抗菌加工って?どーなってる?
「抗菌加工」というラベルを貼った製品を見るたび、「どんな加工?」と、不思議でした。抗菌加工のテーブル・・・さわると抗菌剤が手について、口から入ったりすると病気になるんじゃないかなと思ったり…。抗菌加工の靴下…靴下の菌って・・・アレだな!と、いうことは、抗菌加工の靴下を履けば、水虫が治るってわけ?・・・とはならないのが世の中。
「経済産業省抗菌報告書」これより確かな抗菌に関する情報はないでしょう。滅菌、消毒、殺菌・・・庶民には同じ意味に思えるけど…
滅菌→ 微生物を完全に死滅させ、無菌状態にすること
消毒→ 微生物のうち、病原性のあるものすべて殺滅・除去してしまうこと
殺菌→ 微生物を死滅させること
それぞれに定義のようなモノがあるのですが、やっぱり、「滅・消・殺」は同じ意味に思える…。
除菌→ 濾過や洗浄で微生物を除去すること。これは、「滅・消・殺」とは少し意味が違います。さて、抗菌は、どんな風に書かれているか。
抗菌→ 微生物の発生・生育・増殖を抑制することをいい、細菌のみを対象とする。製品表面の細菌の増殖を抑制すること。微生物の増殖を抑制、または微生物の生菌数が時間の経過とともに減少すること。…む、む、難しい。
抗菌という言葉は、10年ほど前から使われだした言葉で、法令、業界、学術的にも共通の明確な定義がないという。それぞれが、独自に「抗菌」及び「菌」に関する用語の定義を定めているので、その表現に若干の違いがある…のでしょうね。
モノに、抗菌剤を塗布するか練り込むことで、「抗菌加工」を謳う製品が出来るわけですね。抗菌剤は…まあ、いろいろあるってことでいいです。なぜスキップするかって?薬品の名前を聞かされても、全くわっかりませ~ん。
「細菌の増加を抑制する力を持つ抗菌剤」・・・人体に影響を与えないのだろうか?それが問題です。
「微生物制御剤(早い話が抗菌剤)を日常生活で使う場合、量が少ないほうが良い。なぜなら、どんなに良い健康薬でも大量に服用すると人体に悪影響を与えるのと同じ」…やっぱり!全く影響がないということではなかったんだ。
「抗菌」を謳った製品…どの程度抗菌剤を使用しているかが問題。それはわかった。しかし、我々庶民が抗菌剤の量の多寡が分かるわけがない。
で、抗菌の安全性テストというものがある。(財)日本食品分析センターの試験の一部は次のようなもの。
1 変異原性試験(わっかりませ~ん)
2 眼刺激性試験(わかりやす~い)
3 皮膚一次刺激性試験(わかる、わかる)
4 皮膚感作性試験 (難しいが、なんとなくわかる)
まあ、このような試験で、結果が陰性であれば安心して使えるってことですね。
抗菌のほかに、防カビ、抗ウイルス、抗菌防臭加工、制菌加工…など続々。
インフルエンザ対策に、「抗ウイルス加工製品!」いいんじゃないかなあ!
還暦パパまた心配事が増えた。出てきそうなのは、抗菌のシールを貼っただけの、普通のモノ。つまり、抗菌偽装…
「抗菌加工」というラベルを貼った製品を見るたび、「どんな加工?」と、不思議でした。抗菌加工のテーブル・・・さわると抗菌剤が手について、口から入ったりすると病気になるんじゃないかなと思ったり…。抗菌加工の靴下…靴下の菌って・・・アレだな!と、いうことは、抗菌加工の靴下を履けば、水虫が治るってわけ?・・・とはならないのが世の中。
「経済産業省抗菌報告書」これより確かな抗菌に関する情報はないでしょう。滅菌、消毒、殺菌・・・庶民には同じ意味に思えるけど…
滅菌→ 微生物を完全に死滅させ、無菌状態にすること
消毒→ 微生物のうち、病原性のあるものすべて殺滅・除去してしまうこと
殺菌→ 微生物を死滅させること
それぞれに定義のようなモノがあるのですが、やっぱり、「滅・消・殺」は同じ意味に思える…。
除菌→ 濾過や洗浄で微生物を除去すること。これは、「滅・消・殺」とは少し意味が違います。さて、抗菌は、どんな風に書かれているか。
抗菌→ 微生物の発生・生育・増殖を抑制することをいい、細菌のみを対象とする。製品表面の細菌の増殖を抑制すること。微生物の増殖を抑制、または微生物の生菌数が時間の経過とともに減少すること。…む、む、難しい。
抗菌という言葉は、10年ほど前から使われだした言葉で、法令、業界、学術的にも共通の明確な定義がないという。それぞれが、独自に「抗菌」及び「菌」に関する用語の定義を定めているので、その表現に若干の違いがある…のでしょうね。
モノに、抗菌剤を塗布するか練り込むことで、「抗菌加工」を謳う製品が出来るわけですね。抗菌剤は…まあ、いろいろあるってことでいいです。なぜスキップするかって?薬品の名前を聞かされても、全くわっかりませ~ん。
「細菌の増加を抑制する力を持つ抗菌剤」・・・人体に影響を与えないのだろうか?それが問題です。
「微生物制御剤(早い話が抗菌剤)を日常生活で使う場合、量が少ないほうが良い。なぜなら、どんなに良い健康薬でも大量に服用すると人体に悪影響を与えるのと同じ」…やっぱり!全く影響がないということではなかったんだ。
「抗菌」を謳った製品…どの程度抗菌剤を使用しているかが問題。それはわかった。しかし、我々庶民が抗菌剤の量の多寡が分かるわけがない。
で、抗菌の安全性テストというものがある。(財)日本食品分析センターの試験の一部は次のようなもの。
1 変異原性試験(わっかりませ~ん)
2 眼刺激性試験(わかりやす~い)
3 皮膚一次刺激性試験(わかる、わかる)
4 皮膚感作性試験 (難しいが、なんとなくわかる)
まあ、このような試験で、結果が陰性であれば安心して使えるってことですね。
抗菌のほかに、防カビ、抗ウイルス、抗菌防臭加工、制菌加工…など続々。
インフルエンザ対策に、「抗ウイルス加工製品!」いいんじゃないかなあ!
還暦パパまた心配事が増えた。出てきそうなのは、抗菌のシールを貼っただけの、普通のモノ。つまり、抗菌偽装…