金曜日、大先輩のYさんが入院した。
B型肝炎?
前々から、体調が良くないとおっしゃっていて、
肝炎と解っていて、だましだまし仕事を続けていたが、
数値の悪化があり、ひょっとすると即入院となってしまうかもしれないと言って、
病院に検診に行き、実際即入院となってしまった。
藤枝にお住まいの先輩で、藤枝の総合病院に入院したので、
昨日行った藤枝ゴルフクラブの近く。
いい機会と思って、お見舞いの品など何も用意せず、
思いつきでお見舞いに行ってきた。
実は、先輩は私の会社員生活における人生の師である。
新入社員として東京の銀座支店に赴任した私は、
今思えば全くの甘ちゃん!
駄目社員であった(今でも駄目中間管理職であるが)。
遊ぶことしか考えていない、
自分の人生を仕事に捧げ、社会貢献?そんなもの興味なし!
そういう人間だった。
それが、2店舗目の営業所で、Y先輩とご一緒させていただいて、
仕事人としてのノウハウを教わったし、
仕事へのこだわり、実績へのこだわり、
社会人としての心構えを教わり、
そして、営業所の中での営業をひとつのチームとしてとらえ、
チームワークだったり一体感をどう実現させるか?
仕事はがんばるけど、遊びも思いっきり遊ぶ。
その、切り替えで仕事が頑張れる。
そういうことを教えていただいた恩人と思っている。
先輩は謙虚な方なので、今でも、威張らないし、
しかも、後輩の生意気な私と対等に付き合って下さる。
だからこそ、どうしても1番乗りでお見舞いに行きたかった。
木曜にまで働いていて、倒れての入院と言う訳ではないので、
見た目は元気?なのではないかと思いつつお見舞いに駆け付けたが・・・
実際には思った通り。
病室に行くと、イヤフォンでプロ野球を見ていらしゃった。
木曜と変わらず、見た目は元気で病人とは思えない。
しかし、肝臓の病気、特にB型肝炎は実は怖い病気。
検査結果を見せてくれたが、
我々もいつも見てもらっている、GOTやGPTの数値。
普通の人なら200台?
先輩は600を超えていた。
詳しいことはよくわからない。
B型肝炎を調べればこう書いてある。
日本においてB型肝炎ウイルス保有者(キャリア)は、150万人程度といわれている。そのうち10%が肝炎発症となり、慢性肝炎、肝硬変、肝細胞癌に進行する。しかし、95%は自然治癒する。したがって、キャリアのうち5%が慢性肝疾患になる。
劇症肝炎とは
ウイルス肝炎や薬物性肝障害の経過中8週間以内に重症化し、急激に高度の肝機能障害と意識障害が起こる病気である。1976年(昭和51)から厚生省(現厚生労働省)の特定疾患(難病)に指定された。急性肝炎の1~2%が劇症肝炎に移行するとされ、日本では年間450人前後が発病している。
今のところ、落ち着いているという事で安心はしているが、
数値の悪化により劇症肝炎に進行する可能性もなくはないという話を聞くと、
ちょっと怖い。
大好きな先輩だけに時間が掛かったっていいので、しっかり治して欲しい。
そう思っている。
元気そうだから仮病?って、いつもならふざけてからかうところなのに、
数値が悪いこと思うと、その軽口が叩けなかった。
先輩から、他の人間に、絶対見舞いに来ないように言っておけと言われたが、
それだけは出来ませんと言っておいたが。
お見舞いの品も何も用意せずに駆けつけるその神経、常識の無さ(これは私の事だ)。
でも、元気な顔が見れて一安心。
想像だけだと、どうも悪い事ばかり考えてしまう。
でも、兄貴が肺がんで入院した時のことを思い出してしまった。
早く元気になって退院して欲しい!
でも、あせらずゆっくりと!
矛盾しているが。