私は、ソフトテニスのコーチと名乗るのも本当はどうかと思う存在であるのですが、取り敢えずそれは置いておくとして、普段から少し思っているのですが、県大会に行く度に強く思うのが、伝統校?は何故、いつもいつも良い選手が育つのか?ということ。もちろん、その地域にある、クラブチームの存在が大きな役割を果たしているのですが、それでも、そこに良い選手がいるのが当たり前ではないはずで、そういう選手が、その学校に入りたいと集まるからなのでしょうか?
さて、本日、浜松の花川運動公園テニスコートに於いて、
個人戦の県大会が行われました。
大会名が、いつも良く判らないのですが、
静岡県ソフトテニス連盟のHPには、
第23回静岡県中学校対抗 ソフトテニス大会 YONEX CUP
と書いてあるのですが、
そもそも、この大会の静岡市予選では、
大会名が、
第54回静岡市「体育の日」記念ソフトテニス大会となっており、
YONEX CUPの文字がどこにもありません。
まあ、これもどうでも良い話の類ですが。
さて、本題です。
R中からは1ペアが参加した県大会。
結果から書けば、浜岡中に0-4で敗戦となりました。
静岡県の勢力図としては、
昔から、西部地区がやや優勢。
東部がそこに対抗できる力があり、中部がやや落ちる。
そんな状況なのですが、今年はそこに輪をかけて、
中部地区の低迷が顕著でした。
中部地区からも32ペアが出場したのですが、
県大会結果、http://www.soft-tennis.com/shizuoka/left/l04_junior/data/20191116_Yonex_Final_kozin.pdf
1回戦が32試合行われる中、
そのうち20試合の中部地区チームが入り、
勝ったのは、
静岡南中 大橋・三浦ペア、
青島中(あおじまちゅう)林・鈴木ペア、
清水2中 深津・酒井ペア、
相良中(さがらちゅう)佐野・鈴木ペア、
の4ペア。
その後の2回戦を突破したのは、
清水飯田中 長澤・白鳥ペア、
榛原中 照井・古川ペア、
3回戦を勝ち抜いたペアはいませんでした。
見逃していたらごめんなさい。
当然中部地区からも、
過去には強いペアが県で活躍したことはありますが、
今年は中部地区にとっては試練の年でした。
どこまで巻き返しが出来るかというところです。
R中ペアは、過去も含めて、
県大会個人戦でまだ未勝利です。
今年こそはとは思っておりましたが、
今年も厚い壁に跳ね返されてしまいました。
県大会経験者に言わせれば当たり前のことなのですが、
試合をするに当たり、相手とのラリーでは、
まずミスをしないという前提があり、
そこから、相手の強いストロークを、
いかに前衛に引っ掛けずに返せるか?
相手どう揺さぶるか?どうやってミスをさせるか?
1球1球の威力をどう上げるのか?どう保つのか?
強弱、前後左右、前衛アタック、苦手なのは何処か?
相手の連携をどう崩すのか?
まあ、文章に書くと仰々しいのですが、
選手は試合中、意識せずとも、どうやったら勝てるか?
それを考えるに当たり、
私が書く薄っぺらな内容を常に意識している訳で、
それを考える力と、
実現できる技術と、
不調でも劣勢でもそれを跳ね返す精神力。
いわゆる「心技体」を磨いている選手が、
この場に立つ資格を手にする訳です。
中部地区?
いやいや、R中には、
そこがまだまだ不足しているということでした。
来年またこの場にたどり着いて、
悲願の1勝が出来るように頑張って欲しいものですし、
それに少しでもお手伝いできればと改めて思いました。
最後に結果は、
女子の部【優勝】 溝上・永井 (磐田豊田中学校) | 女子の部【2位】 大橋・加藤 (磐田豊田中学校) | 女子の部【3位】 田畑・吉川 (浜北北部中学校) | 女子の部【4位】 江間・二藤 (韮山中学校) |