大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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少しさみしい。渡りの谷か? 2022.4.15

2022年04月15日 | Weblog
「春の渡りは日替わり」 今朝の渡りはやや低調。
 天気予報もすっきりしない。とりあえず折り畳み傘をリュックに。
 園内は雨に洗われた新緑が目に優しい。音楽堂西側上の通路で、ツツジの中からコマドリのさえずりが耳に優しい。

 今日の渡りは谷だった。山もあれば谷もある。渡りの期間中変化なしに次々とやって来る訳ではない。夢のようだった火曜日を思うと少し寂しいがそれでも春の渡り。

 いくつかの夏鳥に合えた。特によかったのは、オオルリ、ウグイスとともに日本三鳴鳥の一つとされるコマドリのさえずりが楽しめたこと。こんな素敵な声を身近で聞くと来てよかったと思う。

・ツグミ 5羽 太陽の広場東の森、もみじ園、元射撃場、梅林南側上桜広場
・シロハラ 10羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、もみじ園、音楽堂西側上ほか
・シジュウカラ 8羽 各所
・オオバン 11羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
・オオルリ ♂2羽 みどりのリズム、市民の森
・アオバト ♀1羽 市民の森
・コサメビタキ 2羽 市民の森、梅林南側上桜広場
・キビタキ ♂1羽 みどりのリズム
・アオサギ 1羽 東外堀
・コマドリ ♂1羽 音楽堂西側上
・ヨシガモ ♂1羽 南外堀
・キンクロハジロ 7羽 南外堀、内堀
・カイツブリ 1羽 南外堀
・カワウ 5羽 西外堀、内堀
・ツバメ 3羽 大手前上空飛翔
・ハクセキレイ 2羽 多門櫓屋根、内堀
・クロツグミ ♂1羽 蓮如道路南。フレンドリーな奴。今日はカメラマンなど誰一人いないので近くでゆっくり観察1S個体。
・ヒドリガモ 9羽 内堀、北外堀
・カルガモ 1羽 内堀
・マガモ 1羽 内堀

 昨日教育塔裏でウソが観察されたと聞くが詳細不明。一昨日は♀が観察撮影されている。

 カメラのピントが不調。春の渡りの時期なので、点検に出すと1週間以上使えないので困る。
 一眼レフは構造上、絵が写るセンサー部とは別の場所でピントを合わせるので、ズレが生じる事がある。ミラーレス一眼はセンサー上でピント合わせするのでズレる事はない。

 だましだまし使っているが何となく気が重い。このまま春の渡りが終わるまで我慢するしかないだろう。いっその事完全に壊れてくれたらR5に買い替える動機になるんだけど。

 カメラ各社の一眼カメラ開発はミラーレス機に移って、レフ機の新型は開発されていない。なのでEOS7DマークⅢでも出れば嬉しいがそうはならない。
 野鳥より長い、私の愛機歴はこれが最後になりそうな気がする。

■■クロツグミ(2009.4.26 教育塔裏人工川)
 よく知られた「60にして耳にしたがう」孔子が論語の中で生き方を説いている。60歳ともなれば、経験も豊かで 「他人の話も反発を感じないで、素直に聞ける分別も付く」と言う事。
 2年ほど前に還暦を迎えたがさっぱりだめ。修行が足りないのか、いい加減に生きてきたからなのか、そんな分別は付いていない。
 嫌なニュースを見ていると腹立たしくなる。気に入らない奴とは付き合わない。物欲も、性欲も、食欲も能力は別としてもすべてある。
 そんな事を思い巡らせながら教育塔裏から人工川へ向かうと、突然流れの上の枝にクロツグミが飛び出してとまる。
 一昨日に林の中からさえずりが聞こえていたのはこの個体だろう。そーとカメラを向ける。少しドキドキしながら。
 数枚のシャッターを切る。クロツグミは奥の林の中へ飛び立つ。よしよしとうれしい気分。60を超えても変わってないなと。所詮その辺にいるただの酒飲みジジイだ。まあこのスタイルで生きていこう。
コメント
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