いつもより一時間ほど遅い散歩。
今朝の穏やかな陽気に、チビの足取りは軽い。
駅前と工業団地をつなぐ地下歩道。
デザインされた壁面に「夜露死苦!」の文字を見たことがない。
週めくりのカレンダーも、最後の頁となりました。
振り返ることは嫌いですが、考えもしなかったことって、必ず、起こるものですね。
先のことはわかりません。一つだけ明解なのは、「生きていればこそ」。
今はバカでも、健康であれば、これからでも「いい人」になれる余地は、ある。
いつもより一時間ほど遅い散歩。
今朝の穏やかな陽気に、チビの足取りは軽い。
駅前と工業団地をつなぐ地下歩道。
デザインされた壁面に「夜露死苦!」の文字を見たことがない。
週めくりのカレンダーも、最後の頁となりました。
振り返ることは嫌いですが、考えもしなかったことって、必ず、起こるものですね。
先のことはわかりません。一つだけ明解なのは、「生きていればこそ」。
今はバカでも、健康であれば、これからでも「いい人」になれる余地は、ある。
暖冬だろうが、厳冬だろうが、雪の量には影響しない。
今日あたりで、ひとまず峠は越えたような・・、でも、冬は始まったばかり。
チビ、ただいまあ・・、あれ、お母さんはどこ?
シクラメンが二鉢あるのには、ちょっとした訳がある。
朝、奥サンが出掛けに、花売りの庄内農業高校の女子生徒と玄関先でバッタリ 。
一鉢購入し、鉢を下駄箱の上に置いたまま出かけた。その数分後、ピン・ポーン
何も知らないボクの目には、下駄箱の上の一鉢と、女子高生の手に一鉢のシクラメン。
「シクラメンが、なぜ、ここと、そこにあるの・・?」 次第に、事情が読めてきた。
先に来た娘とは別人の彼女も事情を理解し、踵を返そうとしたその背中に、「それも頂戴。」
綺麗ですね。可憐ですね。
冬の朝、一軒一軒、育てた鉢を手売りしている少女たちに、つい、ほだされた。
シクラメンの可憐さとは無縁だけど、それなりに癒されてはいるよ、キミにも。
山岳信仰、修験の山として有名な、月山・羽黒山・湯殿山(出羽三山)の麓。
ここ数日で、雪景色。雪の量は、まだまだ・・、冬は始まったばかり。
強風が吹いたら、「ホワイトアウト」が起りそう。怖いですね。
寒気もようやく緩みはじめ、庄内平野には薄日が差し始めた。
「冬の東北」と、ひとくくりで言いますが、東北人でも、庄内の冬は、うんざりだと思う。
毎日、鉛色の空、北風と吹雪。その中で四ヵ月は、ボクも、うんざりだよ。
ボク等の町の東方の守護神が出羽三山なら、南方の守護神は、金峰山と母狩山。
昔、仕事でお近づきになった「門野のおばあさん」が、若造のボクに教えてくれた。
「月山、羽黒山、金峰山は、天変地異から、鶴岡のご城下を護ってくれてるんだよ。」
昨今の異常気象でも、庄内、とりわけ、南部の鶴岡は、ギリギリのところで護られている。
地形図と雨雲レーダーを見比べる時、門野のおばあさんの言うとおりだと、強く思う。
ここは、いいところかい?
癖のある薬草の香りのする、赤唐辛子色したお湯。
39℃ほどでも、背中あたりがチクチクしてきて、額に汗が滲んでくる。
安物の入浴剤で、はっきり効き目を感じたのは、これが初めて。
師走に入り、連日のみぞれ模様に、散歩を渋るチビ。
気持ちよく寝ている。起こすのが可哀想・・。
さあ、行くよ。起きて。