PK戦廃止論 オシム氏の死に場所はサラエボ
サッカーをテレビ観戦するのを楽しみにしています。見る者にとって、実にフラストレーションが溜まるスポーツです。0対0、延長でも点が入らなければ行われるのが、PK戦。このPK戦について意見があります。
オシム元全日本監督は、PK戦に入る前に控え室へもどってしまう監督でした。その理由は、「病気じゃなくても、PK戦は心臓に悪いから。私は日本では死にたくない。死ぬならサラエボで死にたい。見ていて心臓発作を起こすわけにはいかないからね」。
観戦者も、ピッチ上の選手も心臓に悪い。まあ、これもPK戦反対理由の一つかもしれませんが。
私がPK戦廃止を唱える主な理由は、PK戦の場合、「ゴールを決められなかった選手が、ゲームの敗因とされてしまいかねないから」 決められなかった選手を何度も目にしておられるでしょうが、一様にがっくり、敗戦が決定すると、二度と立ち上がれないほど泣き崩れます。サッカーは、団体競技です。ところが、PK戦となるとその部分だけ突如個人競技の様相を呈します。(本当は、PK戦も団体競技ですが、そうは受け取られないのです)PKを外すと戦犯ですよ!
Jリーグとか、まあ、大学生以上ならPK戦があっても良いでしょう。なぜなら、PKを失敗しても、失敗した個人のせいではなく、チーム全体としての失敗であることをお互い理解できると考えられるから。実際はそうではない選手がたくさんいるとは思いますがね。
私が特にPK戦を廃止したほうが良いと考えるのは、高校生以下についてです。高校生以下は、理屈は分かっても、「自分のせいで負けた」となり、チームメートも、「あいつがミスしたから負けた」となってしまいます。
高校生以下の子どもたちにそのような思いをさせたくないです。プロでないかぎり、スポーツは楽しいものであってほしい。「苦痛があるから、楽しみが大きい」という人もおられるでしょうが、青年期前期に、この種の苦痛を与えることが、将来良い方向へ作用するとは思えません。
PK廃止は、分かった。ではゲームはどうするんだ?例えば・・・
1案 延長戦を行い、勝負がつかなければ、引き分け再試合とする。
2案 延長戦を行い、勝負がつかなければ、コイントスで勝敗を決める。
延長戦を行い、勝負がつかなければ、そのゲームに出ている11人によるじゃんけん・・・これはまた、戦犯を作ってしまうので却下。1案、2案なら、PK戦が採用される前と同じじゃないかって?同じでもいいでしょう。
中村俊輔選手でさえ失敗するのです(つい最近)。オシム氏でさえ、心臓が止まる危機を感じているのです。
サッカーをテレビ観戦するのを楽しみにしています。見る者にとって、実にフラストレーションが溜まるスポーツです。0対0、延長でも点が入らなければ行われるのが、PK戦。このPK戦について意見があります。
オシム元全日本監督は、PK戦に入る前に控え室へもどってしまう監督でした。その理由は、「病気じゃなくても、PK戦は心臓に悪いから。私は日本では死にたくない。死ぬならサラエボで死にたい。見ていて心臓発作を起こすわけにはいかないからね」。
観戦者も、ピッチ上の選手も心臓に悪い。まあ、これもPK戦反対理由の一つかもしれませんが。
私がPK戦廃止を唱える主な理由は、PK戦の場合、「ゴールを決められなかった選手が、ゲームの敗因とされてしまいかねないから」 決められなかった選手を何度も目にしておられるでしょうが、一様にがっくり、敗戦が決定すると、二度と立ち上がれないほど泣き崩れます。サッカーは、団体競技です。ところが、PK戦となるとその部分だけ突如個人競技の様相を呈します。(本当は、PK戦も団体競技ですが、そうは受け取られないのです)PKを外すと戦犯ですよ!
Jリーグとか、まあ、大学生以上ならPK戦があっても良いでしょう。なぜなら、PKを失敗しても、失敗した個人のせいではなく、チーム全体としての失敗であることをお互い理解できると考えられるから。実際はそうではない選手がたくさんいるとは思いますがね。
私が特にPK戦を廃止したほうが良いと考えるのは、高校生以下についてです。高校生以下は、理屈は分かっても、「自分のせいで負けた」となり、チームメートも、「あいつがミスしたから負けた」となってしまいます。
高校生以下の子どもたちにそのような思いをさせたくないです。プロでないかぎり、スポーツは楽しいものであってほしい。「苦痛があるから、楽しみが大きい」という人もおられるでしょうが、青年期前期に、この種の苦痛を与えることが、将来良い方向へ作用するとは思えません。
PK廃止は、分かった。ではゲームはどうするんだ?例えば・・・
1案 延長戦を行い、勝負がつかなければ、引き分け再試合とする。
2案 延長戦を行い、勝負がつかなければ、コイントスで勝敗を決める。
延長戦を行い、勝負がつかなければ、そのゲームに出ている11人によるじゃんけん・・・これはまた、戦犯を作ってしまうので却下。1案、2案なら、PK戦が採用される前と同じじゃないかって?同じでもいいでしょう。
中村俊輔選手でさえ失敗するのです(つい最近)。オシム氏でさえ、心臓が止まる危機を感じているのです。