昨日は台風の影響で朝から雨でしたが、午後になると雨もやみ、外出する気持ちが芽生えたので、食材の買い物に行って来ました。土日は休み。月曜日は会社を休み口腔外科で根元しかない歯を抜く予定。血が固まり難くなる薬を飲んでいるので、翌日も出血が止まらないと困るので、火曜日も休みを頂きました。血が止まってくれると良いのですが。
巷で、Niziuの事がどれくらい話題になり、
どれくらい盛り上がっているのかが、
私には全く判りませんが、
今回のオーディションについては、
YOUTUBEで結構しっかり見ました。
と言うことでその感想と言うか、
想ったことを書きたいのですが、
別に誰が可愛いとか、
誰の歌やダンスが上手いとか、
そういうことを書きたい訳ではありません。
私は、コーチとしてのスキルは恥ずかしいほど無く、
毎回書いているように、コーチと名乗るのも烏滸がましいのですが、
そうは言っても立場は一応コーチ。
部員からもその父兄からも、
コーチとか、時には誤って先生とか呼ばれるので、
臆面もなく、書きたいことがあります。
(恥ずかしがったり遠慮したりするようすがない。ずうずうしいまでに堂々としている。「この前あんな失態を演じたのに、またまた臆面もなく出席してくるとは」)
このNiziuのオーディション番組は、
ひとつは女の子のサクセスストーリーであり、成長の物語です。
これは、視聴者側からの感想です。
一方逆に製作者側から言えば、
ドラマチックに売り出すための、興味を煽る演出のオンパレード。
別に批判するつもりもありませんし、
実際に乗せられている私もいます。
ただ、前にどこかで書いた気もしますが、
コーチの視線で観たときに、
この番組は指導マニュアルの宝庫でもあります。
誉めて叱る。
いや、叱るというよりは指摘する。
出来ていないポイントを教えてあげ、
そこを直せば良くなる。
本来指導者があるべき姿がそこにあります。
前に何回か書いた記憶もありますが、
選手が、部下が、出来ていないところを見た時に、
怒鳴る!喚く!叩く!?怒る!
指導者のストレス発散の様に、
または相手を傷つけることが主目的であるような。
そんな指導者がどれくらいいるのか?
見ていると、指導と言うよりは、ネチネチ、ネチネチ。
私は部活の指導者なので、基本的に部活の話にはなりますが、
あんなふうな指導では、
自分がやっているスポーツが嫌いになるのでは?
見ている私が心配になるほど。
良い指導者と言われている人でも例外ではありません。
そういう現状からみても、
パク ジニョンさんの指導は本当に素晴らしく感じます。
まず、何より、相手を見抜く目が素晴らしく的確で、
言葉に温かみがあります。
集団で行う中で、
一人一人のパフォーマンスをしっかり見ていることは、
もう驚異的です。
我々と言うより、私は、
1試合、その選手二人しか見ていないのに、
何故にあんなチープな指導しかできないのか?
我ながら情けなく思います。
選手に努力を要求するのであれば、
指導者も努力が必要ですよね。
正直、私が知る限り、謙虚さのある指導者は少ないです。
有力校の指導者ほど、謙虚さがありません。
ああいう指導者が、
選手に謙虚さを指導するハズもありません。
スポーツが人間を育てるはずなのですが、
部活は教育の一環のはずなのですが。
しっかり人間形成の手助けが出来る
そういう指導者が増えて欲しいものです。