弟が、「生き方―人間として一番大切なこと」という言葉を置き土産に、6月1日付で岡山から大阪へ転勤になった。京セラやKDDIの創設者稲盛和夫氏の著書「生き方」(サンマーク出版)の内容のことである。
存外、小生は本を読まぬ方なのだが、幸いなことに取り巻きに恵まれ、読書好きの人からこうして教えて貰うことが多い。その人の主観を交じえた読後感という落とし穴もあるが、自ら読書せずしてエッセンスを斟酌しさえすればよいので重宝している。
さて、同書のさわりを2点だけ。
稲盛氏は、『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』という方程式をかねてから示されている。
人生や仕事の成果は、これら3つの要素の“掛け算”によって得られるものであり、決して“足し算”ではない。
常に前向きで建設的であること。感謝の心を持ち、みんなと一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことと説く。
また氏は同書の中で『一つのことを飽きずに黙々と努める力、いわば今日一日を懸命に生きる力。また、その一日を積み重ねていく継続の力。すなわち、継続が非凡に変える。安易に近道を選ばず、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。夢を現実に変え、思いを成就させるのは非凡なる凡人である。』とも話されている。
「考え方」を変えれば人生は180度変わる。能力も大事だが、情熱の方がもっと大切である。凡人がパッションを持って精進することで創造や大事を果たせる。いずれもこのところ思い描いていたことばかりで、わが意を得たりの境地である。
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稲盛氏が戒めとした「六つの精神」
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にて驕らず
3.反省ある日々を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行・利他行を積む
6.感性的な悩みをしない
存外、小生は本を読まぬ方なのだが、幸いなことに取り巻きに恵まれ、読書好きの人からこうして教えて貰うことが多い。その人の主観を交じえた読後感という落とし穴もあるが、自ら読書せずしてエッセンスを斟酌しさえすればよいので重宝している。
さて、同書のさわりを2点だけ。
稲盛氏は、『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』という方程式をかねてから示されている。
人生や仕事の成果は、これら3つの要素の“掛け算”によって得られるものであり、決して“足し算”ではない。
常に前向きで建設的であること。感謝の心を持ち、みんなと一緒に歩もうという協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、優しい心を持っていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことと説く。
また氏は同書の中で『一つのことを飽きずに黙々と努める力、いわば今日一日を懸命に生きる力。また、その一日を積み重ねていく継続の力。すなわち、継続が非凡に変える。安易に近道を選ばず、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。夢を現実に変え、思いを成就させるのは非凡なる凡人である。』とも話されている。
「考え方」を変えれば人生は180度変わる。能力も大事だが、情熱の方がもっと大切である。凡人がパッションを持って精進することで創造や大事を果たせる。いずれもこのところ思い描いていたことばかりで、わが意を得たりの境地である。
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稲盛氏が戒めとした「六つの精神」
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にて驕らず
3.反省ある日々を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行・利他行を積む
6.感性的な悩みをしない