もう春だと感じさせる気温。初めのうちは少し冷たい風も吹いていたが寒いとは感じなかった。
大阪城公園の北に隣接する第二寝屋川は調査記録の範囲。何故か今朝はセグロカモメが多い。最近はせいぜい1~2羽が見られていたのだが。数えていると次々と飛んでくる、街灯の上にもとまっている。結局9羽を確認。最近の最多数だ。
帰り道、第二寝屋川沿いを歩いていると、川面に白い腹を上にした魚が大量に流れている。大きさは20~30センチくらい。
途切れることなく続く。近くにオオバンとヒドリガモがいるが全く無視。セグロカモメが浮いた魚を食べているのはよく見るが、少なくとも今回はつまんでいない。
魚種も分からないし、多いセグロカモメとの関連も分からなかった。
見られたり見られなかったりする大阪城公園のこの冬の主人公たち。今朝はミコアイサが見られなかったが、他はすべて観察された。それぞれの滞在日数は。
・ミコアイサ 87日間 昨日まで。
・アカハラ 37日間
・トラツグミ 52日間
・ハチジヨウツグミ 52日間
別れの覚悟はできているが、鳥が少ないこの冬を楽しませてくれた。いつもの場所で見付かっただけで、恋する人に会えた幸せな気分になる。
「元気そうにしてる。何か食べてる。頭を上げてこっちを見てる。あっ目が合った」
ハチジョウツグミ。今朝も桃園で越冬中。今冬は各地でも越冬しているようで、検索すると種々ブログにたくさん出てくる。赤褐色が強いものから弱いものまでいろいろ。
時々気になる、余計なお節介かも知れないがあえて。
「ツグミと、亜種ハチジョウツグミが・・・」 とあるのは間違い。ツグミが上でハチジョウツグミが下みたいな書き方は誤解がある。
どうせ間違うなら、「ハチジョウツグミと、亜種ツグミが・・・」の方がまだ落ち着く。
★ハチジョウツグミはツグミの亜種ではない。
あえて言えば亜種ハチジョウツグミの方が基亜種。(基亜種が上との関係ではないが) 無理に順を付けるなら亜種ハチジョウツグミが上で亜種ツグミが下。
亜種ツグミの方が圧倒的に多いので誤解されている。
どれが基亜種か、学名を見ると分かる。亜種のある種は、属名+種小名+亜種小名の三名法で表示される。
・亜種ハチジョウツグミはTurdus naumanni naumanni (タウドゥス ナウマンニー ナウマンニー)
・亜種ツグミはTurdus naumanni eunomus (タウドゥス ナウマンニー エウノムス)
つまり、亜種ハチジョウツグミは、種小名ナウマンニー亜種小名ナウマンニーと同じ。これが基亜種を表す。 一方亜種ツグミは、種小名ナウマンニー亜種小名エウノムスで同じでない。
他の例、亜種シジュウカラを見ると、日本鳥類目録改訂第7版で4種の亜種が記載されている。
・シジュウカラ Parus minor minor
・アマミシジュウカラ Parus minor amamiensis
・オキナワシジュウカラ Parus minor okinawae
・イシガキシジュウカラ Parus minor nigriloris
ひと目で分かる。種小名と亜種小名が同じのものが基亜種、大阪城公園でいつも見るシジュウカラが基亜種だと分かる。ちなみに、エナガを調べると意外。
なので最初に戻って 「ツグミと亜種ハチジョウツグミが・・・」 でなく 「亜種ツグミと亜種ハチジョウツグミが・・・」 が正しい書き方。
こんな事を書くたび嫌われていると分かってるが。年寄りとはこんなもの、もうすぐ逝くのでお許しを。
ちなみに世界では亜種ハチジョウツグミと亜種ツグミは別種とする考えが主流になっている。私も最近は別種として記録している。
・ヨシガモ ♂1 内堀
・ヒドリガモ 50 全ての堀。随分減少した。
・マガモ 11 東外堀、南外堀、内堀
・カルガモ 5 東外堀、内堀、北外堀
・ハシビロガモ 117羽 南外堀、北外堀
・コガモ 5 南外堀、内堀
・ホシハジロ 49 南外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 217 全ての堀
・オオバン 51羽 全ての堀、第二寝屋川
・カワウ 14 東外堀、西外堀、第二寝屋川
・カイツブリ 3 東外堀、南外堀、西外堀
・ハクセキレイ 8
・アオサギ 2 北外堀
・ゴイサギ 5 北外堀
・セグロカモメ 9 第二寝屋川
・アカハジロ×ホシハジロ 1 内堀
・モズ 2 みどりのリズム、梅林
・シジュウカラ 7
・ツグミ 7
・シジュウカラ 6
・アカハラ 1 もみじ園ごみ集積場の東、壁沿いの落ち葉
・エナガ 4 元射撃場、飛騨の森
・アオジ 1 元射撃場
・メジロ 13 梅林、梅の花に
・ジョウビタキ 2 内堀、北外堀
・ハシボソガラス 1 内堀沿い
・ハチジョウツグミ 1 桃園、数人のカメラマンが撮影中
・トラツグミ 1 一番やぐら前
■■アカハラ(2013.4.4 本丸売店横)
本丸の売店の横にしばらく滞在したアカハラ。大変フレンドリーで観察、撮影しやすい。
富士フィルムの「ファインピックス HS50 EXR」メーカーでは、ネオ一眼とうたっている。35ミリ換算で、24ミリから1000ミリのズーム。受光素子のサイズは1/2インチ。
しばらく使う機会があった。軽くて小さくて、このような写真が簡単に撮れる。1000ミリを手持ちで撮れるのだ。プリントしてもきれい。
こんな簡単に思い通りになるとは、信じられない気持ち。でも事実。これならまだまだ人生楽しめそうと自信がわいてくる。
他にもカメラは持っている。でもこれは使いやすい。今までに経験したことのない感覚に惚れる。しかしメインにはならない。光学に慣れている私にはEVFはやはり見にくい。瞬時に反応しない。まるで拗ねるよう。でも可愛い。
手元においておきたい願望。大げさに言えば、健康で長生きしてよかった。こいつに出合えて新しい世界も知った。先のことは分からないがしばらく楽しんでみようと思う。
大阪城公園の北に隣接する第二寝屋川は調査記録の範囲。何故か今朝はセグロカモメが多い。最近はせいぜい1~2羽が見られていたのだが。数えていると次々と飛んでくる、街灯の上にもとまっている。結局9羽を確認。最近の最多数だ。
帰り道、第二寝屋川沿いを歩いていると、川面に白い腹を上にした魚が大量に流れている。大きさは20~30センチくらい。
途切れることなく続く。近くにオオバンとヒドリガモがいるが全く無視。セグロカモメが浮いた魚を食べているのはよく見るが、少なくとも今回はつまんでいない。
魚種も分からないし、多いセグロカモメとの関連も分からなかった。
見られたり見られなかったりする大阪城公園のこの冬の主人公たち。今朝はミコアイサが見られなかったが、他はすべて観察された。それぞれの滞在日数は。
・ミコアイサ 87日間 昨日まで。
・アカハラ 37日間
・トラツグミ 52日間
・ハチジヨウツグミ 52日間
別れの覚悟はできているが、鳥が少ないこの冬を楽しませてくれた。いつもの場所で見付かっただけで、恋する人に会えた幸せな気分になる。
「元気そうにしてる。何か食べてる。頭を上げてこっちを見てる。あっ目が合った」
ハチジョウツグミ。今朝も桃園で越冬中。今冬は各地でも越冬しているようで、検索すると種々ブログにたくさん出てくる。赤褐色が強いものから弱いものまでいろいろ。
時々気になる、余計なお節介かも知れないがあえて。
「ツグミと、亜種ハチジョウツグミが・・・」 とあるのは間違い。ツグミが上でハチジョウツグミが下みたいな書き方は誤解がある。
どうせ間違うなら、「ハチジョウツグミと、亜種ツグミが・・・」の方がまだ落ち着く。
★ハチジョウツグミはツグミの亜種ではない。
あえて言えば亜種ハチジョウツグミの方が基亜種。(基亜種が上との関係ではないが) 無理に順を付けるなら亜種ハチジョウツグミが上で亜種ツグミが下。
亜種ツグミの方が圧倒的に多いので誤解されている。
どれが基亜種か、学名を見ると分かる。亜種のある種は、属名+種小名+亜種小名の三名法で表示される。
・亜種ハチジョウツグミはTurdus naumanni naumanni (タウドゥス ナウマンニー ナウマンニー)
・亜種ツグミはTurdus naumanni eunomus (タウドゥス ナウマンニー エウノムス)
つまり、亜種ハチジョウツグミは、種小名ナウマンニー亜種小名ナウマンニーと同じ。これが基亜種を表す。 一方亜種ツグミは、種小名ナウマンニー亜種小名エウノムスで同じでない。
他の例、亜種シジュウカラを見ると、日本鳥類目録改訂第7版で4種の亜種が記載されている。
・シジュウカラ Parus minor minor
・アマミシジュウカラ Parus minor amamiensis
・オキナワシジュウカラ Parus minor okinawae
・イシガキシジュウカラ Parus minor nigriloris
ひと目で分かる。種小名と亜種小名が同じのものが基亜種、大阪城公園でいつも見るシジュウカラが基亜種だと分かる。ちなみに、エナガを調べると意外。
なので最初に戻って 「ツグミと亜種ハチジョウツグミが・・・」 でなく 「亜種ツグミと亜種ハチジョウツグミが・・・」 が正しい書き方。
こんな事を書くたび嫌われていると分かってるが。年寄りとはこんなもの、もうすぐ逝くのでお許しを。
ちなみに世界では亜種ハチジョウツグミと亜種ツグミは別種とする考えが主流になっている。私も最近は別種として記録している。
・ヨシガモ ♂1 内堀
・ヒドリガモ 50 全ての堀。随分減少した。
・マガモ 11 東外堀、南外堀、内堀
・カルガモ 5 東外堀、内堀、北外堀
・ハシビロガモ 117羽 南外堀、北外堀
・コガモ 5 南外堀、内堀
・ホシハジロ 49 南外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 217 全ての堀
・オオバン 51羽 全ての堀、第二寝屋川
・カワウ 14 東外堀、西外堀、第二寝屋川
・カイツブリ 3 東外堀、南外堀、西外堀
・ハクセキレイ 8
・アオサギ 2 北外堀
・ゴイサギ 5 北外堀
・セグロカモメ 9 第二寝屋川
・アカハジロ×ホシハジロ 1 内堀
・モズ 2 みどりのリズム、梅林
・シジュウカラ 7
・ツグミ 7
・シジュウカラ 6
・アカハラ 1 もみじ園ごみ集積場の東、壁沿いの落ち葉
・エナガ 4 元射撃場、飛騨の森
・アオジ 1 元射撃場
・メジロ 13 梅林、梅の花に
・ジョウビタキ 2 内堀、北外堀
・ハシボソガラス 1 内堀沿い
・ハチジョウツグミ 1 桃園、数人のカメラマンが撮影中
・トラツグミ 1 一番やぐら前
■■アカハラ(2013.4.4 本丸売店横)
本丸の売店の横にしばらく滞在したアカハラ。大変フレンドリーで観察、撮影しやすい。
富士フィルムの「ファインピックス HS50 EXR」メーカーでは、ネオ一眼とうたっている。35ミリ換算で、24ミリから1000ミリのズーム。受光素子のサイズは1/2インチ。
しばらく使う機会があった。軽くて小さくて、このような写真が簡単に撮れる。1000ミリを手持ちで撮れるのだ。プリントしてもきれい。
こんな簡単に思い通りになるとは、信じられない気持ち。でも事実。これならまだまだ人生楽しめそうと自信がわいてくる。
他にもカメラは持っている。でもこれは使いやすい。今までに経験したことのない感覚に惚れる。しかしメインにはならない。光学に慣れている私にはEVFはやはり見にくい。瞬時に反応しない。まるで拗ねるよう。でも可愛い。
手元においておきたい願望。大げさに言えば、健康で長生きしてよかった。こいつに出合えて新しい世界も知った。先のことは分からないがしばらく楽しんでみようと思う。