高齢者万引きを目撃・・・
週末の新聞には、新聞本体よりも分厚い、「ちらし広告」が入ってきます。スーパーが競って週末の安売り合戦をするのです。還暦パパは、年中休日のため、家内に「××へ行って、○○を買ってきて」と、おつかいを命じられるのです。なお、家内は、言い間違いを得意技としておりまして、長女を「無政府主義者」にしてしまったのです。どーゆーことかって?長女の名刺に、「アナリスト・・・」と書いてあるのですが、家内は、「(うちの娘は)アナキストで・・・」私は、沈黙していました。先ほども・・・NHKテレビでニュースをやっていまして、話題が、「シネコン」でした。片付けをしながらTVの声だけ聴いていた家内が、「NHKは、あんまりだ。ひどい!」と言い出しました。「何が?」と問うと、「死ねこの!死ねこの!と言っている!いくらNHKでも、死ねこのは、ない!」と、たいへんな憤り・・・。
980円のスイカを求めて、私はスーパーへ行きました。12カ所あるレジのそれぞれに7~8人の客が並んでいました。私の前に、60~70歳代の夫婦がおりました。トマトを箱で買っていました(箱は、40×30×10cm程度の容量で、トマトが12個入っていました)。夫は、カートにしがみついて並んでいました。妻は、うろうろしておりまして、「変な人だなあ」と思い、見るモノもないので、その老女の動きを見ていました。うろうろ老女は、ガムを、買い物かごではなく、トマトの箱へ入れました。そして、夫とうなずきあいました。私は、「やる気だ!」と緊張しましたよホント。大忙しのレジ係は、トマトの箱の中など検査することもなく…ガムの万引き成功。私は、「ドロボー!」と叫ぶべきか…看過すべきか…迷いました。そうこうしているうち夫婦はどんどん遠ざかっていきました。結果として、見て見ぬふりになってしまいました・・・。本当はそれはダメなのでしょうが、義憤に駆られて、あそこであの老夫婦を突きだしたところで・・・爪で拾って身でこぼすようなモノだったでしょう。流れで、見逃してしまったのですが、結果はオーライかなと・・・。
60歳を過ぎた、夫婦が、たかだか100円ちょっとのガムを万引きしたのです。あのガムどうするつもりだったのでしょうか?孫へのみやげ?万引きしたガムをみやげにもらう孫が可哀想。夫婦で「万引きしたガムはおいしいね!」と、なかよく噛むことはないでしょう。入れ歯にくっつくから。
認識があまかった。高齢者が犯罪を犯すなんて思っていなかったら・・・
警察庁の刑法犯の認知件数および検挙数の発表によると、「凶悪犯を含んだ全体の発生(認知)件数は減少傾向だが、65歳以上の高齢者の犯罪が増えている。検挙された高齢者は約45,000人。これは10年前の約3.5倍。この間の高齢者人口の増加率1.3倍を上回る・・・」この高齢者犯罪の半数が、万引きだとのこと。こんなことになっていたとは!
さらに、2007年版「犯罪白書」によれば・・・
1 60歳以上の受刑者は、全受刑者の12.3%を占めている。
2 高齢者の約75%が2年以内に再犯を起こしている。
3「多数回高齢再犯者(こういう言葉があったとは!65歳以上で、10犯以上の人をこう呼ぶそう)」で、半数(51.4%)が窃盗(万引きは窃盗ですよね)。
● 「金を持っているのに万引きをする高齢者が多い。問い詰めると、金を払うと開き直り、罪の意識が希薄で困る」
● 高齢者犯罪の増加とともに、凶悪犯の減少も「高齢化社会の産物」だ
● 今後、年金システムも破綻し、生活に困った高齢者が万引きを繰り返す
●「孤独」「孤立」「喪失」。そして「格差」と「認知症」も
● 悪びれた様子もなく「居心地いい刑務所へ戻りたい(男:68歳)」
● 自力歩行が困難など、日常生活に支障のある高齢受刑者は増加の一途(法務省矯正局)
● 捕まえてみると、財布には十円玉が数個
● 高齢の万引き常習犯は、作動するカメラやダミーの位置も熟知している。死角の場所も把握しており、手口はますます巧妙になっている
● バブルがはじけるまでは、高齢者は興味半分や出来心で万引きをしていた。今は、お金のない高齢者が万引きをしている
世の中、たいへんなことになっていました。還暦パパ、ガムの万引きを見てドキドキしてしまいました。肝っ玉の直径は、1mm程度ですね。
週末の新聞には、新聞本体よりも分厚い、「ちらし広告」が入ってきます。スーパーが競って週末の安売り合戦をするのです。還暦パパは、年中休日のため、家内に「××へ行って、○○を買ってきて」と、おつかいを命じられるのです。なお、家内は、言い間違いを得意技としておりまして、長女を「無政府主義者」にしてしまったのです。どーゆーことかって?長女の名刺に、「アナリスト・・・」と書いてあるのですが、家内は、「(うちの娘は)アナキストで・・・」私は、沈黙していました。先ほども・・・NHKテレビでニュースをやっていまして、話題が、「シネコン」でした。片付けをしながらTVの声だけ聴いていた家内が、「NHKは、あんまりだ。ひどい!」と言い出しました。「何が?」と問うと、「死ねこの!死ねこの!と言っている!いくらNHKでも、死ねこのは、ない!」と、たいへんな憤り・・・。
980円のスイカを求めて、私はスーパーへ行きました。12カ所あるレジのそれぞれに7~8人の客が並んでいました。私の前に、60~70歳代の夫婦がおりました。トマトを箱で買っていました(箱は、40×30×10cm程度の容量で、トマトが12個入っていました)。夫は、カートにしがみついて並んでいました。妻は、うろうろしておりまして、「変な人だなあ」と思い、見るモノもないので、その老女の動きを見ていました。うろうろ老女は、ガムを、買い物かごではなく、トマトの箱へ入れました。そして、夫とうなずきあいました。私は、「やる気だ!」と緊張しましたよホント。大忙しのレジ係は、トマトの箱の中など検査することもなく…ガムの万引き成功。私は、「ドロボー!」と叫ぶべきか…看過すべきか…迷いました。そうこうしているうち夫婦はどんどん遠ざかっていきました。結果として、見て見ぬふりになってしまいました・・・。本当はそれはダメなのでしょうが、義憤に駆られて、あそこであの老夫婦を突きだしたところで・・・爪で拾って身でこぼすようなモノだったでしょう。流れで、見逃してしまったのですが、結果はオーライかなと・・・。
60歳を過ぎた、夫婦が、たかだか100円ちょっとのガムを万引きしたのです。あのガムどうするつもりだったのでしょうか?孫へのみやげ?万引きしたガムをみやげにもらう孫が可哀想。夫婦で「万引きしたガムはおいしいね!」と、なかよく噛むことはないでしょう。入れ歯にくっつくから。
認識があまかった。高齢者が犯罪を犯すなんて思っていなかったら・・・
警察庁の刑法犯の認知件数および検挙数の発表によると、「凶悪犯を含んだ全体の発生(認知)件数は減少傾向だが、65歳以上の高齢者の犯罪が増えている。検挙された高齢者は約45,000人。これは10年前の約3.5倍。この間の高齢者人口の増加率1.3倍を上回る・・・」この高齢者犯罪の半数が、万引きだとのこと。こんなことになっていたとは!
さらに、2007年版「犯罪白書」によれば・・・
1 60歳以上の受刑者は、全受刑者の12.3%を占めている。
2 高齢者の約75%が2年以内に再犯を起こしている。
3「多数回高齢再犯者(こういう言葉があったとは!65歳以上で、10犯以上の人をこう呼ぶそう)」で、半数(51.4%)が窃盗(万引きは窃盗ですよね)。
● 「金を持っているのに万引きをする高齢者が多い。問い詰めると、金を払うと開き直り、罪の意識が希薄で困る」
● 高齢者犯罪の増加とともに、凶悪犯の減少も「高齢化社会の産物」だ
● 今後、年金システムも破綻し、生活に困った高齢者が万引きを繰り返す
●「孤独」「孤立」「喪失」。そして「格差」と「認知症」も
● 悪びれた様子もなく「居心地いい刑務所へ戻りたい(男:68歳)」
● 自力歩行が困難など、日常生活に支障のある高齢受刑者は増加の一途(法務省矯正局)
● 捕まえてみると、財布には十円玉が数個
● 高齢の万引き常習犯は、作動するカメラやダミーの位置も熟知している。死角の場所も把握しており、手口はますます巧妙になっている
● バブルがはじけるまでは、高齢者は興味半分や出来心で万引きをしていた。今は、お金のない高齢者が万引きをしている
世の中、たいへんなことになっていました。還暦パパ、ガムの万引きを見てドキドキしてしまいました。肝っ玉の直径は、1mm程度ですね。