〈リバイバル・アーカイブス〉2023.7.31~8.14
原本:2019年8月11日
2019年8月9日 藤井寺市藤井寺1-16-21 西国五番札所 紫雲山 葛井寺
きょうは千日まいりの日。8月9日、きょうお詣りすれば、千日はおろか四万六千日分の功徳が授かると云われています。
四万六千日というと、百二十六年!そんなにたくさんはいらんな。七千三百日(二十年)で充分だす。
三万八千七百日返しとこ。
9:16 だんだんお詣りの方が増えてきました。
本堂では国宝千手観音様が特別開帳されており、御祈祷や回向をされる方が 観音様よりご縁をお受けることができます。
参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲
花山法皇の詠まれた歌、西国三十三観音巡礼御詠歌
三鈷(さんこ)の松
楠木正行の藤井寺の合戦に因んでいます。境内には多くの松が植えられています。
西門(四脚門)から入ってすぐ左が護摩堂、その横の大きいのが本堂
護摩堂には中央に不動明王坐像があります。
その左に前鬼と後鬼を従えた役行者の像。
当日は修験者により護摩供養が行われていました。
境内のここにも役行者像
釣鐘堂(鐘楼)
大師堂の奥に十三重石塔をはじめとする石塔群
珍しいのは六十六部供養塔
天保二年(1831)のもので、六十六部行者と呼ばれる、諸国を遍歴する行者に結縁して建立された供養塔です。六十六部廻国巡礼とは、法華経を書写して全国の六十六カ国の霊場に1部ずつ納経して満願結縁する巡礼行で、その行者を六十六部行者、六部行者といいます。
なんだか古そうなお地蔵さん 年号は入ってないようです。
もう一体のお地蔵さん
せみしぐれの境内
南側の楼門(南大門) 寛政二年(1790)の完成
そういえば、中国で墓誌の見つかった井 真成(いのまなり)は藤井寺の出身のようですね。
楼門の仁王様
楼門の前の参道に神南邊大道心の道標
「左 道明寺 たつた ほう里うし(法隆寺) なら」、裏には「右 つぼさか よしの はせ い勢」
9:21 本堂
だいぶお詣りの方が増えてきました。
夜には境内や参道、商店街に300近くの屋台でにぎわうそうです。
写真撮影:2019年8月6日、9日
関連記事:西国五番 葛井寺の藤 2017 2017.5.7.
西国五番 葛井寺の藤 2016.5.2.
2019年8月11日 (HN:アブラコウモリH )
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