秋田県旧大内村、国道105号から山あいに向かう道に折れる。
かすみ温泉この先3Kmの看板。
9月半ば過ぎから、大した稼ぎにはならない、ちょこちょこした用事で忙しくしていた。
土砂災害注意の看板のある緩い坂道を上る。
「土砂崩れで通行止め」の告知板もあったけど、温泉までは通行可能だ。
ポツンポツンと沿道にたつ人家の途切れた先に「かすみ温泉」がある
初めて訪れたのは9年前。そのあとも数回。なんとなく訪れるところ。
営業してるんだろうか・・・
来るたびにそう思ってしまう鄙びた雰囲気、今日もそうです。
玄関の上がり框にたくさんのスリッパが並んでいる。「やばい。団体と鉢合わせ・・」
ボクの後ろから、黒の正装した団体さん。住職さんもいる。笑い声が混じる。
慌てるように女将さんが出迎える。たぶん、法事の直会かなあ。
団体さんは玄関正面の座敷に入り、風呂へ向かったのはボク一人。
脱衣所の扇風機。このタイプ、ちょっと前までボクんちにもあった。注意喚起された年代物だ。
固形石鹸に替わるポンプ式・・わかるなあ。指導されるんだよなあ、保健所に。
源泉は11.9度の冷泉で加温している。微かにぬめりがあり、肌触りが優しい。
最近は、冷泉、温泉、ただの沸かし、何でもいい。ゆっくりのんびりできれば、いい。
いつまでも入っていられる湯温だけど、今日だけはそうもいかないんだよ。
一時間ほど、マッタリしていました。
法事のお客さんたちは、まだ、座敷でお食事中。
コスモスは、好きな花です。
ここ何年かは、特に、そう思うようになりました。
帰り道、温泉出て間もなく、刈り取りを待つ稲穂の先に、二つの朱塗りの鳥居を見つけた。
木立の中には、お社らしき影も確認できた。
寄ってみたいが、今日は時間がない。次の機会の楽しみにしておこう。
、
かすみ温泉に来ていた住職はこのお寺の住職だろうか。
石柱の文字は「永泉院」と読めたけど、橋の高欄には「ようせんいんばし」
帰る途中、ちどりに寄っても、中継が始まる3時40分には間に合う。
4年前の対南アフリカ戦のようにはいかないだろうけど・・・
おお! なんと、アイルランド相手にタックルでゲインしてる! マジかあ?!!