
「おかやまのじいちゃんお誕生おめでとういま、山口にきてるよ、また、来てね M歩より」。7歳にも満たない孫娘が自分で打ってよこした(という)、朝一のサプライズな祝メールである。
家内はこの日を以って自分に、私の歳が追いつくものだから、一際嬉しいらしい。いつも当の私以上に喜んでくれる。
小欄「2007/1/7 親へいし 子へいし」で触れたように、ヒトは生まれたときに産声を上げるものだが、私はこの産声を上げなかったそうだ。
家内から「今年こそは“へいし除け”をして、命を授けてくださった祈祷師さんを訪ねてみよう」と促されていたのだが、如何せん両親から詳しいことを伝聞していない今となっては何の手掛かりもなく為す術もない。
初孫娘は私が年男の1996年正月、私の誕生日を待ちきれず前日に産声を上げ、至上のビッグプレゼントとなった。
これで家族では母、私に続いて、松の内が誕生日というめでたい3人目となった。いわずもがな、この吉報は1996年の年賀状を飾ることとなった。
今夕は我が家で、その孫娘と私、そして天国の母とのトリプル(プラス大晦日生まれの長男も)誕生日会を祝うことになっている。これでめでたさも二重三重なり。
