大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/11 サンコウチョウ♀ 梅林南側上桜広場に。

2017年06月11日 | Weblog
 朝は比較的気温が低くて歩くのも楽。

 市民の森を通った時は誰にも会わない。修道館裏から豊国神社東に向かうと、知人たちが数人。
 すでにビールを飲みながら楽しそうに雑談。私も入って雑談。
 ビールを勧められる。飲みたい!飲みたい!喉から手が出るほど飲みたい。

 でも必死に断る。飲みだしたら止まらない。今日の鳥見はここで中断するのがはっきりしているから。
 勧められた酒を断るのは断腸の思い。辛い。でも頑張って断る。

 ミシュラン3星シェフの料理本を買ってきて、妻にこのように作れという。奥さんは文句も言わず作っているという。こんなうらやましい男が大阪城公園で朝から飲んでいる。
 アカショウビンでなく、赤ちょうちんを見つけた話。
 今年の紅白を見て逝くと言う男に、春の渡りまで伸ばすやろとか、渡るのは淀川か大和川か・・・・などなど。みんな大笑い。

 枚岡公園でウラジロミドリシジミを撮影した方が写真を。30年ぶりだそうだ。
 光沢に輝くブルーが実に美しい。見入ってしまう。こんなんに出会ったら、さぞうれしかっただろう。興奮する気持ちがよく分かる。

 その日、昆虫の方が来て網で捕えようとしたらしい。昔から、見るだけのトリ屋と、取るムシ屋は仲が悪い。

 ちなみに、このチョウもそうだが青い鳥も構造色で、色素で青になっている訳ではない。構造色は、微細な構造によって光の屈折、回析、散乱が起こって色が見えるもの。

 例えば、オオルリの青も、羽をすり潰しても青い色は出てこない。カワセミの青も光に透かしてみると赤褐色で青色はない。

 面白いのは、昔は 「緑=ミドリ」 という言葉がなかった。
 そのため、ミドリ色は 「アオ」 と呼んだ。
 アオジ、アオゲラ、アオバトなど、緑色の鳥に青が付いている理由。

 では、青い鳥はどう呼んだのか。
 「ルリ」 と言った。オオルリ、コルリ、ルリビタキ・・・。
 

 ウラジロミドリシジミの青、太陽の光で輝いただろう。鱗粉の影響でより金属光沢を放っていたに違いない。

 大阪城公園でチョウの観察を続けているひでキングの記録にも当然出ていない。
 こんなに美しいチョウが、今後大阪城公園で観察されることはあるのだろうか。

 梅林南側上桜広場でサンコウチョウ♀が観察されている。
 カルガモが人工川に3羽、南外堀に4羽。

 その他、シジュウカラ、ツバメ、カワウ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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