わが家のツインNが結婚して以来、嫁ぎ先のお父様から、毎年、新茶と新玉ねぎを頂きます。この新玉ねぎは炒め物に使うことが多いのですが、ずっとやりたかった料理、玉ねぎの丸ごと1個使うコンソメスープを作りました。まあ、コンソメスープの素を使って煮るだけなので料理と自慢できるものではありません。写真を撮り忘れたので、証拠はありません。
6月4日のブログでホンの少し触れた、
いやいや触れたと言うのもどうかと思うくらい、
名前が出ただけの本。
「みつばの郵便屋さん」小野寺史宜さんの小説があります。
ミステリー大好きな私ですが、
この本には謎解きはありません。
というよりは、新潮社の本のジャンル一覧に照らせば、
一応?文芸作品に当たるのでしょうか?
私的には一般の方がブログなんかに認める(したためる)、
日常に起こった出来事的な、たわいもないお話が繰り広げられます。
ただ、その雰囲気?
此の本を読みながら感じるテイストが、私にとって最高に心地よい。
主人公の秋宏くんは、小説のなかで描写される、
顔も、雰囲気も、言動も、職業も、
何もかも自分とは違うのに、何故か自分と重なってしまう。
お客様に対する姿勢は、自分ととっても似ている。
まあ、私を知っている人が読んで、私を思い浮かべれば、
全然違うじゃん!
って、絶対言われるでしょうが。
これまで、誰かにお薦めの本有る?って聞かれたら、
大澤在昌さんやら森博嗣さん、原遼さん、堂場舜一さんを、
絶対薦めますし、それは今でも変わりませんが、
そこに、このみつばの郵便屋さんを加えたいです。
ただ、内容的に盛り上がりは全くありません。
(もちろんまだ2冊しか読んでいませんから曖昧ですが)
でも、読んで間違いなくホンワカできます。
これも私だけかもしれませんが。
こういう出会いがあるから、図書館通いはやめられません。