携帯電話と人類の幸福 ~小中学生の携帯電話禁止法案~
「携帯電話」便利なモノです。携帯電話のおかげで、どれだけの人が助かったか。モノには表があれば裏もある。携帯電話も、両刃の剣、何人の人が不幸に遭ったか・・・。
携帯電話を地球上からなくすれば、不幸の部分はなくなるが、それは不可能。なくなるどころか、「iPhone」市場へ参入してきた。負の使い方をしている多くは大人だが、子どもが係わった部分だけが強調されて取り上げられる。もっとも、大人は自分で責任を取ることができるから、周囲が騒ぐ必要がないということですが。
小中学生の携帯電話所持に限定して、還暦パパの主張を展開します。
警視庁の調べでは、携帯電話の保有率は、小学生が32.4%。中学生が68.4%だそう。ちなみに高校生は96.0%。持っていないはずがないという実情。
ところが、携帯電話による事件が続発
●「出会い系」にかかわる児童売春や青少年犯罪の急増
●「学校裏サイト」での中傷文書が原因の自殺者(いじめの温床)
● ネット上での、わいせつ画像や暴力的映像の氾濫
● プロフ(プロフィルサイト)にかかわる問題(悪口を書かれて腹を立てた少年が、書き込みをした中学生を金属バットで襲う事件)
遅いよと言いたいが、今になって、「(携帯電話を)持たせない。(有害サイトを)見させない」…ないない運動というのだそう…まあその動きがあります。なぜ、遅いよというか?上記の諸問題は、5年以上も前から予知できていた(すでに兆候があった)。それをほったらかしておいて、何を今更って感じです。
→ 教育再生懇談会(教育再生会議ではなく、教育再生会議の提言のフォローアップを行うための懇談会)・・・小中学生が携帯電話を持たないよう保護者や学校に協力を求めた。
→ 国会(与野党の動きとして)・・・携帯電話で有害サイトに接続できなくするフィルタリングサービスを法的に義務づける法律の早期成立を目指している
教育再生懇談会さん、「保護者や学校に協力を・・・」学校が何か関係しているのでしょうか?学校が、「児童・生徒のみなさん、携帯電話は必需品です。みんなで買いましょう」と、勧めるわけがない。教育再生懇談会さん、学校は、次々と起こる予知予見不能な事件(100%携帯電話が絡んでいるのですが)に、いちいち対応を迫られているのです。ここ数年で、「従来の学校の本務ではない仕事」が、本務の仕事量を追い越す勢いなのです。「教育」と名の付く懇談会なんだから、そこをしっかり理解してかかってほしい。
「保護者」これですよ。元凶は!呼称を、「保護者」から「名ばかり保護者」へ変更した方が良いですよ。かたく(頑)なに、子どもに携帯電話を与えない、立派な保護者もいます。名ばかり保護者の場合、モノわかりの良い親、民主的(?)な親を演出しているつもりなのでしょうか、「後先のことは何も考えずに、菓子を与えるように携帯電話を与える」
ある中学校では、「携帯電話を与えないで」と、保護者へ呼びかけていた。しかし、じわり、じわりと増えていった。携帯電話に関する調査でのある保護者の記述回答…「親が持たせたいので、持たせています」学校がガタガタ言うなってこと。このような保護者が、特異な例ではなくなっています。政府の教育再生懇談会が協力を求めたところで、すでに持たせている保護者が、子どもから携帯電話を取り上げますか!そんなことをするはずがありません。
フィルタリングサービスの法令化。有害サイトはフィルターを掛けられても、プロフやブログはどーすんの?今後問題が増大するのは、むしろこれらの、一般的なコミュニティーサイトですよ。
まあそのフィルターとやら、やりたけりゃやればいいでしょう。これも、「国では、このように対策を講じていますよ」という、アリバイ作り。「国は何もしない」と言われるそしり(誹り)をまぬがれ(免れ)るためでしょ。だれが、フィルターがかかった携帯電話を使い(買い)ますか!買い与えるのが、「名ばかり保護者」ですよ!バレなきゃ何をやっても良いというのが基本理念なんですから。
では、還暦パパの主張は・・・・
「小中学生の携帯電話所持を法律で禁止する。飲酒・喫煙と同じ扱いで、違反の場合、保護者を罰する」
名ばかり保護者が、こっそり携帯電話を持たせて、子どもが被害に遭ったら自分(名ばかり保護者)が罰せられるのです。こうなると、いくら無責任でも簡単には持たせない。家庭内で厳格な使用内規を作るでしょう(←このような効果が期待できるのです。「規則その1 絶対にみつからないこと」とかね。笑いが入りますね)。
この法律が出来ると、学校も指導しやすくなります。
当然、大反論が沸き起こるでしょう。何しろ、登下校が物騒(日本もひどい国になってしまいましたねえ)という理由で、「小学生に携帯電話を持たせましょう」という一部世論。特に、売る側(携帯電話メーカー)や「持たせたい親」は、良いことばかり言ってますよ。
● 迷惑メールは『メールフィルター』でブロック!(そう謳わないと売れないもんね)
● 有害サイトの不安は『**安心アクセスサービス』で解消!(はじめから子どもは有害サイトへアクセスすると決めてかかっての宣伝コピーね。一番安心なのは、あなたの会社が携帯電話販売から撤退することです)
● 学業への不安は『家族独自のルールや約束』で解消!(出来もしないことを言って、携帯電話を持たせたい親って一体?)
● 家族は、以前よりもコミュニケーションが良好になりました!(どうゆう家族じゃ!)
● ケータイで親と子は、絵文字やイラストなどを使うことによって、普段話しにくいことなども軽いタッチで伝えられることがありますのよ。(あのなあー!直接話せよ親子なら!なんで、携帯電話を介して、絵文字使ってつたえるんだぁ~。)
● 子どもが自転車で転んで怪我をした時に、携帯で電話してきたので迎えに行くことができましたのよ。(自転車で転んだぐらいで、親が迎えに行く。そのことが異常な行動なんですけど。恥ずかしくもなくよくもそのようなことが言えるもんだ。)
● メールなら謝りのメールも素直にできますしぃ、感動的なことがあったとき、リアルタイムで教えてくれますのよ。携帯電話で!(異常だって!謝るときは、面と向かって誠心誠意。メールはないでしょう!感動をリアルタイム…カタカタを使えばいいってものじゃない。感動は、夕食の時に、御飯粒を飛ばしながら語る!これが家族です。リアルタイム…秋葉原の通り魔と同じ使い方でしょう!)
● 携帯を持たせたら、安心して電車に乗って通塾してくれるようになりました。(こういう保護者が・・・!携帯を持たずに塾へ行く子は、皆不安だったんだぁ!真相は、「携帯電話を買ってくれたら塾へ行ってあげてもいいよ」だったりして。)
大反論については、上記の還暦パパのツッコミを参照してぶっ潰して!いち早く、小中学生の携帯電話所持禁止の法令化を!
「よく切れる刃物は便利だが、けがをしたり、他人を傷つけることもある。だが、子どもはそうしたことを学びながら大人になるのではないか。自分で考え、行動する日のために危険をうまく制御し、克服できる子どもたちを育てたい」・・・こういう記事を載せている無責任な新聞があるのです。他人を傷つけることの容認?そこで学んで大人になる?読者は、大新聞のコラムを鵜呑みにせず、「おかしいぞ!」と指摘しましょうよ。
いかにも大衆受けをねらった言葉の数々!結びを、「・・・育てたい」として、きれいに責任逃れ。これを書いた方は、目の前で火事が起こりそうなとき、「形あるモノはいつかなくなるのです。灰になるからこそ、新しい生命も育ちます。その生命が独り立ちするまで、様々な苦労があると思いますが、逆風を上手く制御し、克服していこうではありませんか」と、周囲に語り、見守るんでしょうねえ。コラー!…火を消すのが先だろう!悦に入ってないで、早く火を消せ~!
そして、7月11日、携帯電話というよりパソコンの延長上にあるといった方がピンと来る「iPhone」が発売されました。アップルが、「他社の携帯電話より、5年は先へ行っている」と言う代物。
電話機能だけでもたいへんな科学技術なのに、メールの送受信、カメラ機能、良く分からんがワンセグ・・・そして、電話会議まで出来る「iPhone」。
フロイトが言ってたでしょう。「文化の進歩は、人々を幸福にはしない」って。私も予言しておきます。携帯電話に起因する人類の不幸は、また新種の不幸を取りそろえて襲ってきます。
「携帯電話」便利なモノです。携帯電話のおかげで、どれだけの人が助かったか。モノには表があれば裏もある。携帯電話も、両刃の剣、何人の人が不幸に遭ったか・・・。
携帯電話を地球上からなくすれば、不幸の部分はなくなるが、それは不可能。なくなるどころか、「iPhone」市場へ参入してきた。負の使い方をしている多くは大人だが、子どもが係わった部分だけが強調されて取り上げられる。もっとも、大人は自分で責任を取ることができるから、周囲が騒ぐ必要がないということですが。
小中学生の携帯電話所持に限定して、還暦パパの主張を展開します。
警視庁の調べでは、携帯電話の保有率は、小学生が32.4%。中学生が68.4%だそう。ちなみに高校生は96.0%。持っていないはずがないという実情。
ところが、携帯電話による事件が続発
●「出会い系」にかかわる児童売春や青少年犯罪の急増
●「学校裏サイト」での中傷文書が原因の自殺者(いじめの温床)
● ネット上での、わいせつ画像や暴力的映像の氾濫
● プロフ(プロフィルサイト)にかかわる問題(悪口を書かれて腹を立てた少年が、書き込みをした中学生を金属バットで襲う事件)
遅いよと言いたいが、今になって、「(携帯電話を)持たせない。(有害サイトを)見させない」…ないない運動というのだそう…まあその動きがあります。なぜ、遅いよというか?上記の諸問題は、5年以上も前から予知できていた(すでに兆候があった)。それをほったらかしておいて、何を今更って感じです。
→ 教育再生懇談会(教育再生会議ではなく、教育再生会議の提言のフォローアップを行うための懇談会)・・・小中学生が携帯電話を持たないよう保護者や学校に協力を求めた。
→ 国会(与野党の動きとして)・・・携帯電話で有害サイトに接続できなくするフィルタリングサービスを法的に義務づける法律の早期成立を目指している
教育再生懇談会さん、「保護者や学校に協力を・・・」学校が何か関係しているのでしょうか?学校が、「児童・生徒のみなさん、携帯電話は必需品です。みんなで買いましょう」と、勧めるわけがない。教育再生懇談会さん、学校は、次々と起こる予知予見不能な事件(100%携帯電話が絡んでいるのですが)に、いちいち対応を迫られているのです。ここ数年で、「従来の学校の本務ではない仕事」が、本務の仕事量を追い越す勢いなのです。「教育」と名の付く懇談会なんだから、そこをしっかり理解してかかってほしい。
「保護者」これですよ。元凶は!呼称を、「保護者」から「名ばかり保護者」へ変更した方が良いですよ。かたく(頑)なに、子どもに携帯電話を与えない、立派な保護者もいます。名ばかり保護者の場合、モノわかりの良い親、民主的(?)な親を演出しているつもりなのでしょうか、「後先のことは何も考えずに、菓子を与えるように携帯電話を与える」
ある中学校では、「携帯電話を与えないで」と、保護者へ呼びかけていた。しかし、じわり、じわりと増えていった。携帯電話に関する調査でのある保護者の記述回答…「親が持たせたいので、持たせています」学校がガタガタ言うなってこと。このような保護者が、特異な例ではなくなっています。政府の教育再生懇談会が協力を求めたところで、すでに持たせている保護者が、子どもから携帯電話を取り上げますか!そんなことをするはずがありません。
フィルタリングサービスの法令化。有害サイトはフィルターを掛けられても、プロフやブログはどーすんの?今後問題が増大するのは、むしろこれらの、一般的なコミュニティーサイトですよ。
まあそのフィルターとやら、やりたけりゃやればいいでしょう。これも、「国では、このように対策を講じていますよ」という、アリバイ作り。「国は何もしない」と言われるそしり(誹り)をまぬがれ(免れ)るためでしょ。だれが、フィルターがかかった携帯電話を使い(買い)ますか!買い与えるのが、「名ばかり保護者」ですよ!バレなきゃ何をやっても良いというのが基本理念なんですから。
では、還暦パパの主張は・・・・
「小中学生の携帯電話所持を法律で禁止する。飲酒・喫煙と同じ扱いで、違反の場合、保護者を罰する」
名ばかり保護者が、こっそり携帯電話を持たせて、子どもが被害に遭ったら自分(名ばかり保護者)が罰せられるのです。こうなると、いくら無責任でも簡単には持たせない。家庭内で厳格な使用内規を作るでしょう(←このような効果が期待できるのです。「規則その1 絶対にみつからないこと」とかね。笑いが入りますね)。
この法律が出来ると、学校も指導しやすくなります。
当然、大反論が沸き起こるでしょう。何しろ、登下校が物騒(日本もひどい国になってしまいましたねえ)という理由で、「小学生に携帯電話を持たせましょう」という一部世論。特に、売る側(携帯電話メーカー)や「持たせたい親」は、良いことばかり言ってますよ。
● 迷惑メールは『メールフィルター』でブロック!(そう謳わないと売れないもんね)
● 有害サイトの不安は『**安心アクセスサービス』で解消!(はじめから子どもは有害サイトへアクセスすると決めてかかっての宣伝コピーね。一番安心なのは、あなたの会社が携帯電話販売から撤退することです)
● 学業への不安は『家族独自のルールや約束』で解消!(出来もしないことを言って、携帯電話を持たせたい親って一体?)
● 家族は、以前よりもコミュニケーションが良好になりました!(どうゆう家族じゃ!)
● ケータイで親と子は、絵文字やイラストなどを使うことによって、普段話しにくいことなども軽いタッチで伝えられることがありますのよ。(あのなあー!直接話せよ親子なら!なんで、携帯電話を介して、絵文字使ってつたえるんだぁ~。)
● 子どもが自転車で転んで怪我をした時に、携帯で電話してきたので迎えに行くことができましたのよ。(自転車で転んだぐらいで、親が迎えに行く。そのことが異常な行動なんですけど。恥ずかしくもなくよくもそのようなことが言えるもんだ。)
● メールなら謝りのメールも素直にできますしぃ、感動的なことがあったとき、リアルタイムで教えてくれますのよ。携帯電話で!(異常だって!謝るときは、面と向かって誠心誠意。メールはないでしょう!感動をリアルタイム…カタカタを使えばいいってものじゃない。感動は、夕食の時に、御飯粒を飛ばしながら語る!これが家族です。リアルタイム…秋葉原の通り魔と同じ使い方でしょう!)
● 携帯を持たせたら、安心して電車に乗って通塾してくれるようになりました。(こういう保護者が・・・!携帯を持たずに塾へ行く子は、皆不安だったんだぁ!真相は、「携帯電話を買ってくれたら塾へ行ってあげてもいいよ」だったりして。)
大反論については、上記の還暦パパのツッコミを参照してぶっ潰して!いち早く、小中学生の携帯電話所持禁止の法令化を!
「よく切れる刃物は便利だが、けがをしたり、他人を傷つけることもある。だが、子どもはそうしたことを学びながら大人になるのではないか。自分で考え、行動する日のために危険をうまく制御し、克服できる子どもたちを育てたい」・・・こういう記事を載せている無責任な新聞があるのです。他人を傷つけることの容認?そこで学んで大人になる?読者は、大新聞のコラムを鵜呑みにせず、「おかしいぞ!」と指摘しましょうよ。
いかにも大衆受けをねらった言葉の数々!結びを、「・・・育てたい」として、きれいに責任逃れ。これを書いた方は、目の前で火事が起こりそうなとき、「形あるモノはいつかなくなるのです。灰になるからこそ、新しい生命も育ちます。その生命が独り立ちするまで、様々な苦労があると思いますが、逆風を上手く制御し、克服していこうではありませんか」と、周囲に語り、見守るんでしょうねえ。コラー!…火を消すのが先だろう!悦に入ってないで、早く火を消せ~!
そして、7月11日、携帯電話というよりパソコンの延長上にあるといった方がピンと来る「iPhone」が発売されました。アップルが、「他社の携帯電話より、5年は先へ行っている」と言う代物。
電話機能だけでもたいへんな科学技術なのに、メールの送受信、カメラ機能、良く分からんがワンセグ・・・そして、電話会議まで出来る「iPhone」。
フロイトが言ってたでしょう。「文化の進歩は、人々を幸福にはしない」って。私も予言しておきます。携帯電話に起因する人類の不幸は、また新種の不幸を取りそろえて襲ってきます。