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リタイアを機に生活の贅肉落としに躍起になったことがある。各種保険の見直しを始めとして、身の回りから贅沢を一掃した。
概ね正解だったが一つだけ間違いがあった。親父譲りの24年間愛用した軽トラックを手放したこと。年に数回農耕用に使うくらいで、これ以上の無駄はないと軽く考え廃車にした。メーターは2万kmも上がってないものだった。
皮肉なもので手放した途端に結構「こんな時に軽トラがあれば便利なのに」と何度思ったことか。どうにか2年間は凌いできたが、軽トラは使う頻度こそ少なくとも“農家の必需品”だと、失って初めてつくづく思い知った。そこで再び軽トラを購入することに決めた。その代わり2台の乗用車のうち1台を下取りに出すことを条件にして。
ホンダ、スズキ、ダイハツの3つのディーラーへ見積もりを取りに出向くことになった。その前に、知人のO本さんがホンダに勤めているので、相談するべく家に電話を入れるも留守。
仕方なく飛び込みで、近場のダイハツへ。生憎定休日であったが、たまたま出社していたセールスマンが丁重に対応してくれた。
続いて本命のホンダへ。勿論即決するつもりなどなく、あくまで見積りを。ところがその最中、当方の下取り車の車検証から担当セールスマンが「うちの所長と同じ所ですね!」ということになった。何と先ほど家を出がけに電話をしたO本さんが当営業所の所長と判明。早速にご本人に御目文字願い、事の顛末を話した。とんとん拍子に話が進み今更後には引けず、19日に成約の運びとなった。
「手放さなければ良かった」と思うのは、世の常、人の常ですね。無くなって良かったと思えるものは、「贅肉」くらいかもしれません(笑)
仰るように失って初めて大切さを悟ることってよくありますね。
なるほどこういう風に文章を締め括るべきでした。
大いに「起承転結」の参考になりました。
とても大切にされてきたのでしょうね・・・
我が家にも父が釣り専用に載っていたワゴンRがありますが、 もう余分には要らないから処分しようかと思いましたが、母の寂しそうな顔を見て今もおいてあります。
私もたまに乗りますが、小回りがきいて荷物も積めて何かと頼りになります。
omotannさんのことだから、新車の軽トラをお父さまに負けじと大切に愛用されるのでしょうね。
お父さまの愛車への思いも新車に乗せて、農作業頑張ってくださいね♪
軽トラは重宝しますよ。我が家では泥の付いたハンドルで運転したくなくなります。ダジャクな性格のオヤジが使っていますから(汗・笑)
下取りの車(93年製スターレット)も車検受けしたばかりで、どこがどうということもなく手放すのがしのびません。知り合いに只で譲ろうにも引き受け手がありません。
お母さんにとって形見の品、心中察して余りあります。
乗用車では決して太刀打ちできない場面ってありますね。
農業を後継してくれるはずの倅(長男?)や孫の代まで愛用してくれることを願っています。
改めて親の有難さを随所で感じるこの頃です。
倅達は「今更新車でなくても…」と反対したのですが、将来のことを考え踏み切りました。
仰るように軽トラの中古は出回っている台数が極端に少ない上、結構高値ですね。
「未使用車(新古車)」も頭の隅にはありましたが、需給の関係か展示車すらありません。
そうなんですよ。ラフに乗れるが軽トラの妙味でしたね。これからは近回りは軽トラで代用しようと思っています。
なかなか涼しげで宜しいですね
私の部屋はず~っとそのまま・・・
手を出すことが出来ないのです^^;
こちらもやっと梅雨が明け、うだるような暑さが続いています。
なかなかブログ更新がままなりませんので、せめて気分だけでも一新してみました。
とりわけ好きな色で、当方のイメージカラーでもあります。