単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

そこは湯田牛乳でしょう

2021-01-28 | 暮らし・ジョギング

 

極々淡い薄墨をひいたような光彩の奥に、静かに浮き出る月山を観た。

これが、四季折々、様々の光に映し出される月山の最も月山らしい姿だと初めて悟った。

 


 

 

申告しないつもりでいたが期限ぎりぎりで気が変わり、さっき役所に書類を郵送した。

新型コロナに伴う「お助け」のお知らせは、去年の内に三代目宛てには届いていた。

揃える書類は簡単だけど、要件である「第三者機関」の確認印に抵抗があった。

税理士、会計士、商工会議所、金融機関等々、近くの信金に出向き確認印を受けた。

案の定、役所から追加資料の電話があったが、これで僅かばかりだけど助けてもらえるのかな。

 


 

今日、思いがけずの出会いに、ホッコリした。

商品棚の牛乳に手を伸ばしたとき、一瞬どこからか「湯田」の文字が視界に飛び込んできた。

目当ては「森永」、隣は「農場牛乳」・・・と思いきや、棚のラベルは「湯田牛乳」だ。

このスーパーの本社は秋田市にあり、この辺には珍しい北東北の商品が多いのが魅力だ。

 


 

湯田かあ・・・、新型コロナの影響もあって、随分、ご無沙汰にしているなあ。

新型ウィルスが、ボクに残された貴重な時間をどんどん食い潰している。コン畜生!!

細井先輩、これからは「湯田牛乳」を愛飲しますよ。

腑に落ちないのは商標のこと。そこは「農場牛乳」じゃなくて、絶対、「湯田牛乳」でしょう。


雪が解けたら

2021-01-21 | 暮らし・ジョギング

 

「そろそろですかあ?」

「そろそろですかねえ。そちらさんは?」

 


 

そして、誰もいなくなって一週間。

いつも、こんなに早かったかなあ・・・

 


 

今朝、もしかしたらと思いつつ、そーっと土手に・・・

いたーーあ!!

そうだよなあ。まだ一月だもんねえ。

 


 

朝日に映し出されたキミたちの姿に感動した!!

雪の白さを凌ぐキミたちの白さには、生き物の優しさやぬくもりを感じるよ。

何故、平和の象徴をハトに奪われたんだろう。白鳥の姿こそ平和そのものじゃないかあ。

 


 

それでも、カモたちはほとんど居なくなってしまったねえ。

寂しくなった川面を見ていると、ますます重っ苦しい気分になっちゃうよ。

 


 

今朝は、冬はもうこれでお仕舞いだよっというぐらいに晴れた。

春は待ち遠しいけれど、新型コロナが居座り続けるんじゃあ、どうしようもねえなあ。

 


 

チビとの散歩のあと、いつものコースを走った。

ゆっくりゆっくり歩を進めながら、雪が解けてからのことを考えた。

そうだ! ボールを手に入れよう!と思いついたら、ボールの手触りが戻ってきた。

そのあとは、ちょっとだけニンマリしながら、走った。


古新聞紙を詰めた思い出

2021-01-12 | 暮らし・ジョギング

 

「おめだずは、なんにも知らねーなあ・・・」とでも言いたげだった。

大学二年の春の大会は福島市。宿舎は福島駅に近い、昔からの商人宿風の旅館だった。

準決勝の朝、ボク等フォワードの部屋に、オヤジがふらっと顔を出した時のこと。

前日の試合で濡れたままのスパイクを見て、諭すように教えてくれた。

 


 

いつの頃からか、濡れた靴に新聞紙を詰めるたび、その時のオヤジが浮かぶようになった。

今日も新聞紙を丸めていたら、福島の旅館のあの部屋の情景が、ふーっと浮かんできた。


年越しのラブ・バラード

2021-01-06 | 趣味的音楽

 

ボクが好きな音楽を聴くのは、朝の4時半頃から一時間ほどの時間帯だ。

去年の暮れから入れたままのCDは、ジョン・コルトレーン。 今朝も聴いていた。

 


 

アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォー・ミー  I see your face before me

「セッティン・ザ・ピース」の収録曲の中にこの曲名を見つけ、購入しことを覚えている。

今でも聴くとグッとくるこの曲との出会いは、ボクが高校生のまだまだ初々しかった頃。

 


 

この曲を初めてボクに聴かせてくれたのは、ジョン・ウォーカー。

ウォーカー・ブラザーズ解散後、二枚目のソロ・アルバムに収録されていた。

後にも先にもファンクラブなるものに入会したのは、その時の彼の小さなファンクラブだけ。

 


 

1969年リリースの「THIS IS JOHN WALKER」、日本での発売はその翌年。

渋いハスキー・ボイスが、ボクには初めてのジャズの名曲を教えてくれた。

聴くたびに今でも思う。どうしてみんなもっと彼を聴いてくれなかったんだろうって。

 


 

彼の I see your face before me を聴いてほしい。

I see your face before me   Crowding my every dream   で始まり

I can't erase  your beautiful face before me   と終えるラブ・バラード。

ジョン・コルトレーンの演奏にジョン・ウォーカーの歌声が重なる・・・、いいねえ。

 


 

元日の早朝から続いた除雪作業から、6日目にして解放された。

二三日後には、爆弾低気圧が来て、そのあと、また強烈寒波が来るらしい。

春が来たら、また、みんなに会える・・・そう信じて、冬を生きよう。