この度のペルーの旅で最も不安だったことは、「高山病」でした。標高2,500mあたりから発症し始める。
初期症状は、頭痛、吐き気、放屁、手足のむくみ、胸の圧迫感。
これが中期症状となると、孫悟空のような頭痛(頭を鉄の輪で締め付けられるような)、発熱、下痢、嘔吐、咳、脈が速くなる、どうでもよくなる(つまり、意欲が湧いてこない)。これらの程度なら、まだ気合いでどうにかなる(ならないかな?)。
重症となるとどうなるか…
肺に水が溜まる。脳に水が溜まる。こうなると、呼吸困難、歩行不能、精神錯乱、意識不明、昏睡、異常行動…。
とにかく高山病は怖ろしい。症状は観光客全員に出る。その出方に個人差があるので、「なんともない」と、思う人もいる。
クスコは3,400m、ティティカカ湖(プーノ)へ向かう途中には、4,300mのララヤ峠を越えた。ティティカカ湖は3,800m。そういうところを旅しているわけで…。症状が出なければ不思議…。
クスコの人の中には、「高山病?そんなものは気のせいだよ、気のせい!」と決めつける人もおりました。それにもかかわらず、「高山病には、コカ茶(マテ・デ・コカ)が効くんだ。コカの葉を噛むのも有効だよ」…と。それなら、気のせいではないだろうとツッコミを入れたいが…。相手の言っていることは、ジェスチャー・表情・語調で分かるが、こちらが言いたいことを伝えられない。スペイン語も、ケチュア語も全く分からないので。
高山病の予防は…
1 ゆっくり歩く 2 大きな声を出さない
3 飲酒しない 4 喫煙しない
5 入浴しない 6 腹は6~8分目
もちろん私は全てを守った。コカ茶も飲んだ。コカの葉も噛んだ。コカアメもなめた。コカセンベイやコカマンジュウは売っていなかった…。なお、これら、「コカ…」と名のつくものは日本へは持ち込めないのだと。もっとも、コカ茶もコカアメも、私には何の薬効も感じられなかったけどね。
さて、バスに乗ると、酸素ボンベが配られた。
移動中…来た、来た、来たっ!頭は鉄の輪で締め付けられるような痛み。そして、息苦しいくなってきた。直ちに酸素吸入…。ところが、変化がなかった。シューシューと音はするが、本当に酸素が入っていたのか?
最も効果的だったのは、深呼吸。大きく息を吸って1秒ほど止めてから吐き出す。これを数回行うと胸が少し楽になる。頭痛は、緩和しなかったけど。ララヤ峠(4,300m)では、自分の体であって、自分の体ではない感じ。ティティカカ湖(3,800m)のトトラ葦の浮島でも、フワフワした感じが続いた。浮島だけに、フワフワ感は当然?
ありがたいことに今回は、肺にも脳にも水が溜まらなくて良かったです。精神錯乱も異常行動もなかった。あっただろうって?あったにはあったかもしれないが、高山病の関係ではなく…私にとっては普通の状態。
なお、高山病を治療する薬はありません。治す方法はただ一つ。平地へ下りること。
初期症状は、頭痛、吐き気、放屁、手足のむくみ、胸の圧迫感。
これが中期症状となると、孫悟空のような頭痛(頭を鉄の輪で締め付けられるような)、発熱、下痢、嘔吐、咳、脈が速くなる、どうでもよくなる(つまり、意欲が湧いてこない)。これらの程度なら、まだ気合いでどうにかなる(ならないかな?)。
重症となるとどうなるか…
肺に水が溜まる。脳に水が溜まる。こうなると、呼吸困難、歩行不能、精神錯乱、意識不明、昏睡、異常行動…。
とにかく高山病は怖ろしい。症状は観光客全員に出る。その出方に個人差があるので、「なんともない」と、思う人もいる。
クスコは3,400m、ティティカカ湖(プーノ)へ向かう途中には、4,300mのララヤ峠を越えた。ティティカカ湖は3,800m。そういうところを旅しているわけで…。症状が出なければ不思議…。
クスコの人の中には、「高山病?そんなものは気のせいだよ、気のせい!」と決めつける人もおりました。それにもかかわらず、「高山病には、コカ茶(マテ・デ・コカ)が効くんだ。コカの葉を噛むのも有効だよ」…と。それなら、気のせいではないだろうとツッコミを入れたいが…。相手の言っていることは、ジェスチャー・表情・語調で分かるが、こちらが言いたいことを伝えられない。スペイン語も、ケチュア語も全く分からないので。
高山病の予防は…
1 ゆっくり歩く 2 大きな声を出さない
3 飲酒しない 4 喫煙しない
5 入浴しない 6 腹は6~8分目
もちろん私は全てを守った。コカ茶も飲んだ。コカの葉も噛んだ。コカアメもなめた。コカセンベイやコカマンジュウは売っていなかった…。なお、これら、「コカ…」と名のつくものは日本へは持ち込めないのだと。もっとも、コカ茶もコカアメも、私には何の薬効も感じられなかったけどね。
さて、バスに乗ると、酸素ボンベが配られた。
移動中…来た、来た、来たっ!頭は鉄の輪で締め付けられるような痛み。そして、息苦しいくなってきた。直ちに酸素吸入…。ところが、変化がなかった。シューシューと音はするが、本当に酸素が入っていたのか?
最も効果的だったのは、深呼吸。大きく息を吸って1秒ほど止めてから吐き出す。これを数回行うと胸が少し楽になる。頭痛は、緩和しなかったけど。ララヤ峠(4,300m)では、自分の体であって、自分の体ではない感じ。ティティカカ湖(3,800m)のトトラ葦の浮島でも、フワフワした感じが続いた。浮島だけに、フワフワ感は当然?
ありがたいことに今回は、肺にも脳にも水が溜まらなくて良かったです。精神錯乱も異常行動もなかった。あっただろうって?あったにはあったかもしれないが、高山病の関係ではなく…私にとっては普通の状態。
なお、高山病を治療する薬はありません。治す方法はただ一つ。平地へ下りること。