徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

お袋の様子 3月28日

2010-03-29 05:50:12 | 認知症
昨日は、春物の服や下着を持って、
お袋の施設に行ってきた。
2週間ぶり?
久しぶりの対面であったが、
一応私の顔は覚えていた。
私が自分の子どもと言うことも解った様子だったが。
しかし、会話がほとんど成立しない。
お袋の中で、言いたい言葉が、ちゃんと出てこないと言う感じ。
基本は、私が来たことで、「これで帰れる!」
だから、「さあ行きましょう!」
お袋の中で生じた希望?
そこからスタートする言葉。
しかし、私には何を言っているのかよくわからない。
部屋で、ソファに座って、テレビを見ながら会話をするが、
かみ合わない。
「行かないの?」
「まだ?」
「どうなの?」
「だめなの?」
主語や目的語がないので何を言いたいかわからない。
「それじゃあ、私死んじゃうよ」
「もう行くよ」
つけたテレビに登場する人物に当たって、
悪態をついて、
部屋を出て行く。
1回はヘルパーさんと一緒に戻ってきた。
部屋を出て行ったので、
お袋の新しい服や下着を整理しているところへ戻ってくる。
ありがとうと言って喜ぶが、
でも、今から帰るから、服をボックスに入れなくてもいいよと言いだす。
その後、色々似たような会話をして怒って部屋を出て行く。
でも、すぐ戻ってきて、
怒っていた様子から一変。
「おなか空いていない?」
「まだご飯私食べていない。」
どうも、食べに行けばそのまま帰れると思うのか?
盛んに食べに行きたい様子。
行かないよと言うと、さっきの状況に戻る。
部屋を出ようとして上手くカギがかからなかったりして怒っている。
でも別の話を振ると、話には乗ってくる。
感情の起伏も激しい。
拗ねた演技か?
そう思わせるほど、
ころころ変わる様子。
あんまりかみ合わない会話と、
そのうち、「あんたなんか知らない?」
「知らない人が勝手に部屋に入ってきて、気持ち悪い」
と言い出したのを機に、それじゃあ帰るよと部屋を出る。
食堂で、ヘルパーさんと会話しているところへ、お袋がやってくる。
私の顔を見ようともしない。
怒っている様子。
ヘルパーさんが気を使って、おだてたり、
お袋のお手玉を使って、お袋の気を紛らわす。
お袋もお手玉をやって見せて、
おだてられて機嫌が少しずつ戻る。
そうして気をそらせて下さっているすきに帰って来た。
ヘルパーさんも仕事とはいえ、
大変だ。
しばらく行っていないのは事実だが、
一度も来てくれないじゃないと言われるのが若干つらい。
小がないけれどね。
コメント (2)
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