夜回りの画像はYouTubeから借用
寒く暗い冬の夜、 近隣の町会の人々7〜8人による夜回りが行われている。拍子木を打ち、 「火の用心」の掛け声が響く。 その掛け声の中の一節「マッチ一本・・・」はハッキリ聞き取れるのだが、 閉め切った家の中に居る僕に聞き取れない掛け声があるのが気になっていた。
そこで過日、 拍子木を打ち鳴らすグループの通過を待って道路まで出て掛け声を聴いてみたところ。
それは
「火の用心」カチカチ「マッチ一本火事の元」カチカチ、
「火の用心」カチカチ「戸締まり用心 火の用心」 でした。
という訳で僕の疑問は解消したのですが、 更にググってみたら、
下記の記事に出会い、 CM起源の掛け声と知りました。
戸締まり用心 火の用心
これは、1980年代に日本船舶振興会のCMで使われていたフレーズです。
「戸締まり用心 火の用心」のあとが、CMの放送される曜日によって変わり、「げんげん元気な月曜日」や「肝心かなめの火曜日だ」など歌われていました。
火の元だけではなく戸締まりにも注意を促し、さらに曜日ごとに異なるメッセージや「一日一善」など、多くのことを伝えるCMでした。