単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

変遷

2025-01-19 | 暮らし・ジョギング

 

一週間ほど経って、なんとかゆっくりできる時間を取り戻した。

正直、肩の荷が下りた感もある・・・・この感情って不謹慎かなあ。

 


 

二代目が亡くなった時から、自称自嘲の三代目ということにはなっていた。

今、二代目のすべてが消えて、とうとうボクの代になってしまったという実感がある。

容赦のない時の流れには、誰も抗えない。

 


 

百年以上も前、西の方からひとりここに流れ着いた「初代」について、ボクは何も知らない。

月山の山並みが故郷の葛城山に似ていたから・・・という話を二代目から訊いたことがある。

七年前に亡くなった二代目から、ボクんちのファミリーヒストリーを訊いておけばよかった。

 


 

ボクんちの変遷なんて、悠久の流れの中に無数に生まれては消える泡沫のひとつほどもないね。

泡沫ストーリーがいつ始まってその後どうなるかなんて・・・でも、ルーツは知りたかった。

今日は本当によく晴れた! もう冬は明けた、立春を前にして春ってことが時々あるからね。

さあ、体中の筋肉や関節が錆び付いたような不快感を早々に払拭しなきゃあ。


銀嶺

2025-01-12 | 暮らし・ジョギング

 

銀嶺月山・・・、どっかの日本酒の銘柄にもあったなあ。

冬に快晴の日が少ない当地ですが、毎冬何日かは白く輝く月山を観ることが出来ます。

 


 

市街地の南端、ボクの生活圏で月山が一番美しく見えるポイントです。

願わくは、もっと空が青かったらなあ・・・・

 


 

今日は午前中から薄日の射す穏やかな日和でした。

雪除け作業の疲れも癒えたと思い走り始めたのですが、筋肉が意のままに動いてくれない。

 


 

特に走る前の腕立て伏せでは、序盤から両の上腕二頭筋に激痛が走った。

雪国の日常作業にボクの体力が追いつかなくなった・・・なんて、1ミリも思ってないけど。


お疲れさん

2025-01-11 | 暮らし・ジョギング

 

ボクんちの前をロータリー型の除雪車が通ったのは、早朝二時。

始動時刻がいつもより早いなあと思いましたが、だいぶ降ったんですね。

結局、一月九日・十日の両日、ボクも早朝からたっぷり二時間、雪除け作業に汗しました。

 


 

早朝何時からでもボクはイケるんですが、市道県道の除雪終了を待たないといけません。

ボクが三代目んちとその近くにある駐車場の雪除け作業を開始したのは、午前6時半。

前面道路に置かれた雪の塊を除けていると、再び除雪車が来て・・・なんてこともある。

 


 

同じ日本海側の秋田と新潟に挟まれているのに、ここ庄内はほとんど雪が降らなかった。

久し振りに除雪車がたっぷり置いて行った雪の壁は、暖冬のせいか恐ろしいほど硬くて重い!!

お隣さんちと三代目んちの駐車場だけで二時間、汗びっしょりのなかなかの運動量だぜ。

 


 

若い男が、息を切らして大きな雪の塊をスノーダンプで運ぶボクをじーっと見ている・・・

「あの・・・Y新聞(地元紙)ですが、頑張っているところ写真に撮ってもいいですか?」

あなたは何処のご出身ですか?と尋ねたら、「神奈川ですが、まだ二年目なんです」

どうりでねえ・・・随分、非常識なこと訊くもんだなあと思ってさあ。

 


 

二日間連続、早朝二時間を超える雪除け作業はさすがに疲れた。

結局二日目は、三代目んちとボクんちの分を残してしまい、今日に回した。

おまえは何年頑張ったんだっけえ・・・やり切ったね、お疲れさん、そして、ありがとう。

 


 

値上がりしたねえ。

これこそ雪国生活の必需品、価格に余りあるほど役には立つ。


2025走り初め

2025-01-06 | 暮らし・ジョギング

 

世間の仕事始めに合わせ、ボクも今日から2025年を始めようと思います。

体調の回復度は80% ぐらいかなあ・・・残る20% は怠け過ぎたせいのダルさかも。

 


 

2025年赤川堤から初めて仰ぐ月山は、いつも通り静寂の中に鎮座しています。

今年も一日でも多く頑張って走ってみます・・・心の中でお山に語りかけてみたりした。

 


 

ボクの走り初めとなる今日は、運よく今年に入って一番穏やかな陽気になった。

同じ時刻、同じ場所からの眺めですが、陽の光を受ける鳥海山には何の屈託もない。

 


 

折り返しの羽黒橋から再び赤川越しに月山を見やる・・・相変わらず、何も語らずかあ。

八合目付近の陽が当たって輝いている辺りは、高山植物が群生する弥陀ヶ原湿原かな。

 


 

昨年暮れからインフルエンザ(たぶん)に罹り、正月三が日が過ぎるまで何も食えなかった。

自分でも記憶がない60キロを切る直前まで体重が激減した時は、正直ゾッとした。

筋トレ・ランニングは10日振りでしたが、思いの外、身体が軽くて気持ちよく走れた。

体内に溜まっていた不浄のものが、体中の汗腺から脂汗となって滲み出てきた感じがします。

さあ、2025年は・・・先のことは考えない方がいい。考えたとて良いことなんてねえし。

せいぜい歳に妥協し歳に抗いながら、一日一日紡いでいくだけだよ。


たぶんインフル

2025-01-03 | 暮らし・ジョギング

 

たぶんインフルエンザでしょう、昨年29日から悪寒と物凄い倦怠感に襲われました。

熱はピークでも38.1度でしたが、とにかく体がダルくて食欲も全くなし。

ワクチンを接種した奥サンでも症状はボクより軽そうですが、完治はしていません。

この六日間ほとんど何も食わなかったので、体重が3キロも落ちてしまいました。

体重ぐらいはすぐに戻りますが、いつもの生活を取り戻すのにはもう少しかかりそうです。


強く腕を振って

2024-12-27 | 暮らし・ジョギング

 

ザッ、ザッ、ザッ、ザッ・・・・

ボクが雪を踏みしめる音を警戒して、岸辺のカモたちは川の中央へスーーッと移動した。

ゆっくりくつろいでいるところを騒がしたようで、物凄い迷惑かけた気がしてくるぜ。

 


 

ここにきて内川の”カモ密度”が高くなってきた感じがする。

冷たい季節風が吹き付ける水面でこそ、カモたちは生き生きしているように見える。

この時季特有のいぶし銀の様な色彩に浮かぶオメダヂは、凛々しくてかっこええなあ。

 


 

昨日の雨で雪は解けたと思い、一か八かで赤川堤に来てみました。

雪国の人なら、所々黒っぽいグランドの雪面の様子で、今の気温がどれくらいか分かるはず。

そう、氷点下までは行かない、二度前後かな・・・でも、北西の風がまあまあ強いっすよ。

 


 

よろよろ千鳥足のように残る足跡は、さっき走ったばかりの往路でのボクの足跡。

雪道はいい具合に力が抜けて、気負うことなくゆっくり走れるのがいい。

例えるなら、練習着に着替えた直後、グランドに出て走り出す時のテンポとスピードかな。

ただ折り返した後は、季節風を正面からまともに喰らい、更にスピードが落ちた。

不敵な笑みを浮かべ、せめてテンポは落とすまいと強く腕を振り振り走るジジイひとり。


風が止んだら

2024-12-25 | 暮らし・ジョギング

 

ここ数日、雪を伴う悪天候が続いたので、走るコースを赤川堤から街路に切り替えた。

この辺りの雪はテレビ報道で報じられるほどのもんじゃなく、こんなもんですけど。

 


 

赤川堤は予想通りですね。

乾いた雪ならまだしも、こう湿っぽくちゃねえ・・・、暖冬なんですよ。

 


 

渋いねえ・・・・渋くて深みのある川の流れに惚れ惚れする。

こういうオトコになりたかったんだけどなあ。

 


 

風が止んだら、ここには心休まる冬の景色が広がっています。

このメリハリがあるからこそ、春がとても待ち遠しいんだよね。


辺境なんて誰が言う?

2024-12-23 | 暮らし・ジョギング

 

早朝6時、この冬初めて三代目んちの雪除け作業に出かけた。

ちなみに、ボクんところでは ”雪かき” とは言わず、”雪のけ" が一般的です。

昨夜からの降雪量は大したことないけど、国県管理の幹線道路は除雪車が走ったようです。

 


 

作業始めは、三代目んちとその近くにある駐車場の出入り口の確保。

除雪車が路肩に寄せた雪をスノーダンプで運び、間口5mほどの通路を3か所開けます。

今朝の雪の量なら汗もかかず小一時間で作業終了、仕事始めとしてはこんなもんでしょう。

 


 

10日ほど前の新聞の書評記事に、ニヤッとしたくなる見出しを見つけました。

得意気というより、むしろ自嘲気味の鼻で笑う "ニヤッ" ですけど。

今は「裏」だけど、かつては大陸文化の入り口となる「表」玄関だった・・・的な文化論?

ボクもそう言われてこの歳まで裏か表か分からないところで生きてきましたがあーーーだ!

雪はいらねえよっ! 冬の青空が物凄ーーーーーーく、欲しい!!


こんなペースならいつまでも走っていられる

2024-12-13 | 暮らし・ジョギング

 

一週間予報に雪ダルマが連続しているのを観て、先日タイヤ交換をした。

今は「自力」ですけど、いつか業者に任せる日が・・・いや、免許証返納が先かあ。

 


 

タイヤ交換した数時間後、雪になれない白い粒が降りましたが、ほうきで掃き出せる程度。

フルフル詐欺のような東京の予報士さんの予報より、地元のボクの肌感覚の方が当たる。

 


 

今年は少ないなあと感じていた内川のカモが、今日は随分多くいるように見えた。

暖冬の影響は、ここに飛来する水鳥たちの数にも現れるんでしょうかね。

 


 

ボクがそーっと立ち止まりファインダーを覗いたら、予想通り、すぐこれだもんね。

それでなきゃあ、生きていけないんでしょうね、キミたちの世界は。

 


 

今日はこの冬一番の寒さに感じたけど、外に出て見たら意外なほど穏やかな気候でした。

この先三か月ほどは、何かとモチベーションが落ちることばかりで、年々腰が重くなる。

今日だって、気持ちは後ろ向きのまま、何とかここまで自らを連れて来たって感じ。

「こんなペースならいつまでも走っていられる」と豪語したのは、遠ーーーーーい昔のボク。


オアシスの様な一日

2024-12-10 | 暮らし・ジョギング

 

雲間から覗く太陽から放射状に地上に射しこむ光を「天使の階段」と呼ぶんだとか。

先日、テレビの旅番組を観て知りました。

 


 

突然、雲に隠れていた太陽が顔を出したら、見る見るうちにぱあーっと明るくなった。

まるで、時間を追った超高速度カメラの映像を観ているよう。

光量の変化に伴い、景色の印象もどんどん変化していく様を目の当たりにしたよ!!

 


 

すっかり葉を落とした桜並木の枝々が、冬晴れの空に向かって伸びていく様が美しいね。

太い幹から枝の先まで、その樹皮が輝いて見える・・・冬の木々の逞しさにちょっと感動した。

 


 

明日からは、再び鉛色の雲に覆われる日が続くらしいです。

今日はオアシスのような光の下を走っています・・・もう言葉になんねーーよ。