29日に田植えをしてから11日が経った昨日。
今年は水加減を誤り、深水のなかでの田植えだった。
そのため浮き苗となったり、どうしても四隅が田植機で植え残り、欠株となっている。
例年ならスルーしているが、今年はあまりにも酷いので、思い余って挿し苗をして回った。
冷却ベストを着用にネッククーラーを巻き、冷水持参の完全防備の上で、午前・午後2回に分けて、都合4時間がかりでやっとこさ終えた。
連日の酷暑のもとで、慣れぬぬかるみの中を、腰を曲げての手作業という大変な重労働。
特に老身にはきつい仕事で、時間差で足腰の痛みがでるのかな?!
お写真を見る限りは、広々とした青い水田に空の雲が映り、何とも長閑できれいですが、ご苦労も沢山あるのですね。
お疲れが出ませんように。
ところで、またまた、素朴な疑問なのですが、稲田の水温はこのような酷暑のなかでは、かなり高くなるのではないですか?例えば、ぬるま湯くらいの水温でも「苗」は大丈夫なのでしょうか?
知識乏しくすみません。
ご慰労ありがとうございます。
じわっと草臥れがでて、昨夜は9時ごろから床に就き、お陰で今朝は5時前にすっきり目覚めです。
仰せのとおり稲作において水温管理は大切な作業です。
高温障害は、気温30℃以上、または平均気温が25℃以上の日が続くと発生しやすくなるといわれています。
特に出穂期から 20 日間の圃場内水温、地温を下げることで、胴割粒、白未熟粒の発生が少なくなります。
高温障害の対策としては、「水をかけ流しにして」地温を下げるのが有効です。
前にも申し上げたように、とりわけ「水見半作」といわれるくらい、水の管理は稲作の半分を占めるほどの大切な作業です。
緻密な水の管理が稲作にはとても大事なことなんですね。すべてお天気任せ?と思っていたので、驚きでした。私は、お米が好きで、長いこと「お米の頒布会」に入っているのですが、おいしく戴くばかりで…。でも、意識が変わりました。
今日、5年ぶり?に道後温泉の営業が再開したと、ニュースで知りました(^^)/
コメ離れが言われて久しいですが、お米を愛する方が一人でもおられる限り、農家にとってこれ以上の喜びはありません。末永く宜しくお願いします。
道後温泉本館リニューアルに伴い、NHK松山では特番を組んでいるそうです。
番組の中でちょっとだけですが、写真部の3年後輩(道後温泉旅館の大女将)が撮ったアルバムや道後の写真をもとに今昔を語るそうです。
岡山では観ることが叶わず臍を噬む思いでおります。