「生徒一人一人の個性をより重視した教育の実現を目指す」として平成11年度から、「中高一貫教育」なるものが行われてきている(選択的に行われているもので、全ての中高が行っているものではない)。今でもやっている…。なぜ、「今でも…」という消極的な評価をしているかというと、「ホントに成果が上がっているんかいな?」と思っているからです。
中高一貫教育の種類ですが…
1 一つの学校において一体的に中高一貫教育を行うもの(中等教育学校)。
2 高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高等学校を接続するもの(併設型の中学校・高等学校)。
3 既存の市町村立中学校と都道府県立高等学校が、教育課程の編成や教員・生徒間交流等の面で連携を深める形で中高一貫教育を実施するもの(連携型の中学校・高等学校)
如何でしょうか?1については間違いなく成果は上がっているでしょう。しかし、中等教育学校…日本中探して何校ありますか?
2、3は、一貫教育でなくても何ら変わりない。学力など、むしろ下がるんじゃないか?よけいなことが入ってくるから。また、「進路選択の自由」ですから、中学生が一貫教育をやっている高校へ進むとは限らない。所詮、中学校は義務教育、高校はそうじゃないから、水と油。まじわりません。
中高一貫教育は、中等教育学校以外は廃止したほうがいい。そして、小中一貫教育に力を入れるべき。実際そのことに気づき、小中一貫教育を進めているところが増えてきておりますが。
そして、今浮上してきているのが、「こども園」の構想。いわば、保育園と幼稚園の一貫保育。なぜこのような構想が出てきたかは、お察しの通り。構想自体は、少子化が叫ばれる前からあった。
中学校と高校は、双方文部科学省の管轄で、水と油、液体ということでは同じです。ところが、保育園と幼稚園は…保育園は厚生労働省。幼稚園は文部科学省。気体と液体みたいなもの。「こども園」構想はあってもさっぱり進まなかったのは当然。族議員とかもおられるし…。
幼稚園は…
○専業主婦の子に幼児教育を行う
○4時間で給食なし
○地方では定員割れ
○入園金、授業料は事業者が決める
○教諭の勤務時間は、はっきりしている。
保育園は…
○共働きや疾病などの理由がある親の子の保育
○8時間以上で給食あり。
○都市部で待機児童が増加
○保育料は、自治体が決める(親の所得に応じて)。
○保育士の勤務時間が過酷になったり、待遇が悪かったり…。
これを一本化するという!1年や2年じゃ無理でしょう!と、思ったら、じ、じ、十年を目途に、保育園、幼稚園をこども園へ移行するという!あ、あ、あのね、十年といえば、今の待機児童は中学生になってますよ。中学生は、こども園には入りたがりませんよ。のんきすぎる!というより、本気で必要と考えていないから、「十年を目途に」などと言い出す。
こうなったら、我が家の空き部屋で保育園をはじめようかなあ?「NPO法人 武士道塾」赤ちゃんにも礼儀作法を教える。オムツがとれたら、畑作をさせる。虐待ではありません。勤労体験学習です。給食にはできる限り自給のものを提供する。国語・算数の時間もある。…構想はふくらみます。特色を持たせなければ、魅力がありませんから。
高齢者福祉の分野では、会社やNPOの参入で利用者に喜ばれている。保育も、「高いサービス、特色ある保育内容(私が経営する、武士道塾のような)」を保護者が選べる…これまでは、事業者や職員の都合が保護者(利用者)の都合に優先されてきていましたから…。保育分野も、会社やNPOにどんどん参入してもらう。並行して、10年がかりで「こども園」を作るといい。
中高一貫教育の種類ですが…
1 一つの学校において一体的に中高一貫教育を行うもの(中等教育学校)。
2 高等学校入学者選抜を行わずに、同一の設置者による中学校と高等学校を接続するもの(併設型の中学校・高等学校)。
3 既存の市町村立中学校と都道府県立高等学校が、教育課程の編成や教員・生徒間交流等の面で連携を深める形で中高一貫教育を実施するもの(連携型の中学校・高等学校)
如何でしょうか?1については間違いなく成果は上がっているでしょう。しかし、中等教育学校…日本中探して何校ありますか?
2、3は、一貫教育でなくても何ら変わりない。学力など、むしろ下がるんじゃないか?よけいなことが入ってくるから。また、「進路選択の自由」ですから、中学生が一貫教育をやっている高校へ進むとは限らない。所詮、中学校は義務教育、高校はそうじゃないから、水と油。まじわりません。
中高一貫教育は、中等教育学校以外は廃止したほうがいい。そして、小中一貫教育に力を入れるべき。実際そのことに気づき、小中一貫教育を進めているところが増えてきておりますが。
そして、今浮上してきているのが、「こども園」の構想。いわば、保育園と幼稚園の一貫保育。なぜこのような構想が出てきたかは、お察しの通り。構想自体は、少子化が叫ばれる前からあった。
中学校と高校は、双方文部科学省の管轄で、水と油、液体ということでは同じです。ところが、保育園と幼稚園は…保育園は厚生労働省。幼稚園は文部科学省。気体と液体みたいなもの。「こども園」構想はあってもさっぱり進まなかったのは当然。族議員とかもおられるし…。
幼稚園は…
○専業主婦の子に幼児教育を行う
○4時間で給食なし
○地方では定員割れ
○入園金、授業料は事業者が決める
○教諭の勤務時間は、はっきりしている。
保育園は…
○共働きや疾病などの理由がある親の子の保育
○8時間以上で給食あり。
○都市部で待機児童が増加
○保育料は、自治体が決める(親の所得に応じて)。
○保育士の勤務時間が過酷になったり、待遇が悪かったり…。
これを一本化するという!1年や2年じゃ無理でしょう!と、思ったら、じ、じ、十年を目途に、保育園、幼稚園をこども園へ移行するという!あ、あ、あのね、十年といえば、今の待機児童は中学生になってますよ。中学生は、こども園には入りたがりませんよ。のんきすぎる!というより、本気で必要と考えていないから、「十年を目途に」などと言い出す。
こうなったら、我が家の空き部屋で保育園をはじめようかなあ?「NPO法人 武士道塾」赤ちゃんにも礼儀作法を教える。オムツがとれたら、畑作をさせる。虐待ではありません。勤労体験学習です。給食にはできる限り自給のものを提供する。国語・算数の時間もある。…構想はふくらみます。特色を持たせなければ、魅力がありませんから。
高齢者福祉の分野では、会社やNPOの参入で利用者に喜ばれている。保育も、「高いサービス、特色ある保育内容(私が経営する、武士道塾のような)」を保護者が選べる…これまでは、事業者や職員の都合が保護者(利用者)の都合に優先されてきていましたから…。保育分野も、会社やNPOにどんどん参入してもらう。並行して、10年がかりで「こども園」を作るといい。