仙台市の北の方。コン先輩から教えられた小学校を目標に、ガン先輩宅を探そう。
秋色に染まった街路樹が道という道に連なる。とてもシックな街の景観に感動。
この辺りと目星をつけ電話をすると、ちょい先の角から携帯片手にガン先輩が現れた。
最初に出迎えてくれた「ポモ」。ポメラニアンのポとモモちゃんのモって言ったかな。
とにかく人なつっこくて、少々おてんばのお嬢ちゃん。
ボクが着いたのは午後四時ごろ。その数時間前から両先輩はちびりちびり。
カマさんも合流して初めての仙台支部ミーティングは、早々にして酩酊状態。
「ああ、こんなに飲んじゃって。カマさん、明日試合なんでしょ。」とポモ。
しっかりしてそうなボクですが・・、このあたりの記憶がありません。
翌朝、ガン先輩に「コン先輩たち、どうやって帰ったんですか?」と聞くと、「わかんね。」
「ビール飲んで、一升瓶空けて、焼酎、いただいたお酒まで・・」と奥様は呆れ顔。
朝食後、コーヒーを頂いていたら、作業着姿の先輩夫妻が庭に出てヒバの剪定を・・・。
えっ? 鋸を持った奥様がはしごの上で、ガン先輩が下で支えてる。おかしいでしょう?!
ボクが代わってお手伝いしたけど、迎えに来たコン先輩の手際の良さにみんなで関心した。
ボクとコン先輩は、現役の試合の観戦に利府町のグラウンドに向かった。
期待したのは最初の10分間だけ。あとは・・。バックスはタックルを知らんのかあ!
上手い下手じゃない。タックルは気合!「根性論ですかあ?」だあ? 違う!ド根性論だあ!!
でも、フランカーの「6番君」に、ボク等の時代の赤ベコを見た。それが、せめてもの救い。
コン先輩とグラウンド近くのラーメン店で、ため息まじりの昼食。
ガン先輩んちまで送ってもらい、枝処理を終えた先輩ご夫妻にお礼を言い、おいとました。
帰りは国道4号に出て、鳴子経由で帰ることにしたけど、温泉に入る時間はない。
三本木の道の駅で、奥サンへのお土産に、ここの名物という「胡桃ゆべし」を買った。
国道47号との交差点から「裏」の方に目をやると、遠く山の向こうに怪しい厚い雲。
昨日から覚悟はしていたので、まあ、いいけど、鳴子から新庄までたっぷり降られた。
雨の中の夜道は疲れた。ひやっ!ともしたしね。
チビ!何で玄関に飛んできて「お帰りなさーい!」をしないんだ?! ポモは違ったぞう。
ポモもそうでしたが、ガン先輩ご夫妻を見ていたら、何かとてもホッコリした。
仙台の街はあんまり好きじゃないけど、「仙台支部」の辺りはとてもいいところでした。