徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

指導について  雑感

2008-12-23 03:39:05 | サッカー(子供編)
前から思っていること。
100人いれば100通りの考え方がある。
それは当たり前。
サッカーをやっていて(スポーツならすべて同じだが)、

勝たなければ面白くない。
強くなければ面白くない。

それでは勝ちさえすればいいのか?
勝つために何をしてもいいのか?

たとえば反則のこと。

当然チビの所属するチームのコーチは、
反則はするなと指導している。
でも、テクニックのない仲間は、
勝つために必死でボールを追いかける。
何とか相手からボールを奪おうと足を出す。
ガンガン当たる。
結果的に反則をしてしまうことはある。
反則をすると、ほとんどのケースでコーチは、
まず、相手に謝れといい!
無駄なファールはするな!とか、反則はいらない!とか付け足す。
でも、必死になればなるほど、
結果的には反則は増えてしまう。
逆に、審判をやっていると、
今の反則だ!とか、押してる!とか、
審判に文句を言ってくる選手がときどきいる。
そういう選手ほど、
チームの仲間にも何やってるんだ!とか、
なぜそんな失敗をするのか!と詰る(なじる)。

話がまとまらないが、指導者がそういうことを注意しないチームは、
結果的にマナーの低いチームとなっていく。
指導者の考え方がチームにも反映されている。

我がチームは、ずっとミドルシュート禁止で戦ってきた。
小学生がラージゴールで試合をすると、
キーパーが届かないシュートは簡単に入ってしまう。
それでは遠くからガンガンシュートして得点して、
それで勝っていったら、ゴール前のアイディアや、
工夫が生まれないというのがコーチの考え方。
他のチームは違う。
特に県大会に行くようなチームは、遠くからでもガンガン打ってくる。
結果的にミドル1本で0-1で負けてしまう試合も多かった。
そうすると、なぜミドルを禁止?
という批判も出る。
ミドルを打つべきところでもパスしてしまうという弊害も確かにある。
でも、ミドルの意識が高すぎると、
それがロングとなり、相手を崩す工夫をしない、
大味なシュートだけの試合になりがちであることも事実。
この辺の選択は小学生には難しいかもしれない。


レギュラーとサブの問題。
今回は長くなるので深く突っ込まないが、
最後まで考えさせられた問題でもある。
ひとつだけ言えることは、
人生においてサッカーがすべてではないこと。
もし、10年後にサッカーを続けていても、
今レギュラーである子が、
そのままチームの中心であり続けるとは限らないこと。
中学高校で見違えるほど伸びる子も現実としていること。

レギュラーだから偉いということにならないこと。
残念ながら、サブの気持ちを思いやることのできない人もいるということ。

色々なことを体験できたことは良かったかもしれない。

チビには、先日、
今得点を入れることができているのは、
チビの努力もほんの少しは影響しているけれど、
みんなが頑張った結果であって、
最後にチビが得点しているだけで、みんなの得点だから、
自分はうまいとか、
チームが勝っているのは自分のおかげだなんて
勘違いだけはするなと言い聞かせたが、
どこまでわかってくれているか?

いつも通りまとまらないが、
書いてみると少しすっきり。

チビに取ってはまだまだ長い人生。
サッカーだけの人生にはさせたくないが、
ある程度のめり込まなければ、
サッカーでの思い出作りができないのも事実。
バランスが難しいか。
正解はないし。
頑張れチビとしか言ってやれないが。

コメント (2)
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