クールビズがスタートして3年目の夏―。今年のトレンドは「かりゆしウエア」だそうだ。2005年の夏、小泉政権下で環境省が中心となって行なわれた、環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーンだが、政府はPRに余念がない。
奇しくもこれに1年先駆けて、私もクールビズを実践している。リタイアする年の父の日に、二男家族から甚平をプレゼントされた。会社勤めを辞め、フリーとなった身の夏のインナーウエアとして、これほど相応しいファッションは他にないと自負している。
惜しむらくは、人前では少々憚られることだ。日本の夏にピッタリの服といえば、やっぱり浴衣や甚平などの和服なのだろうが、甚平が果たして和服に入るのかどうか。小生は一線を画すると思うのだが。
そしてもう一つ、ダイエットの上では大敵であるということ。ウエスト周りがゴムで、ラフがゆえについつい食べ過ぎサインを見逃し、見る間にひと夏でウエイトアップしたことだ。
余談ながら、昔取引先販売所長と「(弊社の)社長を囲む会」を定例的にやっていた時のこと。ある年に社長から「お互いに肩肘張らず、自由な雰囲気の懇親会にするため、ネクタイをはずしてラフな格好で出席するように」とのお達しが出た。
これを真摯に受け止め、「甚平にかんかん帽スタイル」で出席した御仁がいた。勿論、社長に非礼にあたらないか、事前にあれこれ調べた上での行動だった。
当の社長がどう受け止めたかは定かでないが、誠にインパクトがあり、他のことでその日の話題の中心人物となった記憶がある。
提唱者の政府与党幹部が揃って、地球温暖化対策を錦の御旗に「クールビズ」を売り物にして、好みのラフな格好で写真に納まってPRしている。どうもパフォーマンスに先走り、政治の浅はかさばかりが目立つ。
年金問題を始め最重要課題が山積する中、せめて身なりだけでもキチンと整えて対処した方が、国民の目にも引き締まって見える。
奇しくもこれに1年先駆けて、私もクールビズを実践している。リタイアする年の父の日に、二男家族から甚平をプレゼントされた。会社勤めを辞め、フリーとなった身の夏のインナーウエアとして、これほど相応しいファッションは他にないと自負している。
惜しむらくは、人前では少々憚られることだ。日本の夏にピッタリの服といえば、やっぱり浴衣や甚平などの和服なのだろうが、甚平が果たして和服に入るのかどうか。小生は一線を画すると思うのだが。
そしてもう一つ、ダイエットの上では大敵であるということ。ウエスト周りがゴムで、ラフがゆえについつい食べ過ぎサインを見逃し、見る間にひと夏でウエイトアップしたことだ。
余談ながら、昔取引先販売所長と「(弊社の)社長を囲む会」を定例的にやっていた時のこと。ある年に社長から「お互いに肩肘張らず、自由な雰囲気の懇親会にするため、ネクタイをはずしてラフな格好で出席するように」とのお達しが出た。
これを真摯に受け止め、「甚平にかんかん帽スタイル」で出席した御仁がいた。勿論、社長に非礼にあたらないか、事前にあれこれ調べた上での行動だった。
当の社長がどう受け止めたかは定かでないが、誠にインパクトがあり、他のことでその日の話題の中心人物となった記憶がある。
提唱者の政府与党幹部が揃って、地球温暖化対策を錦の御旗に「クールビズ」を売り物にして、好みのラフな格好で写真に納まってPRしている。どうもパフォーマンスに先走り、政治の浅はかさばかりが目立つ。
年金問題を始め最重要課題が山積する中、せめて身なりだけでもキチンと整えて対処した方が、国民の目にも引き締まって見える。