てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

米作りで唯一の農薬散布

2007-06-02 15:18:04 | 農事
 
6条ずつ散布                  籾の芽と共に青々と茂る雑草

 5月16日に播種して2週間少々、籾の芽と共に雑草も生え、遠目に見ると田に筋が立たず、一面が青々としてきた。そこで「おいしいJA岡山の米栽培ごよみ」に基づく、除草剤散布の日を迎えた。

 作付けは2まち1反9畝なので、200㍑の水にサターン乳剤を溶かして、噴霧器(20㍑用)を背負って散布するのだが、これがかなりの重労働で約3時間少々かかる。そしていつも作業を終えると両肩がパンパンに凝り、全身の筋肉疲労がしばらく残る。

 わが農法の自慢は、できるだけ無農薬を心がけていること。但し、代掻きした圃場に苗を植え付ける「田植」と違い、籾を乾田に直接にまく「直播」のためどうしても草が生えやすいのが難点だ。
 従ってこの時期に1回目の、そして2週間空けた後、田に水の入る6月24日の2日前をメドに、2回目の除草剤散布が大仕事となる。除草剤以外の農薬は一切使わない。

 これさえ済めば、太陽の恵みの下、6月24日から9月いっぱいまでの100日間の水管理をこまめにやりさえすればよい。 「水見半作」といわれるように、水の管理が稲作の半分を占めるほどの大切な作業となる。


背負式噴霧器(20㍑用)
コメント (4)
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