もう一年も前になりますが、物置を整理していた時、突如、出現した「古本」多数。
いつごろから、なぜボクの手元にあるのか、わからないものばかり。
朽ちたもの、心惹かれないものは廃棄。いつか読もう的な本は、書棚に移した。
この三冊は、60年ごろの初版で、70~71年増刷分の創元推理文庫の推理小説。
三十数年前、ヘルニア手術で一か月間入院していた時、友人が差し入れしてくれたものか?
「太宰治」は、学生の頃、Gパンの尻ポケットにさりげなく見せる、必須アイテム。
「わさお」に会いに行きながら、また、読み返してみようか。
「白昼の死角」は、先日、「BOOKOFF」から見つけてきたもの。
二十代の頃、TVドラマで観た「山本圭」の追い詰められていく演技が印象的だった。
ボクの「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」のイメージを変えた主題歌も、カッコよかった。
「岩波文庫」の最後のページ、定価の下の★マーク。
ボクが中学生の頃は、★ひとつが50円だった。今は、こんな表示はありませんよね。
沈みがちな今日この頃、何の先入観も持たず、淡々と文字を追う。気晴らしには、いい。
今から本屋に行ってこよう。 新刊? 「BOOKOFF」ですけど。それが何か?!