先日、いつも仕事場に持ち込む水筒に、熱いお茶を入れてみました。水筒は保温性に優れているので、最後まで熱いままで、チビチビとしか飲めませんでした。その話を同僚にすると、氷とか少し入れて、飲める温度まで下げて持ってくるのが当たり前ですと、バカにされてしまいました。私も気が付いてはいたんですけどね。どの位の熱さにすれば良いのかは、試行錯誤となりそうです。
一昨日のブログに書いた通り、
2025年1月12日から26日の日程で、
テニスの全豪オープンが始まりました。
まず初めに、出場選手を確認しましょう。
女子シングルスの出場者は、
世界ランク50位の大坂なおみ選手。
同63位の内島萌夏選手。
同143位の日比野菜緒選手。
女子ダブルスは、
第11シードで出場する柴原瑛菜選手/ベロニカ・クデルメトバ選手。
青山修子選手/穂積絵莉選手。
ウルリッケ・エイケリ選手/二宮真琴選手。
加藤未唯選手/レナタ・サラスア選手。
アンナ・ボンダル選手/内島萌夏選手。
以上で合ってるはずです。
既にシングルスは始まっており、
内島萌夏選手は1回戦を、
4-6、6-2、7-6(10-8)と逆転で勝ちました。
特に第3セットで、いきなり0-3でリードされ、
そこから追いつき、
タイブレークも0-2になり、
その後5-7とリードされるなど、苦しい試合でしたが、
それを勝ちきった粘りは、中々に素晴らしいものでした。
日比野菜緒選手は1回戦で、
6-3、3-6、1-6と逆転で負けました。
残念です。
さて、現在世界ランク50位まで復活した大坂選手は、
実はかなり厳しい山に入ってしまいました。
初戦はキャロリン・ガルシア選手と対戦。
勝てば次の対戦はカロリナ・ムホバ選手で、
現在の世界ランクは20位。
この選手にもし勝っても、
次の対戦は、多分世界ランク3位のココ・ガウフ選手です。
さて、ガルシア選手とは過去4度対戦し2勝2敗。
直近の対戦3試合を見ると、
1勝2敗と負け越しています。
実は昨年の全豪オープンの初戦もキャロリン・ガルシア選手との対戦でした。
この時は4-6、6-7(2-7)で敗れました。
直近の試合は昨年4月のマイアミオープンで、
6-7(4-7)、5-7で敗れています。
ガルシア選手はガンガン打ってくる選手で、
大坂選手は復帰明け?まだ試合勘が戻っていなかったので、
振り遅れも多かった記憶があります。
大坂選手が全豪オープンのドロー(トーナメント表)を見た感想が、
ある記事に載っていました。
ガルシアとは昨年の同大会1回戦でも対戦しており、対戦相手を知った時の反応を聞かれた大坂は「冗談かと思った」と返答。またガルシアとの関係性について大坂は「彼女を本当に尊敬していますし、彼女からも同じエネルギーを感じます。それと同じ誕生日というところも気に入っています。同じ誕生日の人とは絶対に悪い関係になれないですよね。同じ天秤座として」と冗談混じりにコメントした。
さて、今回の試合ですが、
結果は、6-3、3-6、6-3で大坂選手が勝利しました。
スコア以上に競った試合で、第2セットを取られたところで、
負けるかも?と心配になりましたが、
最終セット第3ゲームでブレークできたのが本当に大きかったです。
私が見た感じなので違っているかもしれませんか、
試合を通してずっと、
ガルシア選手は大坂選手の強打を警戒してか?対抗してか?
必要以上に強い打球を打とうとしていました。
緩いボール、安全なボールでは、
大坂選手の強い返球に苦戦すると考えたのかもしれません。
ガルシア選手の強打は、決まれば大坂選手も苦戦しますが、
その分ガルシア選手もミスが多く、
アンフォースドエラーが目立つ展開でした。
でも、その強打が決まると、
大坂選手も簡単には返せず、ミスも多くなった様に感じました。
一方大坂選手は中々サーブが決まらず、
ファーストサーブはガルシア選手70%に対して、
大坂選手は51%でした。
ダブルフォールトもガルシア選手0回、大坂選手3回。
ウィナーはガルシア選手27回、大坂選手25回。
アンフォースドエラーはガルシア選手31回、大坂選手28回でした。
スタッツだけ見ると良く勝てたなと思います。
一番感じるのは、大坂選手の精神的落ち着きです。
復帰後、何度か書いた気がしますが、
昔、全豪や全米で優勝も果たし、ツアー7勝していますが、
時に自分のミスにいら立つ場面も多く、
自滅の様に負けた試合もありました。
しかし、この日は判定に1回?1.5回?不満を持って、
審判に抗議した場面はありました。
今は大きな大会ほど、
テクノロジーを使った自動判定システムが導入されているので、
それこそ、三苫の1ミリに該当するような、
ボールの着地点が1ミリでも線上に振れていればINになるのですが、
この辺は肉眼での判定は不可能であり、
少なくとも人間の判定であればOUTのボールが、
機械ではINに判定されると言う、
正確性の向上を歓迎する選手が多い半面、
厳格すぎる判定に不満を唱える選手もいない訳ではないようですね。
特に機械への信頼性も100%ではない以上、
どこかで我慢するしかないのも事実ですよね。
大坂選手がそこでキレなかったのは評価できる気がしています。
昔とは変わったよね!という気持ちです。
次も強敵、ムホバ選手と対戦です。
昨年8月の全米オープン2回戦で対戦し、
3-6、6-7(5-7)で敗れています。
多分通算対戦成績は両者の対戦成績は、1勝2敗。
2020年に勝利しているようです。
その後2連敗。
どうなるでしょうか?
もちろん誰と当たっても強敵なので、ガンバレ大坂選手です!
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