農家組合における配水協議を受けて、今日から町内を流れる中井川支流用水へ配水が始まった。折からの雨と併せて、水田を潤し一面に美しい青田が広がっている。
小欄「2006/7/8 水見半作」でも触れたが、7月1日から9月いっぱいまでの3カ月間、農家が交代で用水上流の樋門管理にあたる。「水見半作」といわれるくらい、水の管理は稲作の半分を占めるほどの大切な作業となる。
土用干し(中干し)の期間をのぞき、特に穂が成長して実をつける7月中旬から8月下旬にかけて一番多くの水を必要とする。
香川県では深刻化する渇水解消策がニュースで報じられている。観音寺市・豊稔池堰堤前では「雨ごい踊り」が。また高松市の民家では「渇水対策で井戸を清掃中の父子が、硫化水素中毒で死亡」の悲報も。
幸いなことに、わが岡山県には西から高梁川、旭川、吉井川の三大河川が流れており水の心配はない。この豊かな水の恩恵を受けて、古代より穀倉地帯が広がっている。
もともと当地区は農村地帯であるが、現在町内では専業農家は1軒だけ、あと20軒足らずは兼業農家が米づくりに精励している。
田植えを終えてから、美味しい米を口にするまでには、冒頭の“水管理”を中心にして、稗(ひえ)抜き、土用干し(中干し)、害虫防除、更には台風など自然災害など数々の苦労を避けては通れない。
『米』の文字の通り、八十八の苦労があるとか、八十八の作業工程があるとかいわれる所以はここいらにある。
最後に忘れてならないのは太陽の恵みと、作る人(農家)がわが子を育てる如くに注ぐ愛情であろうか。
小欄「2006/7/8 水見半作」でも触れたが、7月1日から9月いっぱいまでの3カ月間、農家が交代で用水上流の樋門管理にあたる。「水見半作」といわれるくらい、水の管理は稲作の半分を占めるほどの大切な作業となる。
土用干し(中干し)の期間をのぞき、特に穂が成長して実をつける7月中旬から8月下旬にかけて一番多くの水を必要とする。
香川県では深刻化する渇水解消策がニュースで報じられている。観音寺市・豊稔池堰堤前では「雨ごい踊り」が。また高松市の民家では「渇水対策で井戸を清掃中の父子が、硫化水素中毒で死亡」の悲報も。
幸いなことに、わが岡山県には西から高梁川、旭川、吉井川の三大河川が流れており水の心配はない。この豊かな水の恩恵を受けて、古代より穀倉地帯が広がっている。
もともと当地区は農村地帯であるが、現在町内では専業農家は1軒だけ、あと20軒足らずは兼業農家が米づくりに精励している。
田植えを終えてから、美味しい米を口にするまでには、冒頭の“水管理”を中心にして、稗(ひえ)抜き、土用干し(中干し)、害虫防除、更には台風など自然災害など数々の苦労を避けては通れない。
『米』の文字の通り、八十八の苦労があるとか、八十八の作業工程があるとかいわれる所以はここいらにある。
最後に忘れてならないのは太陽の恵みと、作る人(農家)がわが子を育てる如くに注ぐ愛情であろうか。