単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

たしなめられた朝

2020-12-23 | 暮らし・ジョギング

 

一週間ほど居座っていた寒気が、昨日あたりから緩んできた。

 


 

穏やかな日差しを受けて、白鳥の優雅さが際立つ。

一眼レフだったら・・・と思わないでもないが、いやいや、このカメラで十分。

ボクと白鳥との距離感だって、このぐらいが丁度いい。

 


 

六日ぶりにジョギングをした。

寒波が居座っていた間は、除雪作業の疲れで走る気力が失せた。

除雪車が路肩に残した雪の塊をスノーダンプで押し切る作業は、相当のハードワーク。

 


 

ジョギングのコースを赤川堤と平行する街路の歩道に変えた。

ここの歩道は、ちょっと昔、冬期間のインターバル走で何度も行き来したコースだ。

必死だったなあ。どこ目指してたんだろ・・・OB戦かあ。若かったなあ、今よりは。

 


 

途中、郵便局により、転居届用のハガキを調達。

三代目宛てに届く郵便物を自宅の方へ転送してもらう手続きの更新だ。

有効期間の一年間は、あっという間だった。

 


 

年末から年始にかけても、数年に一度の寒波が居座るんだって。

新型コロナだってずーーっと居座りっぱなしだし、いたるところ厄介者だらけだよ。

そうつぶやくボクを、白鳥たちがたしなめた・・・「もう愚痴は、よせよ。」


仲間が来た

2020-12-19 | 暮らし・ジョギング

 

おおっ! いたー!

今朝は、随分、来ているなあ。ここからだけでも、二十羽以上は確認できる。

 


 

あのつがいが仲間を連れてきてくれたと思いたいね。

雪が降り続いて、田んぼの落穂を探せなくなってしまったのもあるかあ。

 


 

この四羽は、親子だろうな。

子供のあいだは、親と離れず一緒に行動するらしい。

 


 

時折、川面にも雪混じりの強風が吹きつけるけど・・・、たくましいなあ。

白鳥たちは、春に生まれた子供とともに、シベリアから日本海を渡ってきたんだぜ!

子白鳥も必死についてきたんだろうなあ・・・。過酷だよなあ・・・

 


 

よーーく観ておけよ、チビ。

あんな可愛いカモだってそうさ。そして、春になれば、また帰っていくんだ・・・・

それにくらべ、ニンゲンという生き物は・・・・、ボクを観るんじゃないよ。

おまえも、座敷犬でよかったな。


満更でもない

2020-12-16 | 暮らし・ジョギング

 

おおーっ! また来たんだねえ。

やっぱり、ここはいいところだろ。

 


 

流れるままに下流に移動する二羽を追いかけ追い越し、橋の上で待った。

ボクに気づいてるはずだと思うけど、不用心なほど橋のすぐ下まで寄ってきた。

 


 

バサッ!バサッ!バサッ!バサッ!

ものすごいド迫力!! 衝撃波のような音と振動に、ただただ感動した。

 


 

突然のテイク・オフは、ほんの少しだけボクが身を乗り出したタイミングと符合する。

ボクのせいかなあ・・・、白鳥は低い高度のまま、上流の方向に飛び去って行った。

 


 

悪いことをしたなあ・・・と思いつつ、白い道をゆっくりゆっくり走る。

なんだかんだ言って、冬期間を通して継続できたことがない。

何故か、今季は出来そうな気が・・・しないでもない。今のところは。

 


 

羽黒橋のすぐ上流にある小さな中州。この中津の四季折々の風情が好きだ。

ひょっこりひょうたん島のような、何か物語をイメージしたジオラマに見えてくる。

 


 

おいおい、とうとうここにも手を掛けちゃうのかよう。

ここをねぐらにしているもんもいるんだぜ。

時季が来れば、ニセアカシヤだって季節を知らせるいい香りがしてくるし。

 


 

穏やかだった天候が、ここで急変。

いきなりの突風、そして、地吹雪。

帰路は走りなれた道の方が・・・と思い、赤川堤を選んだのは失敗だったかな。

 


 

先を行くおばあさんは、いつも携帯ラジオを鳴らしながら散歩する、ここの常連さんだ。

こんな日も、ここを歩くってかあ。平然と歩を進める後ろ姿・・・・凄すぎるぜ。

 


 

川向うの白煙のような低い雲は、ゲリラ豪雨ならぬゲリラ豪雪か、それとも地吹雪か。

上空に覗く青い空とのコントラストの妙を目の当たりにして、気持ちが高揚した。

 


 

内川の堤に戻ってみると、あの二羽の白鳥の姿があった。

さっきは悪かったなあ。今度は長居をせず、そーっと退いた。

 


 

西風に向かって大きく翼を広げているのは、どこか滑稽な感じがする河鵜だ。

結構、長い時間、広げたまんま微動だにしない。なにやってんだろう。

 


 

人間の世界では、寒波だ、大雪だって、大騒ぎだよ。コロナもあるし、年末だし。

ここのみんなにとっては、なんのことやらの話だね。

ボクも寒い寒いと言って、閉じこもっていちゃあ、ダメですね。

冬は嫌!春が恋しいけれど、重い腰あげて外に出れば、鉛色の冬景色も満更じゃあないね。


イタい奴

2020-12-14 | 暮らし・ジョギング

 

ついにこの時季が来たね、チビよ。

この寒波は、四、五日は続くようだぜ。

 


 

チビの散歩から一時間ほど後、ボクのジョギングが始まる。

大雪になる前、今日は別ルートを走ろう。雪が積もれば、赤川堤は走られないし。

 


 

代替ルートは、赤川堤と平行する国道112号の側道。

シューズが滑りがちなので、ゆっくりペース。その分、雪道は楽でいい。

 


 

歩行者用の地下道で、国道112号を横断。

出たところから赤川堤に続く市道に下り、いつもの羽黒橋へ。

 


 

この市道は、鶴岡城下から羽黒山に続く旧羽黒街道。

この酒屋さんも、ずーっとここにあるね。すぐ道の先が赤川堤。

 


 

羽黒橋を渡っている最中は、まあまあの横殴りの北風をまともに受けた。

車中の人は、「ストイック気取りのイタい奴」なんて言って、笑ってんだろな・・・

 


 

明日はどうする? 冬型が強まるというし。

気持ち的には少しギアを上げるけど、イタい奴だとも言われたくないしね。

復路は、いつもの赤川堤を帰ろうか。


優雅

2020-12-10 | 暮らし・ジョギング

 

朝のチビとの散歩。

内川の土手を上がり、いきなりの遭遇でした。

 


 

カモも可愛いけど、水面に浮かぶ白鳥の優雅さはやっぱり別格だ。

つがいの二羽かなあ・・・でも、二羽だけかあ。

 


 

ここは、何にもないけど、ホントに豊かなところです。

一時間後、ジョギングの途中通った時には、もう二羽の姿はありませんでした。

今度来るときは、仲間を連れておいでな。