8号機状態の撮影装置に90mmマクロレンズを組込んだ場合、
背面照射光の拡散範囲はおよそ8mmΦほどの狭さであり
カメラの全視野の撮影は出来ない状態である事が判明した
カメラから見て撮影対象の背後に置く光源を背面照射ランプと呼んでいるのだが、 カメラのレンズを変更した9号機では8号機と同じLED光源の位置のままではカメラの全視野に対して狭い範囲しか光が広がってくれない問題が発覚した。
そこで光源の位置を後ろにずらして、 試料ステージ面への光の拡散サイズが広くなるような改造を行った。 本当はカメラの全視野一杯を明るくしたいところだが、 今回は視野サイズの短辺だけカバー出来るに過ぎない中途半端な改造となったが、 とりあえず、これで良い降雪があれば撮影に出掛けられる準備は整いました。
新しく背面照射ユニットを追加製作した。
背面照射ユニットの上にベースユニットを載せた状態
ベースユニットに試料ステージを組み込んだ状態
9号機 セットアップ完了状態
9号機 全視野と背面照射光源・LEDランプ光の拡散状態
試料は微細なひび割れ加工したプラスチック片