Gパンの上に置かれた40cmほどの長さで金属光沢した物、「何だか判りますか?」 20代半ばにスキーで右脚大腿骨を骨折した時、 中空になっている大腿骨の中に打ち込んで骨折部位を固定する手術に使用されていたL型の細長い金具です(専門用語では髄内釘と呼ぶらしい)。 「L型」そう表現しましたが、折り曲げ角度は直角より狭く70度程度の角度です。 材質は厚さは2mmほどで、 ステンレスだと思いますが、 45年ほど経過した今も写真の様に曇りなく輝いています。
毎日不要品の片付けをしていて、 今日出てきたお宝がこれです。 「こんな棒を取っておいてどうするんだ?」 そんな声も聞こえそうですが、 僕の今までの人生の中で最大の長期入院となった手術の想い出の品なのです。
この長いL型した金属棒の端の稜線部分には小判型の穴が設けられていて、大腿骨の腰側の骨端から臀部筋肉内に小判穴が見える(多分3cmほど飛び出した)状態で打ち込まれていたらしいです。
そして最初の手術から4ヶ月ほど経過して完全に骨が形成された後にお尻の肉を切り開き、小判型の穴にフックを引っ掛けて、 棒を骨の中から引っ張り出す2度目の手術が行われました。 引きぬく手術の時は全身麻酔では無く、オペする先生の声が聞こえていましたが、棒が引き抜かれる時には勢い良く「シュン!!」といった音が聞こえた記憶があります。 そして「手術の記念に」と言って先生が渡してくれた品物がこれなのです。
毎日不要品の片付けをしていて、 今日出てきたお宝がこれです。 「こんな棒を取っておいてどうするんだ?」 そんな声も聞こえそうですが、 僕の今までの人生の中で最大の長期入院となった手術の想い出の品なのです。
この長いL型した金属棒の端の稜線部分には小判型の穴が設けられていて、大腿骨の腰側の骨端から臀部筋肉内に小判穴が見える(多分3cmほど飛び出した)状態で打ち込まれていたらしいです。
そして最初の手術から4ヶ月ほど経過して完全に骨が形成された後にお尻の肉を切り開き、小判型の穴にフックを引っ掛けて、 棒を骨の中から引っ張り出す2度目の手術が行われました。 引きぬく手術の時は全身麻酔では無く、オペする先生の声が聞こえていましたが、棒が引き抜かれる時には勢い良く「シュン!!」といった音が聞こえた記憶があります。 そして「手術の記念に」と言って先生が渡してくれた品物がこれなのです。