東芝の挫折

2017-04-02 19:18:13 | タナカ君的偏見
 東芝の1兆円になんなんとする巨額な損失がこの年度末の経済ニュースを賑わしている。 本業の電気製品では無くて、 原子力産業に手を伸ばした結果らしいから、 原発はどちらかと言えば敬遠した方が良いんじゃないかと想っている僕なんか「アメリカの会社なんか買収して、 原子力産業に資金を投入して、 それも人任せで業績拡大なんて、 欲の皮をつっぱらせるからだ、ざまーみろの感がしないでも無い」。

 そうは言いつつも、 「シャープは台湾企業の支援を受け、 暫く前にはソニーもPANASONICも業績が思わしく無くて、 株価が低迷した時期があった」。 そんなのを見ていると、日本の電機業界はもう世界をリードしている状態じゃ無くなったなの感が強い。

 そして 「日本を牽引していたの三大産業だった残りの二つについてだが、 鉄鋼は中国の巨大な生産余力に押しつぶされそうだし、 自動車産業だって電気自動車、 自動運転などの新しい技術の潮流を上手く乗り切る事が出来るのか?」 これまた日本と言う国の稼ぎ頭の行末に明るさを感じない(それは俺が歳をとったから感じるのかな?)。

 なにやら、 日本の失業率は世界的なレベルで見れば低失業率だと為政者は自己肯定しているが、 世の中見渡すと目につくのは老人介護施設の増殖だけの様な気がしてならない。 それらの増殖でヨボヨボ老人を長生きさせる事に力を入れたって、 それで世の中全体を食わせて行く事にはならないでしょう。 老人対策なんて、 姥捨て山を再現して、もっとさっさと死んで貰うような方策を取れば良いのにと考えてしまうのだが、 どうだろう?

 話が東芝を離れてあらぬ方向に進んでしまった。 これでおしまいにします。
 
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