てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

ご飯パン

2012-03-10 09:12:00 | グルメと料理


 忌まわしい東日本大震災から1年、2万人近くの犠牲者を出し、今尚34万人超の方々が仮設住宅や避難先での暮らしを余儀なくされておられる。そんな厳しい世の中にあって、温々と生活し、悠長に食べ物の話題で恐縮だがご容赦願いたい。
 
 我が家では一度に3合のご飯を炊く。それでも夫婦では食べ切れず、半分冷凍に回すのでその分は炊き立てが頂けず、いつも残念な思いをしている。

 小欄「2010/12/15 米粉パン」で書いたとおり、前々から米粉パンに強い関心を寄せ、苦心しながら時に焼いていたのだが、24年愛用したホームベーカリーがついに臨終を迎えた。

 折りしもTVショッピングで「米粉100%対応ホームベーカリー SHB-315」のCMが目に留まった。とりわけ「少し残ったご飯を入れれば、もっちりおいしいご飯パンも作れます。」の一言に止めを刺され、即刻8日にネットで注文したら、今日は待望の商品が届いた。

 念願の焼き立て「ご飯パン」は言うに及ばず、大好きな「パウンドケーキ」や「ピザの生地」も作れるので、これからはホームメイドで間に合いそうだ。夕食はご飯・メニューから番外のパン・メニューに決まり。
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珈琲絶ち

2012-03-08 16:14:00 | 健康と医学
 物事の成就のために願掛けしたときなどに、その誓いとしての行為の一つに「茶断ち」がある。これになぞらえ「珈琲絶ち」をすることにした。ヘビードリンカーではないが、長年愛飲して来ただけに、禁断症状が出ないか今から不安がある。

 ここ3日ほどまたまた不整脈特有の自覚症状が出る。昨年の8月以来7カ月ぶりのこと。いつもなら睡眠不足が続くとか、過労、ストレスの蓄積などそれなりの要因があるのだが、今回は全く思い当たる節がない。しかも脈拍のリズムがバラバラ。強いていえば1日2杯の珈琲と、終日パソコンにさばっているのでそのストレスは否めない。

 今日朝一の心電図検査を踏まえてホームドクターの診察所見は、誰にでもある心室性期外収縮で、心配なものではないとのこと。ただ、人によっては珈琲(カフェイン)が大きく影響することもあるので、止められるのならば暫く中止して経過をみることに。そして例によって「サンリズムカプセル50㎎」を1日2回服用することになった。

 昼から小1時間のウオーキングの後、計測したら「血圧105-67、脈拍70」と全く正常で不整脈も消失した。朝食後のサンリズムの薬効と運動の効用が早くも現われたようだ。

 6年半前、大学病院で「突発性心室期外収縮」と診断され、「サンリズムカプセル50㎎」と「テノーミン錠25㎎」処方の際に、主治医の「サンリズムはよく効くが、時に悪さをする(副作用がある)ことがある」のひとことが引っ掛かっている。あくまで頓服として使い、症状が落ち着き次第服用は中止したいと思っている。そのためにもせめて「珈琲絶ち」を励行しようと思い立った。
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春の使者

2012-03-06 21:37:00 | 健康と医学
 中国地方で春一番が吹いたとの発表があった。例年になく厳しかった冬に別れを告げ、確実に春の足音が近づいている。

 先月24日に大腸がんの外科手術を受けたN須を見舞った。術後の経過も順調で、顔色も頗る良好。明日は晴れて退院ということで、名誉の切腹跡を見せてくれた。

 N須は学生時代には少林寺拳法で鍛え、健康には人一倍自信があった。ところが、昨秋頃から原因不明の酷い咳に悩まされ、年を越してもその症状が一向に治まらない。風邪を引いた憶えもないし、慢性気管支炎の所見もなく、病院をいくつか転院して検査を繰り返すものの中々原因究明に至らない。
 
 やっとのこと先月下旬、岡山市内の某有名外科を紹介され検査の結果、大腸に1㎝×2㎝大の腫瘍が見つかった。即開腹手術を受け、2時間がかりで大腸の1/3を切除した。まだ(良性の)ポリープが残っているものの、ほかの臓器へ転移している気配はなさそうだ。

 近年、大腸がんによる死亡者数が急増しており、厚生労働省の統計によると、平成19年の日本人の死因の約3分の1は「がん」。
 このうち男性の大腸がんの死亡者数は10年前の約1.2倍となり、初めて肝臓がんを抜いて3番目に多いがんとなった。
 女性では既に平成15年から、大腸がんが1位になっている。この背景には、肉類を中心とした高たんぱく・高脂肪な欧米風の食生活の広がりが指摘されている。

 そもそも初期には殆ど自覚症状がないといわれる大腸がん、ましてや今回のしつこい咳との因果関係の有無など知る由もないが、取り敢えず咳はピタリと止まった。
 N須のケースは、早期発見だったため、これで完全治癒が望めそうだ。今日の春一番が病魔を吹き飛ばしてくれ、名実ともに春を呼び込んでくれたようだ。
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慈雨の恩恵

2012-03-05 19:19:00 | 舞台、ライブ
 『春に三日の晴れなし』の言葉通り、この時節は雨の日が多いが、この慈雨こそが大地を潤し、植物は一斉に芽吹き、やがて急ぎ足で花を咲かせる。啓蟄の今日も、しとしとと雨が降り止まぬ一日となった。

 日課のウオーキングは2日連続で休み、終日ビデオを観て過ごす。お陰でポケットの歩数計はカウンターが500上がらないという惨憺たる有様。
 今日を見越して、昨日レンタルしてきたDVDはアンソニー・ホプキンス主演の映画『羊たちの沈黙』(1991年/米国)と『日の名残り』(1993年/英国)の2本。

 この時季に早く咲けとばかりに花をせきたてるように降る雨のことを催花雨(さいかう)という。春の慈雨は大地のみならず、我が心までもしっとりと潤してくれた。
 『日の名残り』は、普段踏み込むことが許されぬ英国の階級世界を垣間見る思いだった。在りし日の英国ジェントルマンの作法、言葉や振舞いが其処此処に見て取れ、何とも心地良い映画だった。

 私にとって映画は、読書と同様に“心のビタミン剤”である。素晴らしい作品を推奨頂いた、suzieさんに感謝。
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思い違えPart2

2012-03-04 12:51:00 | 舞台、ライブ
 一向に春めいてこないのでショッピングとウオーキング以外は家に閉じ篭り、すっかり映画三昧の毎日だが、映画の俳優についてとんでもない思い違えをしていたという、恥ずかしくもお粗末な話をもう一席。

 先日、トム・ハンクス主演の『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)を観た。彼の主演映画として他には『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)、『ターミナル』(2004年)などが印象に残っており、昔観た『ゴーストバスターズ』(1984年)あたりが彼のデビュー作かなと思っていた。

 ところが最近になって『ゴーストバスターズ』に出ていたのは、全く別人のビル・マーレイだと知った。きっかけは ビル・マーレイが主演の映画『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)を観た時。私など外人はみんな同じに見える上に、風貌、年恰好も同じとあっては、止むを得ないところか。

 ビル・マーレイ主演映画では『恋はデジャ・ブ』(1993年)なども観た覚えがあるが、長らく二人を混同していたことになる。
 さらに困ったことには、不意に聞かれてもこの二人の名前が出てこなかったりする。
 
 ところで2012年春のクランクインが噂されている『ゴーストバスターズ3』では、オリジナルキャストが集結するか否かで揉め、製作サイドはとうとうビル・マーレイの出演をあきらめてしまったそうだが、いっその事代役をトム・ハンクスにしたらというのは映画事情に疎い、私の荒唐無稽で無謀な考えだろうか。
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