角板形 結晶
「南岸低気圧の接近で関東南部に降雪があるとの気象情報」が出る時、 草津スキー場では短時日のうちに低気圧の接近から東方への移動に伴い、舞い落ちる雪の結晶の形態が「魚の五目釣り」ならぬ「雪の結晶の五目釣り」が期待出来る多種類の形態の雪の結晶に出会える点に魅力を感じています。 先日2月5~6の大雪注意報が出ている中を出掛けたのも、それが理由です。
5日の午後4時頃から午後9時頃まで5時間ほどの間に確かに5種類の結晶を見る事が出来ました。 今日はその時の5種類の写真を並べて置きますのでご覧下さい。
ただし、 屋外気温はマイナス2℃止まりだったためか結晶のサイズやシャッキリ感などの面で写真撮影的には不満な撮影行となったのです。
典型的な 六華の雪
六華に成長前の角板形
針状結晶
雲粒の付着した六華の結晶
降雪のあった翌日6日の朝7時には降雪は止み、10時には陽の光が周囲にあふれる暖かな日になってしまいました。
午後2時前にホテルの駐車場に到着し、 車の後部座席部分に撮影システムをセットアップ、 車体にはフロントガラスカバーや仮設屋根を取り付けた。 今回は倉渕を過ぎた辺りから風花が舞い、長野原では完全な降雪が見られたため、 フロントガラスの融雪目的で空調をOnして走行した。 そのために車室内部の温度が高くなっていたために、 その温度を低下させるのに時間が掛かり、撮影開始迄の待ち時間が長くなりました。