雪の撮影目的で倉渕経由で草津に向かった5日の事、 高崎市里見地区を走行中にスーパー・Beisia の店舗に立ち寄った。 目的は撮影途中の休憩時に食べるオヤツの類いの購入でした。 しかし入店した入り口近くの雑貨の並ぶスペースに興味を持って、そのコーナー(実は百均 セリア)も見て回りました。
そして5円玉サイズのステンドグラス・ボタンと、フェイス・ブラシの2品目を「雪の撮影の小道具として使えるかも・・・」と思って購入したのです。
フェイスブラシは試料ホルダ上に残った雑多な雪を払い落とす小道具に、
綺麗な模様のボタンは背景画像として試用するために購入でした。
そして実際の撮影現場で試用した結果、 僕の判定は以下の如し、
フェイスブラシに依るクズ雪の清掃: X
当日の撮影現場の気温や雪質の状況下では試料ホルダに張ったラップフィルムに強固にこびり着くクズ雪の発生があり、 それに対してフェイスブラシを試用して見ましたが、掃き清める事は出来ませんでした。
今迄の経験では塩ビ板を加工して作った試料ホルダに張られたラップフィルム上の不要になったクズ雪の除去は手にしたルーペの縁を塩ビ板に軽く叩きつけるとラップフィルムが振動して(振動の様子はYoutubeでの動画紹介あり)クズ雪はその振動で跳ね飛ばされて大半は除去出来たのです。 しかし今回は何故かルーペで叩く従来の手法が通用しないほど、ラップフィルム表面に雪クズが強固に固まり付いててしまったのです。 その様な状態の固着物に対して、腰の弱いフェイスブラシでは充分な清掃は出来ませんでした。 実際はどうしたかと言うと、 軍手を手に持ってラップフィルムを凹ませない用に水平移動させる形で撫でる手法で除去しました(しかしかなり気を使う作業でした)。
Staind glass button を背景画像で試用: X。
これは個人の趣味の領域だから、 違う意見の場合も有るでしょう。
じつはこのボタンを背景画像として使う実験の際、 同一の雪(針状結晶およびもっと小粒な雪)を長時間試料ステージ上に載せたまま、背景画像たるボタンを交換しつつ実験した手法が影響し、結果ラップフィルムへの雪の強固な固着が発生した可能性無きにしも非ずです。