青空こそ見えませんが、空は明るい、風はない、寒くもない、そしてなにより雪がない。
ここまでくると不安感さえ覚えるほどの穏やかな大晦日。
これまでは、それを何の意味もない、むしろ滑稽なことだと考えていたんだけどなあ。
やっぱり一年の最後の日はしっかり走って終えようと考えるようになりました。
久しぶりに赤川の流れを間近に感じてみたくなって土手を下りたりもした。
これも、今日が12月31日だからですかねえ・・・、七十という歳のせいもあるかあ。
あっ、お仲間が羽黒橋を渡っている。いい走りっぷりだあ・・・羨ましいね。
ボク同様に、今日の日に思いを持って走っているのかなあ。
ここはボク等の身銭を落として整備したボク等手作りのラグビー場だった・・・昔の話です。
みんな若いうちにあっさりと足洗っちゃってさあ・・・一人じゃ、どうしようもなかったね。
地元に一緒にラグビーをする仲間がいなくなってから、随分久しいね。
今、並走してくれるのは赤川の流れだけ・・・なんて、自らを皮肉りながら走っています。
寂しさを感じてしまうほど静かな空気のせいで、ボクの気分まで感傷的になっちまったぜ。
大晦日を走って終えたかったのは、何はともあれ走り切った一年を感じたかったからだね。
それで、明日はどうする、一年の計は元旦にありだけど・・・
左アキレス腱の痛み次第、鎮まっていればいいんだけどね。