くところまで行こうや

2022-03-23 | オートバイ・メンテ

 

この冬、三代目ん家の玄関で越冬していたCB400SSを迎えに来た。

ここでの越冬は初めてでしたが、目論見通り、気象の影響は最小限。

もっと早くからこうしておけば・・・、後悔してもしょうがないけど。

 


 

ずうーーと、こんな狭い場所には納まるはずがないと思っていたしね。

実際、入れる時だって何度も切り返し、やっとのことで納めた。

出す時も、入れたんだから出せるはずとは簡単にいかず、力ずくで何とか引きずり出した。

 


 

バイクは、去年の10月に一関のコン先輩んちまで走った時のまま放置していた。

往く道の鳴子まで雨に降られ、その時の汚れが乾いたまま足回りにへばりついている。

 


 

錆と汚れを落とさなきゃと思い、持っては来たけど・・・、今日はやーーーめた。

来週早々にバイク屋さんに預け、月が改まったころに納車かな。

あれーー!? もしかすると、二十年目かあ!!

お互い、知らぬ間に、歳食ったよなあ。

あと何年・・・、いや、もう行くところまで行こうや。


春遠し

2022-03-21 | 暮らし・ジョギング

 

寒の戻りというほど、昨日まで暖かかったわけじゃないけど、今更、なんだよ!

辛うじて、白いもので良かったけれど、雨だったらここで引き返していた。

 


 

結果的には、そこで戻れば良かったのかもしれません。

走りながら治そうと考えていたヒラメ筋に、後半、痛みが出て、歩かざるを得なかった。

無理したつもりはなかったけれど、ここはじっくり時間を待つしかないかあ。

 


 

そろそろ・・・と思い始めて一週間ほど経ち、午後から冬タイヤを外した。

この時季は、雪と寒さで痛めつけられたものが、あちこちに現れてくる。

あれをやんなきゃ、これもやんなきゃで、もう・・・・

つべこべ言わず、さっさと動けええーーっ!!!


またひとつ年を取ってく

2022-03-16 | 暮らし・ジョギング

 

ふくらはぎの具合を気にしながら、文字通り、そろーりそろーり走り出しました。

最後まで残っていた内川堤の雪が消え、スタートから元のコースに戻ることが出来ました。

 


 

走ってみると、痛みとまでは言えない程度の違和感はありました。

無理せずこのペースならば、いつもの距離は走られそうですね。

 


 

これも赤川かわまち事業の一環かな。おそらく公衆トイレの建設工事でしょう。

電源がないので浄化槽処理はできないし、土壌浸透式らしき掘削跡も見て取れます。

もっとも、工事内容を知らせる看板がないので、トイレかどうかも分かりませんが。

 


 

トイレらしき建物の位置は、野球少年たちの熱戦の場となる二つのグランドの中間ほど。

観戦する親御さんたちが行き交う堤防下の路も整備されるようですね。

 


 

ボクが二十代半ばの頃、仲間で身銭を出し合い、ここにラグビー場を造ったことがあります。

ボクの周りに仲間がいなくなってしまった頃、サッカー族に明け渡してしまいましたが。

そんな昔のことを思い出しながら、羽黒橋を折り返しました。

 


 

もう「普段走り」としては、今日のようなのんびりペースで十分なのかなあ。

そう思うこともありますが、出来ていることが出来なくなることに、まだ抵抗があるのです。

何より、まだ捨てきれない、まだ諦めきれないものが、ボクの頭の片隅にはあるのですよ。

ただ、年々、ボクからは遠く離れていってしまっていますが・・・

 


 

♪♪あたたかな日がくれば また一つ年をとってく・・・

ボクが敬愛する泉谷しげる大先生は、若くしてそう歌っていました。

もう一か月も経たないうち、ここのサクラも満開になります。

その頃、どんな気持ちでここを走っているんでしょうね・・・、もうすぐですけど。


無くてもいいもの

2022-03-15 | 暮らし・ジョギング

 

外吹く風はまだまだ冷たいけれど、ガラス越しに射す日差しは暖かくて気持ちがいい。

ふくらはぎの激痛から四日目、ゆっくりスクワットから始めてみたら・・・、出来た。

軽くなら走られそうだけど、三日間だらけていたから、やる気の糸が弛んでしまった。

いいよいいよ。今日はストレッチをして、明日からゆっくり走り始めましょうか。

 


 

冬に壊れるのは、ボクの筋肉だけじゃない。

閑古鳥の飼育料になるお足をいただくお客様のプレートが、凍結被害にあった。

剥がれた板を接着剤で貼り直したり、名前を書き直したり、なるべく経費は掛けない。

 


 

昨夜、雪の重みで破壊されたフェンスがお隣さんの庭に落ちていたのをカミさんが見つけた。

応急措置はしたものの、さて、どうしようか。

この手の奴は、「どうせ直したとて、また・・・」が付きまとう厄介な代物。

何年か前の冬に粉々に破壊されたカーポートの屋根も、未だ、青天井のままだし。

壊れてみて解るんだよ。「これ、別に無くてもいいものだよね」って。


判断ミス

2022-03-11 | 暮らし・ジョギング

 

走り出す少し前、家の中での気にも留めない動きのどこかで痛みが出た。

大事をとって・・・という気持ちより、温まれば何とかなるという期待が勝った。

ゆっくりゆっくり500m走った先の信号待ちで患部を伸ばそうした瞬間、うっ!激痛!!

 


 

おそらく、内側のヒラメ筋の下部あたり。

三月に入ってから、あの動悸がきっかけで、走りの後半はインターバル走にしていた。

「おや?」と思うほど頑張ることが出来ていた半面、無理はするまいと用心もしていた。

 


 

戻りの500mの何と長かったことか。

やっぱり、違和感を覚えたところで、止めておけばよかった。

走り始めて、ちょっと違うなあ・・・と思ったところで、引き返せばよかった。

昨日、小用で全休したことがあって、無理を強いたのかなあ。

痛み以上に、痛い痛い判断ミスです。


いよいよ、春

2022-03-08 | 暮らし・ジョギング

 

もうさすがに春の兆しを確信していいんでしょうね。

やっぱり、春の明るさは違いますよ。

春への思いは、歳を食うほどに強くなるもので、もはや渇望と言ってもいいぐらい。

 


 

赤川左岸の堤に残っていた雪は、ジョギングに支障ない程度までにはなりました。

並行する国道112号の拡幅工事も、ようやく舗装の工程に入ったようです。

 


 

道路拡幅工事に合わせるように始まった「赤川かわまちづくり事業」もほぼ完成。

桜並木南端に設置されたスロープは、つづら折りの構造にして緩勾配を維持しています。

安全柵には手摺が付いて、路面の要所には点字ブロックも設置されました。

 


 

スロープは桜並木の真ん中ほどにも設置され、こちらは一直線の長い坂道。

この程度の勾配が、利用者にどのくらいの負荷なのか、ボクには想像できませんが・・・

開花の頃には、これまでとは違うたくさんの笑顔に出会えるといいですね。

 


 

まだ冬眠中のマイ・バイクは、今月中、車検に出さないといけません。

この時期、毎年思うことですが、「今シーズンは、思う存分、走るぞー」ってね。

仙岩峠のこぶしの花、湯田温泉郷の湯の香り、栗駒の里の雅な春景色・・・

楽しみにしましょう。


ファイザー、ファイザー、モデルナ

2022-03-06 | 暮らし・ジョギング

 

昨日の午後二時半、三回目のワクチンを接種しました。

ボクの場合、ファイザー、ファイザー、モデルナです。

 


 

今朝、上腕の重痛~い症状はありましたが、チビの散歩にも付き合うことが出来ました。

ボクはやっぱり強いなあーーなんて、その時は高をくくっていました。

今、37度の微熱ですが、ガオっています。

上腕の重痛~い症状が、全身に染み出てきたような倦怠感に、ガオっています。

「ガオる」って、意味分かりますか。ボクは学生時代に岩手で知りました。

今、ガオっています。


動悸と目眩

2022-03-01 | 暮らし・ジョギング

 

三月という語感に幻惑されたわけでもないけれど、春を期待して赤川堤に戻ってきた。

期待通り、路面に雪はない・・・

 


 

剪定で落とされたサクラの枝が欲しくて、狙っている人は多いんです。

勝手に持ち去っちゃいけないんですが、結構お歳を召した方々が大胆に・・・・

 


 

数百メートルほど走った先で、なっ、なーーにーーー!!

緩いカーブが始まるあたりから先は、生け垣に護られるように雪が残っていた。

羽黒橋のまでの中間ほどにある車いす用のスロープ工事の現場まで続いていました。

 


 

路面の雪がなくなるには、もうひと雨ふた雨降らないと無理かなあ。

羽黒橋を渡り、折り返そうとした視線の先・・・、おや? 右岸なら行けそう。

 


 

風を遮るものがない右岸側は、御覧の通り。

快適に走ることができたと言いたいところですが、足取りにスピード感は全く無し。

 


 

去年の今頃は、ここに憩う白鳥の群れを見つけ、ものすごく感動したんですけどねえ。

でも、今の本音は、姿が見えなくてホッともしています。

 


 

魔力とも思えるその美しさに魅せられてしまうと、そこから抜け出すのが大変なんです。

本当に魂を持っていかれてしまいますよ。

 


 

下流に来ると、市街地から運び込まれた雪の山が、丘陵地のように続いています。

堤体の高さを超える壮観な雪の台地は、今年の雪の量の多さを物語っています。

 


 

融雪促進のために掘られた溝の深さは、垂直部分でも人の背丈の四五倍はあります。

トップまでなら、優に10mを超えています。

その深さを実感しようと溝まで下りて行こうと思ったけれど、超・危険! 止めました。

 


 

左岸の雪が解けるまでは、右岸の道を走ることにしましょう。

ただ、気になることが、走り始めて間もないころに起こりました。

バイパスを渡る30mほどの交差点を少しだけ速めに走り切った直後のこと。

気管支辺りにちょっとした動悸と、その直後、軽いめまいを覚えました。

用心しつつも、筋力維持に気を取られ、心肺の強化を疎かにしていたなあとも思いました。