今朝の山陽新聞に、最上稲荷の大鳥居の工事が完了し、鳥居の上部に掲げる「大鳥居扁額」を西江邸当主の西江晃治さんが奉納されるニュースが掲載になった。扁額は江戸期のベンガラを使って作られ『紅柄』と大書してある。
ところで閑話休題、我が家の小扁額の話。書画骨董など全く無縁の我が家にあって、珍しく祖父が残してくれた松坂帰庵和尚の扁額「大巧若拙」と書幅「信為萬事本」がある。
帰庵和尚は真言宗法界院の僧で、資性温雅・高潔で“今良寛”と呼ばれた方だそうだが、知る人ぞ知るところであろう。独特の書体を竹筆で枯れた字を書き、当地ではあちこちで見かける。菩提寺安養寺の広間にも同氏の扁額「圓融無碍」が掲げてある。
先祖の遺品だけに「信為萬事本」と「大巧若拙」は、家訓のひとつであり、以て座右の銘としたい。(お断り:facebookに同文掲載)



ところで閑話休題、我が家の小扁額の話。書画骨董など全く無縁の我が家にあって、珍しく祖父が残してくれた松坂帰庵和尚の扁額「大巧若拙」と書幅「信為萬事本」がある。
帰庵和尚は真言宗法界院の僧で、資性温雅・高潔で“今良寛”と呼ばれた方だそうだが、知る人ぞ知るところであろう。独特の書体を竹筆で枯れた字を書き、当地ではあちこちで見かける。菩提寺安養寺の広間にも同氏の扁額「圓融無碍」が掲げてある。
先祖の遺品だけに「信為萬事本」と「大巧若拙」は、家訓のひとつであり、以て座右の銘としたい。(お断り:facebookに同文掲載)


