徒然雑感 by おとぼけの父上

R中学のソフトテニスコーチ、エスパルスの応援、その他何でも、日々の雑感を記録していきます。

男の甲斐性?腕の見せ所?

2019-01-10 11:27:51 | その他
今回読み終わった四季シリーズ4冊。西奈図書館には、春夏秋の3冊は置いてあったが、冬がなく、それがずっと引っ掛かっていた。この間のブログにも書いた気がするが、その冬が置いてある図書館へ借りに行った時が、喜びのピークだった。もう10年以上たっていたので、もう一度春から読み直し、その面白さに感動し、さあ、冬を読んだら、この幸せは絶頂に達すると思ったのだが・・・・結果的にはこの4冊の中では、冬が一番残念だった。人生ってやっぱり、こんなものかも。


昔、
こういう話を持ち出すことがジジイになった証拠だが、
昔の記憶がふと甦ることがある。
何をきっかけにそれが起こったかも
思い出せないことが、
これまたジジイの証明だが。

何かの番組を見たのか?
雑誌の特集だったのか?

カップルへのアンケートで、
彼氏をかっこいいと思う瞬間は何?
という質問で、

1位ではなかった気がするが、2位?3位?位の順位で、
「抜け道を知っていたとき!」
というものがあった。
首都圏、では、主要幹線道路は渋滞もひどく、
中々目的地が遠いケースも多い。
そこで、彼氏が、
こんなところ曲がって大丈夫?
こんな狭い道通れるの?
クネクネ通って、今どこ走っているか解ってる?
というところから、突然目的地周辺だったり、
目的地まで後少し!
ということが判明する瞬間。
スリル!
スピード!
サスペンス?
その意外性が評価の対象なのか?
大体はそういう道のほとんどが、
タクシーの運転手経由で広まるのだが、
静岡のような田舎では、同系統の道があっても、
まず、東京等の絶望的渋滞は少なく、
高いビル等で視界が遮られ、
先が見えない道路も少ないし、
何より、住宅密集地をクネクネと横たわる、
迷路のような道は少ない。
あるにはあっても、
そこが抜け道になるような、メリッとのある道はほとんど無い。
そんな道を通るくらいなら、
もっと広い道はいくらでもある。
要するに、抜け道の条件には、
迷路のような、曲がりくねった道ゆえの、
到達点が予測不能であることも、
大きな感動の理由なのだろう。
目的地が最初は右であったはずなのに、
クネクネと曲がるうちに、イメージは目的地から遠ざかっていない?
という危惧が出てきた頃、
最終的に正解だったという驚き。
これが彼氏の腕の見せ所である。

ただ、抜け道はイコール近道ではなく、
あくまでも渋滞を前提とした、
渋滞に嵌まる時と比べて、早く着くだけで、
近いわけではないことが多い?

そんな記憶でした。

さて、今年の目標である年間読書100冊。
今年度、7冊目です。
森博嗣 四季 冬 評価は2

これまで読んだ7冊中、評価をつけたのは、
イデアの影 1
四季 春 3.5
四季 夏 4
四季 秋 5
そして今回
四季 冬 2

意識的にバラした所もあるけれど、
良い感じでバラけてくれた。同じシリーズなのに、
評価がこれだけバラけるところが、
森博嗣さんのすごいところでもある。
コメント
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