極々淡い薄墨をひいたような光彩の奥に、静かに浮き出る月山を観た。
これが、四季折々、様々の光に映し出される月山の最も月山らしい姿だと初めて悟った。
申告しないつもりでいたが期限ぎりぎりで気が変わり、さっき役所に書類を郵送した。
新型コロナに伴う「お助け」のお知らせは、去年の内に三代目宛てには届いていた。
揃える書類は簡単だけど、要件である「第三者機関」の確認印に抵抗があった。
税理士、会計士、商工会議所、金融機関等々、近くの信金に出向き確認印を受けた。
案の定、役所から追加資料の電話があったが、これで僅かばかりだけど助けてもらえるのかな。
今日、思いがけずの出会いに、ホッコリした。
商品棚の牛乳に手を伸ばしたとき、一瞬どこからか「湯田」の文字が視界に飛び込んできた。
目当ては「森永」、隣は「農場牛乳」・・・と思いきや、棚のラベルは「湯田牛乳」だ。
このスーパーの本社は秋田市にあり、この辺には珍しい北東北の商品が多いのが魅力だ。
湯田かあ・・・、新型コロナの影響もあって、随分、ご無沙汰にしているなあ。
新型ウィルスが、ボクに残された貴重な時間をどんどん食い潰している。コン畜生!!
細井先輩、これからは「湯田牛乳」を愛飲しますよ。
腑に落ちないのは商標のこと。そこは「農場牛乳」じゃなくて、絶対、「湯田牛乳」でしょう。