3日目でやっと良い雪が降った

2014-03-08 10:26:15 | ヤナバ生活
 「3度目の正直」ならぬ「3日目の正直」みたいな感じで、ヤナバにやってきてから3日目にやっと撮りたい雪の結晶が落ちてきてくれました。 夕食を済ませて山荘に戻ってくると、良い感じの降雪です。 ルーペで見るまでもなく屋外照明の光を反射する雪の結晶の輝きが見て取れました。 早速撮影準備を開始しました。

 「降る雪の中に六花の結晶がある」と言っても、全部がぜんぶそうって訳じゃ有りません。 広げた傘にの骨と骨の間の布地に降りかかる雪、それが全面を埋め尽くさないうちに必ず3~4個の結晶が見つかる・・・ そんな状態です。 そして細い筆先の絵筆でそれを掬い取るのですが、そこでいつも問題が発生します。

 まるで静電気反発の様に筆先を近づけると「フイッ!」と結晶が逃げる。

 逃げた先で他の粉雪と一緒になってしまい、単体で掬えない。

 掬う作業中に新たに降ってきた雪が付着する。

そんなこんなで絵に描いた様な回転対称の結晶を拾い出すのは至難の業です。
そうは言っても、「目的の結晶を拾う時にゴミが付着した」と思ったけれど、マクロレンズで拡大されたゴミと思った辺りには、

「雪の結晶の赤ちゃんが付着していた」そんな嬉しい誤算も時にありました。

また拾う作業の途中で結晶の枝の一部が落ちてしまう。 そんな悔しい思いもシバシバでした。

 今シーズンは撮影用の照明光源がだいたいOKとなったとして、来シーズンは綺麗な結晶を拾い取る、その技の習得と用具の考案が課題ですね。 もっとも結晶だらけの降雪のある地域(そんな所があるか)を捜すのも楽しいかもです。 とりあえず、今シーズンの撮影はこれで終わりかもしれない、 明日には家に戻ります。  
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囲碁のち雪の撮影

2014-03-07 10:54:34 | ヤナバ生活
 大町市内から眺める空は少し日差しは出たものの、ほぼ一日中曇り空だった。 昼食すこし前に四季山荘さんにお邪魔して一緒に食事。 午後から「アルプス囲碁村会館」に連れ立って出かけて、夕刻まで囲碁。

 夕食は定食屋ですませたが、店内で放映中の7時のニュースでは長野市内の降雪の様子を「とても細かな軽い雪が舞い落ちている」とライブで伝えていた。 ヤナバの山荘に戻る途中、海ノ口あたりから先は降雪量が目立ってきた。 雪の様子も一片づつのサイズが小さく、雪の結晶が期待できそうな匂いがしてました。 しかし、山荘に到着してから、ルーペと懐中電灯を手にして降雪の中に六花の結晶を探しましたが見つかりません。 外気温をマイナス5℃を下回っているから、結晶さえあれば撮影には問題ないのですけどね。 仕方なく室内で待機。 そして30分おきくらいに外の雪の様子を確認しました。 20時過ぎた頃、降雪の中に結晶が混じり始めました。 撮影機材を屋外の雪の当たらない場所にセットして、外気で冷えるのを暫く待ってから撮影に取り掛かりました。

 そして21:50まで、広げた傘に降りかかる雪の中から結晶を探しては撮影する作業に取り掛かったのですが、大半の時間は傘に積もった雪を払い落とす作業でした。新たに落ちてきた雪の中から結晶を見つけるのが一苦労なのです。 落ちてくる雪の大半は粉雪で六花ではありません。 六花のそれは光が当たると鏡のように全反射してキラリと光るから、それと判るのです。

 しかし、「有った!」そう思った次の瞬間には、 周辺に粉雪が舞い落ちて、それと合体してしまうのです。 だから単独で綺麗な姿の結晶をカメラの下に置くことは、とても難しい事なのです。

 でもまあ、今年は「背面照射光源と表面照射光でそれなりに納得の絵になると判った」から、それで満足してシーズンの締めくくりとしましょうか。 来年は六花の結晶など掃いて捨てるほど落ちてくる場所まで遠征して撮影してみようかな? それは何処かな? 北海道なら大丈夫かな?
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四日続きの降雪を期待して

2014-03-06 10:23:42 | ヤナバ生活

週間天気予報によれば、長野県北部地域では木曜日から日曜日まで雪が降る見込みが有りました。 そこで水曜日の昨日、「雪の結晶撮影が出来るかも」と思い、中央高速に乗って、ヤナバにやって来たのです。 途中藤野辺りからの景色は関越トンネルを抜けて新潟に入ったか?と見紛う除雪出来た路側の残雪の多さでした。

大月までは気温も2℃と高く雨、しかし笹子トンネルを抜けると大きな牡丹雪が視界を悪くするほどの降りになってました。 しかし釈迦堂あたりまで下ると、だいぶ小やみになってくれました。

そのまま順調に走れれば嬉しいけれど、前方の韮崎IC辺りでスリップ事故があって通行禁止になっている。それは八王子ICあたりで判っていて、「そこに到着する迄に事故処理が終了していてくれれば・・・」と淡い期待をしていたけれど、結局、下道の20号線を小淵沢まで走ることになりました。

大町でも雨や雨混じりの雪。 一晩明けた今朝は陽射しが覗き結晶撮影に不向きな気象条件が続いているのです。

仕方なく、これから大町市内に出かけて囲碁で遊んで来ます。

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何時まで続くか? アッシー君

2014-03-04 10:25:14 | タナカ君的日常
 自宅から公民館まで360m、 地域センターまでの距離は760m。 この「自宅」とは地域の囲碁クラブを立ち上げて下さった80代半ばを過ぎた会長さんのお宅のことですが。 去年の暮に一人暮らし(?)する自宅の中で転倒して背骨を痛め、一時歩行不能となり、360mの距離の公民館囲碁に参加する事も出来なくなってしまわれた。 その後回復して囲碁のある日には歩いて公民館までいらっしゃる。 でも「よう歩けん様になった、 途中一回立ち止まって休憩してやって来よる状態じゃ」 そんな風にボヤキ、「公民館でもそんなじゃから、距離の遠い地域センターに行くのは、もう無理じゃ」 とおっしゃった。

 それで地域センターで囲碁のある日のアッシー君を始めてみた。 週に一回、それが4回ほどになったから1ヶ月続いた事になりますね。 迎えに行く時間は僕の都合もあってその都度電話連絡して決めるのですが、道路を曲がってお宅の見える地点に近づくと、もう外に出て車の到着を「今や遅し!」と待っていて下さるのです。 送迎のし甲斐が有ると言うものです。

 囲碁仲間には八十代後半の方も何人かおられ、今なを矍鑠としている方もいるのだが、 つい最近まで自分で車を運転して公民館までやって来られた方が「もう車の運転は危ないから、来られなくなるかも」と話していたのを聞いた事があるし、 2週続いた大雪の少し前からさっぱり姿を見せなくなった方も居る。 「タナカ君は、そんな人のアッシー君はしてあげないのかい?」とチャチャ入れられそうですね。 会長さん以外の方々はどちらかと言うと「僕にとっての好敵手では無いから・・・」そんな選別が働いているのも事実です。
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どうして? なんで? どこいくの?

2014-03-03 21:06:10 | タナカ君的日常
 2歳半を過ぎた孫が親に連れられて遊びに来てくれた。 正月に出会った時には「大部言葉を話すようになった」と感じたものだったが、 2ヶ月の時の経過はますますおしゃべり度を増していた。

 それも疑問文の洪水だ。 車に乗せて昼飯を食いに出かけた時も

「どうして後ろに乗るの?」
「なんで、こっちに曲がるの?」
「何処行くの?」

 そんな質問は「まともな回答があろうが無かろうが、自分が発した言葉に反応して周りの人間が何か言ってくれるだけで面白い」そんな雰囲気で矢継ぎ早に質問を口にする。

 息子が2~3歳の頃に、 こんな沢山の質問言葉を口にしていたか? もう忘却の彼方となってしまったが、 「ウンチを教えるようになり、お便所で出来るようになった」そんな孫の成長の話を聞くにつけ、 自分の身には老化の時を刻む針の音が大きくなってまとわりついて来る気がする。 
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MT.GOX事件とBitcoin価格

2014-03-02 21:26:02 | タナカ君的日常
 先月下旬に発生したMt.Gox社におけるBitcoinに絡んだトラブルはニュースで取り上げられる回数が多い割には、真相が判らない。 僕なんかも投資の対象として面白いかも・・・と注目していたから、少し水を差された感じがしている。

 しかし、 日本円換算で200億円程度とも400億円相当とも言われるBitocoinの預かり資産が紛失して、「Bitocoinを預けていた人々はその損害を個人的に被ってしまう」そんな話を聞き。 それに伴ってビットコインの信頼性に疑問を投げかける論調も多く、 価格も安くなったりはしたのだが、 チャートを見る限り一時的な落ち込みを見せたものの、翌日あたりには9割方値を戻しています。

 そんなMt.Gox社の事件報道以前のチャートの左端あたりで生じている荒い値動きの方がすさまじいですね。 まあ価格は乱高下する資産ではあるけれど、 便利さ、有用性を認めるユーザーが沢山居る。 そんな世界なのかもしれません。
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断念、津南雪祭り行き

2014-03-01 10:45:35 | タナカ君的日常
 毎年出かけていた津南の雪祭り、 今年も3月頭の週末の今日がその日。 しかし体調不良が続いていて、3時間弱の高速道路走行と引き続く峠越えの雪道走行の運転に体力的に自信が持てなくて、津南へ出かけるのを断念しました。 
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