カトリック教会では11月を死者の月として、亡くなられた方々のために特別に祈る季節です。お盆のようなものでしょうか。
リアルな写真を載せてしまいますが、修道会の姉妹たちが眠るヌヴェールの墓地で撮りました。長らく日本の地で学校教育のために尽力して今は静かに神様のみ許に眠るメール(マザー)・ベルナデッタもここに眠っています。石標の上には、誰かが日本から持ってきたらしい一連用の小さなロザリオが乗せられていました。
「千の風になって」という歌が一時期大ヒットしました。以来、斎場でも流れるところがあるという話を聞いています。
「眠ってなんかいません。」 わたしたち生者の頬をそっと撫でて通る風に姿を変えて、今も生き、躊躇するとき生者の背を柔らかく押してくれている気がします。
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