来シーズンの雪を待つ

2015-04-04 12:27:20 | 雪の結晶撮影
 桜の花吹雪の季節になって、 これから来シーズンまでは雪の撮影はおあずけだ。

 そんな中、雪の結晶撮影用に”冷却ステージ”そんな物を作った後に、 それに対応した背景ユニット等の製作に熱中しているのです。 僕にとって雪の結晶撮影が主目的なのか、それに関わる道具の製作を楽しんでいるのか? 本人にも分かりかねるところがある毎日を過ごしているのです。

 小さな雪の結晶を冷やせればOKと思って作ったペルチェ素子を組み込んだ冷却ステージなのだが、 3月に津南の雪まつり見物のついでに現地で行った冷却実験では「冷えすぎ!!」なんて不具合も発生したが、 他にも組み込んだ放熱器のフィンの高さが50mmほどもあるために、 背景画像を表示させたデジカメモニタを放熱フィンの背後に置いた場合 撮影対象の雪の結晶にフォーカスを合わせると背景画像のボケが過大になりすぎて、適度なボケ味の背景像とならないと判ったのだ。

 それで試料の搭載位置から10mmほどの背後に背景画像が位置する様なユニットを作ってみた。 それがTop画像です。 暖色と寒色を並べた円盤は回転出来るようにしてあります。



 試料と背景画像の位置関係
 

 極細の絵筆で拾った雪片を試料ステージに載せた時、 その六本の結晶の枝の向きを厳密に置くなんて出来ませんから、 「背景画像の方を結晶の枝の向きに合わせられる」そんな思惑です。


 背景画像を回転させて位置を変更、
 不要部分のトリミング実行画像。
 
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