徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

ボーカルのお話

2010-03-31 05:24:50 | 本・映画・音楽
いよいよ期末に向けラストスパート。
異動の慌ただしさの前に、
期末の慌ただしさ。
決算報告もあるし、
引き継ぎも作らなければいけないし、
忙しい日々は続く。
さて、先日ガストで流れるビートルズの話を書いた気がする。
最近はじっくり音楽を聴く余裕がないが、
昔から思い出の曲と言うものは沢山ある。

そこで思い出したこと。
初めて買ったレコードは「狼少年ケン」のソノシート。
しかし、これは私が幼稚園の頃。
正確には買ってもらった事。
自分で買った初めてのレコードは、
シカゴの「クエスチョンズ67/68」


そしてその後、
カーペンターズのスーパースターのシングルを買おうとした時、
兄貴からアルバムにしろと言われ、
アルバムを買ったところ、
アルバムの中には、他にも素晴らしい曲があり、
以後、色々なアルバムを買うと、
アルバムの中で、私の中では一番いい曲が、
必ずしもシングルになっていないことが判明。
これがずっと謎だった。
いい曲と売れる曲が、
おそらくレコード会社の判断は違うのだろうが、
若かった私には理解できなかった。

もっと、言えば、小学生のころはグループサウンズ全盛。
それこそ、ショーケンやらジュリーやら、
アイドルと言われる人が目白押しだった。
その後も海外のバンドを知り、
ローリングストーンズ、ビートルズ、
エマーソン・レイク&パーマー。
その頃私が思っていたのは、
楽器を弾けない情けない奴がボーカルを務める。
ずっと思っていた。
他に何もできないから、仕方なく歌を歌っている。
例えば、ビートルズはみんな演奏しながら歌っている。
ELPは全員、見せる、聴かせる、魅せる。
私の中では最高のバンド。
だから、ミック ジャガーは下っ端?
楽器が弾けない。
歌うしか能がない。
そう思っていた。
しかし、成長してだんだん世の中が解ってくると、
ボーカルの難しさ。
大変さ。
奥の深さ。
楽器の上手い下手より、ボーカルの上手い下手の方が大切。
そんな当たり前の事が後から解った思い出。
昔はテレビで歌が下手な人間が出てこなかった。
ほんの一部の人間、
某近藤さん、某田原さん。くらい?
歌手は、ボーカルは、上手いのが当たり前だったから、
みんな上手いと思っていた。
自分も上手いと勝手に思っていた。
そうではないことに気がついた時、
ボーカルの価値に気がついた。
そんなことを思い出した。

コメント
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