大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ホーホケキョ 各所で春。 2018.3.17

2018年03月17日 | Weblog
 梅林、みどりのリズム、元射撃場、二番やぐら跡でウグイスが春を告げる。いい気候になってきた。

 シジュウカラも各所で 「ツーピーツーピー」 とさえずる。

 ツバメが1羽南外堀を飛び回る。今期の初認は3月10日。その後も観察情報をいただき直近は3月15日。すべて南外堀。

 ちなみに過去3年間の初認日は、
・2015 3月22日
・2016 3月21日
・2017 3月6日

 今週は何かと忙しい日々だった。
 そのひとつ。京都北野天満宮へ孫の合格お礼詣りに行った。目的の半分はその後。京料理で飲むこと。
 前回の祈願の時は上七軒で飲んだ。今回は小さな坪庭のある京都らしい店。庭を眺めながら飲んでいると、キジバトとジョウビタキがやってきた。焼酎が一段とうまい。

 絵画が数点飾ってあって、玄関には横1.5メートルもある大きな絵。ハヤブサが飛んでいる絵だ。作者は花鳥画で知られる奈良の上村淳之画伯。

 画伯は自宅に多くの野鳥を飼育し、作画の参考にしていることが知られている。十数年前に一部を野に放った。当時は超珍鳥が各地に現れて話題になったが、放たれたものと分かって問題になった。

 さすが京料理、季節を感じさせる見事なものばかり。お造り盛合せの中にサイコロ型のゼリー状のものがあった。聞くとハクジュあるいはバクダイとの説明だがよく分からない。

 名前をメモして帰宅後調べてみると、中国原産のアオイ科の植物、乾燥した実を加工したものらしい。
 特別な味がある訳でもない。造りのつまのように使われるとのこと。
 
 「莫大と ジョウビタキ 美酒に酔う」  鳥鳥子

 水辺の鳥はますます少なくなった。しかしオシドリが観察撮影された。大阪城公園でオシドリが越冬することは少なく、春秋の移動の時期に立ち寄るのが観察される。春は3月の下旬が多い。

・オシドリ♂1羽 内堀の西部。
・オカヨシガモは計9羽。
・ヒドリガモは計40羽。
・マガモ♂1羽南外堀を低く旋回。
・カルガモ計4羽。
・ハシビロガモ北外堀のみ32羽。
・コガモ計4羽。

・ホシハジロ275羽。
・キンクロハジロ227羽。

 ハクセキレイは各所で7羽。
 キセキレイは南外堀で1羽。
 オオバンは、各所の計丁度50羽。

 コゲラが太陽の広場東の森、みどりのリズムで3羽。
 エナガがみどりのリズムで1羽。

 シロハラは5羽。
 ツグミは2羽。西の丸庭園に入ってないので。

 カワラヒワはみどりのリズムでアトリに混じって11羽。
 アトリは太陽の広場東の森とみどりのリズムで計28羽。
 ジョウビタキは♂♀太鼓やぐら跡、北外堀。

 アオジが計4羽。
 イカルが50羽±。飛騨の森北西の、北外堀天端に群れて採餌。
 モズ♀1羽が人工川。

◎今日の観察種。
 シジュウカラ、コゲラ、アトリ、オオバン、オシドリ、オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワウ、ウグイス、エナガ、カワラヒワ、シロハラ、ハクセキレイ、アオジ、キセキレイ、ツバメ、カイツブリ、ツグミ、モズ、ジョウビタキ、イカル、ゴイサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (2)
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