単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

外回り

2017-05-31 | 暮らし・ジョギング

 

二週間ほど前、億劫だったけど、やっと重い腰を上げ来てみたけど、事実上、空振り。

今日はルール通り、予め電話で予約をしてやって来た。

脱税・・?まさかでしょう。ちょっとね、帳簿のつけ方を教えてもらいたくてね。

 


 

億劫なことを片づけたら、もうひとつの億劫な事にも勢いがついた。よし、行こう!

二月ごろから左目が濡れるというか、涙目っぽい。

診察の結果、まあ!ビックリ! 涙目どころか、「ドライ・アイ」ですと。しかも、両目。

「変と思うかもしれませんが、乾くので、生理的?に涙を出そうとしているんです。」

 


 

帰る途中、とある幼稚園の園内に、懐かしい方の背中姿をお見受けした。

H先生は高校の先輩で、地元におけるラグビーの先輩と言える方。八十路だろうか。

H先生の時代は母校にラグビー部があり、福島大学に進学後もラグビーを続けられた。

ボクに気付いた先生、「おお!久し振りだなあ。」 短い時間だったけど濃密だった。

 


 

できれば足を向けたくないエリア。久し振りに来てみたら、街の変化に驚いた。

シャッター商店が、また、ひとつ・・。でっかく建て替わったのは、銀行と公共施設・・。

やっぱり、この辺りは居心地悪い・・・。 チビが待ってる。さっさと、帰ろう。


生き物万歳!

2017-05-27 | 暮らし・ジョギング

 

一ヶ月、いや、もっと前から、一階の天井から、コトコト、音がするのに気付いた。

奥サンが、外を一回り。「排気口が壊れてる。」と言った瞬間、中から、鳥が飛び出した!!

 


 

そんなところに、排気口? 知らなかった。雪崩で壊れたのか?

奥サンは、「ウソじゃない?」そんなに綺麗な鳥じゃない。「たぶん、ムクドリだ。」

それから何日か経ち、天井裏が、ピー・ピー、バタ・バタ、賑やかになってきた。

 


 

怖がらせちゃいけない。そーっと見上げると、「あっ!いた!!」

ムクドリだ。すっかり、成長したヒナ? 巣立ちが、近いぞ。

壁が、汚れてる。排気口の奥は、どうなってんだろ・・。

立つ鳥は、跡を濁すなよ!!

 


 

この時季、玄関前の樅ノ木は、ピーチク・パーチク、スズメをはじめ、小鳥の楽園。

食べきれないほどのアブラムシ。奥サンはドン引きだけど、ボクは、にんまり。

 


 

チビよ、周りに、いろんな生き物がいるって、いいな。生き物、万歳!!

『ひとりで、なに、浮かれてんだ。早く、予防注射に、連れてけってぇーの。』

   翌日(28日)、「巣」から、何の音も、聞こえなくなりました。

     顔を出していた子は、飛び出すことが怖くて、おどおどしていたヒナだったのでしょう。

     立つ鳥 跡を濁して 行きました。 ものすごく、寂しい朝です。


押忍!先輩

2017-05-18 | ちょこっと旅・温泉

 

「岩手の春」の余韻が残っているうちに、この時季行かねばならぬ場所がある。

最上川峡をさかのぼる。

 


 

スイスの山村。湖沼群と針葉樹林の向こうに、白く輝くヨーロッパ・アルプス。

話し、盛りすぎですか? 水面に映る「月山」がいい。

何度も走った道に、初めて見つけた絶景。

 


 

山形・秋田の県境は、国道13号雄勝トンネルの中にある。

最上川峡からずーっと続く濃霧がトンネルを境に青空に変わる、なんてこともある。

 


 

7年前のちょうど今頃に初めて出会った風景。

農道に下りて、しばらく澄んだ空気を堪能した。

全くの門外漢ですが、地図から察して三森山(1,102m)ですかねえ?

 


 

この写真、7年前、国道の路肩にバイクを停めて撮ったもの。感動したなあ。。

黒沢川の上流域だからでしょう、「上黒沢」

 


 

この時季は欠かさず来ないとね。湯田ダム・・、いや、錦秋湖。

 


 

例年になく水量が多い?

他の事例は知りませんが、ダム湖とはいえこれほど水位変動の大きいダムってある?

渇水期なんか見る影もない。それはそれでいいと言えなくもないけど。

 


 

逆さ・・・、奇をてらっているんじゃない。

湖畔に寝そべり、あまりの気持ちよさに天空を見上げてシャッターを切った。

 


 

気持ちよく寝そべっている耳元に、♪♪ ガッタン・ゴットン・・。どっちから?

次の駅はボクもこれから向かう「ゆだ錦秋湖」

決して本数の多い路線じゃないのに、かなりの確率でこの光景に出くわす。

 


 

国道107号から穴ゆっこのある耳取地区へ。

 


 

錦秋湖に架かる「天ヶ瀬橋」。

「渡ってる」感をすごく実感できる橋。

 


 

この時季ならではの「水中木」(ボクの勝手な呼び方ですので・・)

 


 

この辺りの「ひっそり感」が好みです。

耳取地域・・ですか。大石地区とは呼ばないんですか。

 


 

湯瀬温泉で感じた同じ香りの「ほっとゆだ」と半ば決めていての心変わり。

ゆだ駅前にたむろする老若男女の観光客を見て、こっちにハンドルを切った。

 


 

押忍!!先輩!! 今日もこっそりお世話になります。

あんまりお金落としていけないんで 、ブログでPRさせていただきます。

28日は錦秋湖マラソンですね。先輩も走るんすか? あの公務員ランナーと。

 


 

源泉不足が継続中。露天に続きついに売りの洞窟風呂も休止。

薬師温泉中山荘が廃業した時は、ものすごくガッカリでした。

ここはそうなりませんよね! 細井先輩!! 

 


 

錦秋湖の向こうに、二年前の三月発生した土砂崩れの傷跡らしきものが見えます。

「穴ゆっこ」の前に、関連する災害復旧工事の現場事務所が今もありました。 

 


 

前九年の役、阿部貞任と戦った八幡太郎義家の陣地「八幡館」があったのは対岸のあの山。

今回、妙に印象的だったのは、思いがけず目に飛び込む大小の観光案内板。

時間を見つけ、ひとつひとつを知りたい。感じてみたい。

 


 

この路を通る人は、十人中十人、「いいねえ!」って言うと思う。

ボクも何度も同じ写真を撮っている。

 


 

道の駅さんないの「いぶりがっこ無添加」、ひとつはムスメの旦那へ。好物なんだと。

ここの立食い「冷たい掛けそば」のファンなので、敢えて言おう。

ソバの食感、ダシつゆが変わった!! わさび、全く、味がしない!

 


 

西目で、日本海に出た。キラキラしてる。 

ここからの日本海をこれまで何度も撮った。けど、また、撮った。

いつもの場所へぶらーっと行って帰ってきただけですが、良かったと思います。


2017ラグビー部OB会(4/4)阿仁

2017-05-08 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

盛岡を出て5時間。一息ついて飯でも食いたいけど、人・ひと、ヒト!!

この先を左折、森吉山の麓マタギの里の森吉・阿仁地区を往く。

 


 

一度は走り過ぎたけど、立ち並ぶ旗が妙に気になり、思い切ってUターン。

武家屋敷のような古風な住宅。旗には北秋田市指定文化財の文字が読める。

 


 

江戸時代初期から、代々、この辺りの「長」を務めた長岐家のお屋敷で・・。

長岐某氏は、地域に貢献した・・、走り読みなのでよく覚えていない。

生活感のある屋敷内。今もここで暮らしているのかもしれない。

 


 

見学者に説明をしていた、いいお年の男性が庭先のボクに気付き、会釈をした。

「ここで結構ですから・・」的な会釈を返し、前庭の方へ逃げる。

絶妙な位置にある大木・・欅かな。ふと、「晴耕雨読」の文字が脳裏に浮かぶ。

 


 

国道から離れ、大岱集落への入口に架かる橋で阿仁川を眺めながら一息。

昨日から春の空気を吸い込み続け、過呼吸気味。身体中の血液は春色に変色した。

 


 

森吉の雪解け水を目一杯集めて、粛々と流れている風の阿仁川。

でも、ちょっとした雨が降りゃあ、ヤンチャするんでしょうねえ、この川は。

 


 

阿仁川を遡り山中へ。時々、鳥のさえずりが聞こえるだけ・・、突然、警笛。

見えないけど、崖のすぐ下を秋田内陸縦貫鉄道が走っている。

 


 

さっき寄った道の駅「あに」の混雑にはビックリ! 昼食はあきらめた。

大型連休とはいえ、空きっ腹が腹立つほど、ひと、ヒト、人!(ボクも、そのひとり。)

こんな過疎の道にもドッと観光客が押し寄せる。ものすごいことです。

 


 

随分、雪が残っています。そんなに標高があるとは思えませんが。

仙岩峠だって、これほどは。ものすごい豪雪地帯なんですね。

 


 

峠のピークだろうか。急に視界が開けた。

ナラ枯れか、山火事か。ここだけ樹木が伐採されている。

ん・・、あの白い山は・・?

 


 

森吉山はとうに過ぎた。鳥海は方向が違う。あとは・・秋田駒かあ?

あっちは田沢湖の方向だもんな。たぶん、秋田駒ヶ岳だ。

 


 

護岸でガッチリ固められた桧木内川。

ずーっと見て来た川と違う。無表情・無感情。

 


 

ラーメンと待つ間に追加した既に調理済みの親子丼。

西木町上桧木内「紙風船館」の直売所で、やっと食事にありついた。

小正月の夜空に、巨大な風船がゆらゆらと浮き上がる。幽玄の世界。絶対、見たい。

 


 

角館を過ぎた。さすがに疲れた。多少、気落ちもしている・・OB戦のこと。

コン先輩が言った。「痛いんじゃねえんだよ。壊れるんだもんな。」

そう、昔は、痛くても走った。走れた。

筋肉をつけて、出直すしかないか。


2017ラグビー部OB会(3/4)花輪線

2017-05-06 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

白沢せんべい屋の開店を待てば、自ずと帰路は、いつもの湯田・横手経由になる・・。

二日目もこれだけ晴れるなんて、そうはない。ここは思い切って行ってみるか。

 


 

7時にチェックアウト。

せんべいは諦めて、進路は「北」。

 


 

この牧歌的な景観も、岩手山があってこそ。昔と変わらない。

学生時代、暮らしの中で目にした風景が、今も、心にしみついているのが分かる。

 


 

 この路の景観も、滝沢にある大学の農場に実習に来ていたころと変わらない。

「分れ」で、国道4号から282号に折れ、秋田県境を目指す。

 


 

子供達がボクと遊んでくれていた頃、家族で何度か滑りに来た「安比」。

そう、昔は、この辺を「松尾村」とか「安代町」って、呼んでいたんだ。

 


 

だんだん雰囲気が出てきた。

説明しにくいけど、ザックリ言えば、「JR花輪線」を求めてやって来た。

 


 

高速道路を走ってちゃ薄まってしまう、花輪線の雰囲気。

ホントは汽車がいいけど、好きなところで勝手に止まれないし。

 


 

昔風に言えば、安代町田山。秋田県境まで、あと10キロ足らず。

まだ、岩手県なのに、川の流れは秋田県を向いている。米代川の上流。

 


 

秋田県に入って間もなく、湯瀬温泉が見えて来た。 

ここまで来て、まだ、迷っているバカがいる。入るに決まってる!!

 


 

「青春18きっぷ」で、何度か降り立った湯瀬温泉駅。

川をまたぐ歩廊は、川の両側に建つ同じホテルをつなぐ専用通路。

とにかく、デカいホテルだ。ボクの行先はこのホテルの真向かい。 

 


 

湯瀬に来れば、まっすぐ、湯瀬ふれあいセンター。たった200円だもの。 

格調高い観光ホテルに、「お願いしまーす!」と訪ねる度胸はない。

 


 

ほどよい熱さ。品のいい香りがする。

何処かの湯とおんなじ香り・・。解かった!!湯田だ。「ほっとゆだ」だ。

初めて来た時は、正直、印象薄かったけど、今日、湯瀬らしさが解かった。

 


 

湯瀬温泉を満喫。大いに満足して、鹿角に下りて来た。道の駅「かづの」。

鹿角というより、花輪・・、陸中花輪のほうが、ボク的には好きだ。

 


 

十和田湖の帰り、ここの中庭にバイクを引っ張り込んで野宿してから、もう10年過ぎた。

八月「花輪ばやし」前夜の頃で、飾り付けられた祭り屋台が、あちこちにあった。

 


 

ゆっくり、ゆっくり、仲間を集めながら、能代の港まで続く、米代川の長い旅。

嗚呼! やっぱり、いいところだなあ。


2017ラグビー部OB会(2/4)珍プレー賞

2017-05-05 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

好天に恵まれ、二年ぶりにバイクで来ましたが、先輩に伝えた時刻に15分遅刻。

「混雑は小岩井まで。」と思ったら、市街の入口までビッシリ。一昨年の二の舞だ。

先に着いたコン先輩から着信があった時は、46号から二度目の退避中だった。

 


 

五月の盛岡。緑の美しさ、空気の清々しさ・・、語彙を越えた、五感で感じる世界。

母校キャンパスも春の光に包まれ、目に映るすべてのものが活き活きしている。

 


 

木漏れ日の射す芝生の上に、今年の「アラウンド還暦」たち。四人とも、赤パン。

久し振りに、秋田からアネが参加。あれ?、アネよ。来る時、ヤスを見なかった?

 


 

若手OBが現役を圧倒?した後、ボク等にもソンタクして時間をくれた。

張り切ってグランドに出たけど早々に膝を痛め、ここだ!と出た瞬間、大腿部がプチッ。

ハイ・タックルを吹こうとしたカンチャン。やったのがアネと知り、ビビって流した。

 


 

最後の10分、赤パン三人が一緒にグランドに立った。こんな事はなかった。快挙!

オサムは今年も五月病の肉離れでベンチ。来年は、必ず、出ろ!

今年も、現役かと見紛うほどの若いOBばかり。来年は、もっと、「赤」が目立つといい。

 


 

試合のあとは、「このために来ている。」と言っていい、「いかり」で喉を潤すはずが・・。

OB会長カツが総会欠席で、コン先輩が会長挨拶の代行を頼まれてしまった。

よりによって、こんな夏日! 汗かいて喉がカラカラだっていうのによ! このカツ!!

 


 

本来なら「いかり」で小休止するところ、コン先輩とたっぷり三十分、歩き通した。

射す様な西日を浴びて、喉が「飲みたーい!!」と悲鳴を上げている。

 


 

総会を終え、待望の現役との懇親会。OB不足がたたり、乾杯の音頭のお鉢が回ってきた。

グズグズしてるボクに、コン先輩が「Oka、早くやれ!」の一言で宴がスタート。

例年になく、どこか盛り上がりが・・。何故・・? OBのテーブルが少ない!!

櫛の歯が欠るように、年々、OBの参加が減少している。弱い現役のことより寂しい。

 


  

宵闇に浮かぶ、岩手山・・・。言葉にならない。

「黒岩手だね。」と、オサムが言った。

そんな呼び方あったかあ?と首をかしげつつ、今度こそ「いかり」へ歩く。

 


 

秋田人アネには、やっぱり、酒が似合う。

同じBKだったオサム。試合中、ネイティブ秋田弁が解らず、会話に成らなかったという。

オサムが言うからおもろすぎる。まるで、漫才を聴いてるようだった。

 


 

実は、OB戦の珍プレー賞として、白ストッキングを頂戴した。

別に本命がいたけど、懇親会を欠席したので、次点?のボクに回ってきた。

授賞理由は突然の肉離れ。「珍」は好かん! 今度は、本当のMVPを目指す!!


2017ラグビー部OB会(1/4)絶句

2017-05-04 | 盛岡・岩手・ラグビー仲間

 

道の駅「おおうち」で小休止。これから盛岡に向かいます。

行く先々に広がる春の景色。想像するだけでワクワクします。

 


 

家を出て二時間半、大仙市総合公園。

肩甲骨のあたりに張りを感じ、身体を伸ばして一息ついた。 

 


 

雲一つない青空の向こうに、白い秋田駒ヶ岳。

この頃、桜の開花が早いので、GWの角館辺りの混雑は、以前ほどじゃなくなった。

 


 

国道46号から見る秋田駒ヶ岳は、ここがベストでしょう。

田沢湖が近くなり車が増えてきましたが、流れはスムーズ。

この先の刺巻湿原にも、この時季、水芭蕉目当てのお客さんが多い。

 


 

仙岩トンネルの秋田側坑口。一気に上ってきた。

ここから盛岡までは一時間とかからない・・はず。最後の小休止。

 


 

トンネル左の谷底に、滝のように流れ落ちる一筋の渓流を発見。

へえー!!知らなかったなあ。大きく深呼吸、ただただ、見入るだけ。

人里を走っても、山中を走っていても、素通りするのが惜しい。持ち帰りたい景観の連続。

 


 

 

さあ、また、来たぞ!!クッキリ岩手山を目の当たりにして、テンション最高潮。 

浮かれてこのまま行くと、小岩井まで大渋滞に巻き込まれる。

渋滞が始まった雫石運動公園前で公園内に避難。そのまま町内の旧道を行く。

 


 

御所湖の端っこに架かる元御所橋で・・・、絶句。